保育園でも、遠足や運動会といったイベントのときはお弁当が必要になることがありますよね。お弁当作りに慣れていないママは、メニューや作り方に悩むこともあるかもしれません。そこで今回は、電子レンジで加熱するだけの卵焼きや、ビニール袋で材料を混ぜ合わせるだけのハンバーグなど、簡単に美味しく作れる保育園のお弁当レシピをご紹介します。お弁当作りのポイントや注意点についても参考にしてみてくださいね。
保育園のお弁当作りのポイントは?
遠足や運動会のようなイベントでお弁当を食べるときは、普段と違った環境にワクワクする子もいれば、緊張する子もいます。楽しい気持ちでお弁当を食べられるように、子供が好きな食べ物を入れて、限られた時間内で食べきれるように少なめの量を意識して作りましょう。
おにぎりやおかずを一口大にしたり、手でつかみやすいようにピックを刺したり、子供が食べやすいように工夫してくださいね。
保育園のお弁当のおすすめレシピ
ここでは、保育園児におすすめのお弁当レシピを一品ずつ詳しくご説明します。
2色おにぎり
材料
- 1鮭は茹でてほぐす
- 2枝豆は茹でて薄皮を取り除き細かく刻む
- 3チーズは細かく刻む
- 4ごはんを2等分し、それぞれAとBを加えて混ぜる
- 54をラップに包み、それぞれ一口大に丸くにぎる
鮭フレークや冷凍枝豆を使えば、より簡単に2色おにぎりを作ることができます。最後に海苔を巻いたり、海苔パンチを使って顔をつけたりしてもいいですね。
チーズ海苔巻き
材料
- 1スライスチーズは冷蔵庫から出し、室温でやわらかくしておく
- 21の上に海苔を置き、くるくる巻いて食べやすい大きさに切る
チーズを海苔で巻くだけの簡単レシピ。くるくるうずまきがお弁当に彩りを添えてくれますよ。チーズは冷たいまま巻くとヒビが入りやすくなるので、室温で戻すのがポイントです。
カボチャの塩麹蒸し
材料
- 1かぼちゃは一口大に切る
- 2耐熱容器に1、レーズン、塩麹、水を入れ、ふんわりとラップをかけて、かぼちゃが柔らかくなるまで電子レンジで1分半程度加熱する
材料を全て耐熱容器に入れて、電子レンジでチンするだけ。冷凍かぼちゃでもOKです。火を使わず、忙しい朝でも簡単にできるメニューは助かりますよね。甘じょっぱい味で食が進みますよ。
はんぺんバーグ
材料
- 1材料をすべてビニール袋に入れてこねる
- 21を食べやすい大きさに成形する
- 32の両面をフライパンで焼く
柔らかくてふわふわのハンバーグは子供に人気のメニュー。手作りするのは大変に感じますが、材料をビニール袋に入れてこねるだけなので意外と簡単に作れますよ。こねるときは子供に手伝ってもらってもいいですね。
ミニトマトとうずらのカラフル串
材料
- 1ミニトマトのヘタを取る
- 2うずら卵は半分にカットして、目の部分に楊枝で穴をあけ、黒ゴマをつける
- 31と2にピックを刺して串にする
ミニトマトにうずら卵の頭をのせて、ゴマで目をつければこんなにキュート。お弁当箱を開けた瞬間、笑顔になりそうですね。
電子レンジで卵焼き
材料
- 1卵を割りほぐし、材料をすべて混ぜ合わせる
- 21の卵液を小さめのタッパーに入れて、ラップをふんわりかけて電子レンジで1分程度加熱する
- 32を食べやすい大きさにカットする
お弁当に欠かせない卵焼きも、電子レンジで時短調理。材料を混ぜ合わせて、小さめの容器に入れて電子レンジでチンするだけで出来上がります。余り野菜やツナ、チーズなどを入れてアレンジを楽しんでくださいね。
まぐろの竜田焼き
材料
- 1Aを混ぜ合わせてタレを作る
- 2まぐろを1に浸しておく
- 32に片栗粉をまぶし、フライパンで両面をこんがりと焼く
お刺身の残りを活用しましょう。前の日からタレに浸しておけば、朝は片栗粉をまぶして焼くだけ。油を多めにひいて、揚げ焼きにしても美味しいですよ。
アスパラのおかか和え
材料
- 1アスパラガスは茹でる
- 2醤油、砂糖、鰹節を混ぜ合わせる
- 31と2をあえる
アスパラが美味しい時期におすすめのレシピです。和風の味付けで食べやすいですよ。鮮やかなグリーンがあると、食も進みそうですね。
保育園のお弁当を作るときの注意点は?
お弁当に入れるおかずは、しっかり火を通し、冷ましてから詰めましょう。
また、水分があると傷みやすいので、汁気のあるおかずや野菜は、キッチンペーパーなどでよく水気を拭きとってから詰めてくださいね。できるだけ生野菜は入れず、加熱した野菜を入れるのがおすすめです。
雑菌対策として、市販の抗菌バラン・シートなどを使うとより安心ですよ。
保育園のお弁当作りに便利なグッズは?
お弁当におかずやごはんをバランス良く詰めたつもりでも、彩り良く仕上げるのは難しいですよね。そんなときには、カラフルなピックやおかずカップ、バランなどが活躍します。
また、海苔カッターでおにぎりに顔を描いてあげたり、キャラクターのおにぎりラップで包んだりするのもおすすめですよ。子供が楽しい気分でお弁当タイムを過ごせるよう、工夫してみてくださいね。
ただし、年齢が低い子供にはピックは危ないので、お弁当をママやパパと離れて食べる場合には使わないようにしましょう。
保育園のお弁当は簡単で美味しいものを
凝ったキャラ弁も可愛いですが、あまりこだわりすぎるとお弁当作りがストレスになってしまいます。
お弁当を作るときは、前日までにできる下ごしらえはやっておく、電子レンジを活用するなどして、簡単にお弁当作りができるように工夫しましょう。どんなおかずを作ったのか、どのくらい食べられたかなど、メモや写真に残しておくと、お弁当作りの参考になりますよ。
忙しいときには、市販の下ごしらえ済み食材や冷凍食品などもうまく取り入れながら、お弁当作りを楽しめるといいですね。