保育園では普段は給食を食べることがほとんどですが、遠足のときは、お弁当を持っていく園もありますよね。子供は「ママのお弁当が食べられる」と、ワクワクしているはず。でも、ママは何を作ったらいいのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、保育園の遠足にぴったりのお弁当レシピを8つご紹介します。作り方のポイントと注意点についても、あわせて参考にしてみてくださいね。
保育園の遠足のお弁当を作るポイントは?
保育園の遠足では、お昼休憩の時間が限られています。子供は、「早くお弁当を食べて友達と遊びたい」と思うことも。そこで、遠足のお弁当は、子供が無理なく食べきれるサイズや量を重視することがポイントです。
ごはんは手でつかんで食べられるおにぎりやのり巻きにしたり、おかずは一口サイズにカットしてあげたりすると、子供が食べやすいですよ。
保育園遠足のお弁当のおすすめレシピ
ここでは、保育園の遠足にぴったりのお弁当レシピを一品ずつ詳しくご紹介します。
まっくろくろすけおにぎり
材料
- 1ごはんにお好みのふりかけを混ぜこみ、一口サイズに丸める
- 2のりを1の全面に巻き、ラップで包んでなじませる
- 3チーズは直径2cm、のりは直径5mmの円に切り抜き、重ねて目玉をつくる
- 43をおにぎりに貼りつけて完成
お弁当箱を開けた瞬間、「かわいい!」と子供が喜んでくれそうですね。チーズは、太いストローか爪楊枝を使うと簡単にくり抜くことができますよ。
カニカマのり巻き
材料
- 1のりの下半分に、ごはんを薄く敷き、上に薄くマヨネーズをぬる
- 21のごはんの真ん中にカニカマ、細く切ったきゅうりを乗せ、巻きすできつく巻く
- 32をしばらく置き、なじませ、食べやすい大きさに切る
ごはんを使ったメニューは、のり巻きもおすすめ。具に卵焼きや魚肉ソーセージを入れると、さらに彩りがよくなりますよ。
枝豆とじゃがいものおやき
材料
- 1じゃがいもは、柔らかく茹で、マッシュする
- 2ボウルに1とすべての材料を入れ、よく混ぜ合わせる
- 3熱したフライパンに薄く油をひき、2を一口大にスプーンで落とし入れ、焼き目がつくように焼く
パクッとつまめて、腹もちが良いメニューです。バターで焼いて味をつけても◎。遠足でいっぱい歩くと汗をかくので、枝豆で鉄分を摂れるのはうれしいですね。
たまご兄弟
材料
- 1うずらたまごで、ゆで卵を作る
- 2のりを顔の形にカットして、1に乗せる
子供が思わず笑顔になりそうなおかずですね。目や口の形を工夫すれば、色々な表情が作れますよ。カラフルなピックを刺すと、さらにポップな雰囲気になります。
ハムフラワー
材料
- 1にんじんを細長の一口サイズに切り、茹でる(※1)
- 2ハムの真ん中あたりに縦に(8~10本程度)切り目を入れて半分におる
- 32をにんじんに巻いて、巻き終わりをピックで止める
- 1耐熱容器ににんじんを入れ、スプーン1杯の水をふりかけて電子レンジで加熱しても
縦にしてお弁当箱に入れると、まるでお花が咲いているよう。にんじんをレンジで蒸すとき、コンソメを少し加えるとさらに美味しくなりますよ。
かぼちゃのバター焼き
材料
- 1かぼちゃは5mmの薄さにスライスし、耐熱容器に入れ電子レンジで1分程度加熱する
- 2熱したフライパンにバターを溶かし、1を焼き目がつくように焼く
かぼちゃは厚すぎるとモソモソするので、薄く切ってあげましょう。フライパンで焼く前に電子レンジで加熱することで、子供でも食べやすいやわらかさになりますよ。
チーズ餃子
材料
- 1餃子の皮にベビーチーズの半量を包み、皮のふちに水をつけしっかり留める
- 2フライパンに多めの油を入れ、2を揚げ焼きにする
スライスチーズだと焼いたときに溶け出してしまうので、ベビーチーズを使うのがポイント。カラッと揚げれば冷めても油っぽくならず、美味しく食べられますよ。
簡単キッシュ
材料
- 1ほうれん草、ミニトマト、ウィンナーは1cm程度の大きさに切る
- 2ボウルに(A)を入れ混ぜ合わせる
- 3お弁当用のシリコンカップに2を流しいれ、上に1を乗せる
- 43を電子レンジで約3分加熱する
食材を切って混ぜて加熱するだけで、カラフルなキッシュのできあがり。お弁当箱がパッと明るくなりますよ。箸でつまんで食べやすいように1/4の大きさに切って入れてもいいですね。
保育園の遠足のお弁当作りの注意点は?
お弁当を作るときは、食中毒を防ぐため、食材にしっかり火を通し、冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。暑い日は、きゅうりやハムも電子レンジを使って加熱してから調理すると安心です。
水分があると傷みやすいので、汁気のあるおかずは、キッチンペーパーでよく水気を拭いてから入れてくださいね。シリコンカップを使うと、汁こぼれや味移りを防ぐことができますよ。
雑菌の繁殖を防ぐため、市販の抗菌シートやバランを活用するのもおすすめです。
保育園遠足のお弁当を作るときに便利なグッズは?
子供が楽しみにしている遠足のお弁当、せっかくならカラフルに仕上げたいですよね。「おかずの色味が全体的に少ないかな?」と感じるときには、ピックやシリコンカップ、バランなど市販のアイテムが大活躍しますよ。
おにぎり型を使うと、動物や乗り物といった形のおにぎりが簡単に出来上がりますよ。かわいいデザインやキャラクターが描かれたおにぎりラップを使うのもおすすめです。
保育園の遠足のお弁当は子供が好きなものを
子供にとって遠足の日は朝からワクワクするもの。でも、ママはいつも通り仕事があることがほとんどですよね。遠足当日の朝にバタバタしないために、前日に野菜をカットして茹でる、海苔をカットして冷蔵庫で保存しておくといったように、準備を済ませておくと安心ですよ。
今回ご紹介したレシピを参考に、子供が好きな食材を使って美味しいお弁当を作ってあげてくださいね。