離乳食の米粉・上新粉はいつからOK?
- 初期
- 生後5・6ヶ月頃
- 中期
- 生後7・8ヶ月頃
- 後期
- 生後9・10ヶ月頃
米粉や上新粉は、主に「うるち米」から作られていて、消化吸収がよいため離乳食初期から与えられます。主に、離乳食初期のおかゆ代わり、汁物のとろみづけ、小麦粉のかわりとして使えますよ。
商品によっては、米粉を「もち米」で作っているもの、「もち米」と「うるち米」をブレンドしているものがあります。調理すると粘り気や弾力があり、のどに詰まる可能性があるので、「もち米」を使っている米粉は離乳食期には向いていません。
離乳食に使う場合は「うるち米」で作られた米粉を選びましょう。
米粉や上新粉の原料となる「米」は、アレルギー症状を引き起こしやすい「特定原材料等28品目」に含まれませんが、小児期の5大アレルゲンの一つといわれています(※1)。
アレルギーを起こす頻度は低いですが、与えるときは少量からはじめてください。
調理時に気をつけることは?
離乳食初期は、米粉や上新粉に水を加えて煮込み、裏ごし不要のおかゆにすると楽ですよ。中期からはスープなどのとろみづけとして使い、後期からは小麦粉の代わりとして使えます。
離乳食後期で、米粉や上新粉から蒸しパンやパンケーキを作る場合、小麦粉とは材料量が異なる場合があります。下記のように米粉(上新粉)用のレシピを参考にしてくださいね。
小麦粉と比べて少しモチモチした食感になりやすいので、はじめは小さくちぎり、大人が近くで見守りながら食べさせるようにしましょう。
▼米粉・上新粉を使ったレシピはこちら