この記事では、離乳食完了期におすすめの手作りおやつのレシピを紹介します。
3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食完了期の「おやつ」ってどんなもの?
離乳食完了期のおやつは、食事で足りない分を補う役割があり、「補食」とも呼ばれています。
主におにぎりやパンなど軽食のようなものがおすすめです。ときには、果物やゼリーなどデザートのようなおやつで、気分転換させてあげるのも良いでしょう。
ベビー用の市販のお菓子を与えても良いですが、食べさせすぎないように気をつけてください。
おやつの回数は、1日3回の食事に加えて1〜2回が目安です。1日に必要なエネルギーの1割程度になるようにしましょう。
離乳食完了期のおやつはいつあげる?
離乳食完了期におやつを食べるときは、食事の前後1~2時間あけるようにしてください。
例えば、以下のようなタイミングです。
● 朝食を7~8時、昼食を12時にとる場合:1回目のおやつを10時頃に
● 昼食を12時、夕食を18~19時にとる場合:2回目のおやつを15時頃に
上記を目安に、次の食事に響かない時間帯にしましょう。
軽食におすすめの手作りおやつレシピ
米粉のシンプル蒸しパン
材料(3個分)
- 1すべての材料をボウルに入れてスプーンでよく混ぜ合わせる。
- 2型に入れて、強火で10分程度蒸す。
米粉の甘味が感じられる、しみじみと美味しい蒸しパンです。ママの朝食やおやつにもおすすめですよ。果物や野菜のペーストなどを加えてアレンジを楽しんでくださいね。
フレンチトースト
材料(1食分)
- 1牛乳、溶き卵、てんさい糖をよく混ぜ合わせる。
- 2食パンの耳を切り落として、適当な大きさに切り、1によくひたす。
- 3フライパンにバターを溶かし、2を両面に焼き色がつくまで焼く(※)。
- 卵が半熟にならないようにしっかり加熱しましょう。
休日のブランチにおすすめのフレンチトースト。牛乳とてんさい糖を混ぜ合わせた卵液に前の晩から浸しておけば、中までしっとり美味しくなりますよ。
きなこボーロ
材料(1食分)
- 1材料をすべて混ぜ、耳たぶくらいのやわらかさにする。
- 21を小さく丸め、アルミホイルを敷いたトースターで5分程度加熱する。
- ごまは、まれにアレルギー反応が出る場合があります。食べさせるときは注意しましょう。
黒ごまときなこの香ばしさがたまらない、きなこボーロ。外カリッ、中ふわっとした食感は手作りならではの美味しさ。材料をすべて混ぜたら成形するだけ。小さいほどカリッと仕上がります。
デザートにもおすすめの手作りおやつレシピ
牛乳寒天いちごソース
材料(3食分)
- 1小鍋に水を入れ沸騰させる。
- 21に寒天を入れ、完全に溶けるまでゴムベラなどで混ぜ合わせながら加熱する。
- 32に牛乳を加え、さらに加熱する。
- 43の粗熱が取れたら、容器やバットに入れて、冷やし固める。
- 54が固まったら食べやすい大きさにカットして、上からいちご(きざんだいちごをつぶして裏ごしする)をかける。
- いちごを初めて食べる場合は、加熱してから与えると安心です。
程良いやわらかさの寒天スイーツ。旬のフルーツをペースト状にしたソースをかければ、見た目も鮮やかになりますよ。
牛乳かぼちゃプリン
材料(4個分)
- 1かぼちゃはやわらかくゆで、フォークの背などでつぶす。
- 21に牛乳、卵黄を入れ泡立て器でよく混ぜる。
- 32を4等分して、耐熱容器に流し入れる。
- 43を蒸し器に入れ、弱火で10分蒸したら、火を止めて3分程蒸らす。
- 54の粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
かぼちゃと牛乳の甘さを生かした、離乳食スイーツ。砂糖なしでも美味しく食べられるデザートは、赤ちゃんにも安心ですね。大人が食べるときはメープルシロップを垂らしても。
トマト寒天ゼリー
材料(1食分)
- 1トマトは湯むきして種を取り除き、細かくカットする。
- 2鍋にりんごジュースと寒天を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にし、寒天が溶け透き通るまで木べらで混ぜる。
- 31を2に入れて混ぜる。
- 43を型に流し入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす(※)。
- 甘味をつけたい場合は、3で砂糖を少量追加しましょう。
バナナのグリーンスムージー
材料(1食分)
- 1小松菜をさっとゆでる。
- 2材料をすべてブレンダーかミキサーで混ぜる(※)。
- 好みのフルーツや野菜を加えてアレンジしても。
- バナナ・りんごを初めて食べる場合は、加熱してから与えると安心です。
親子で楽しいおやつタイムを♡
今回紹介したレシピは、大人も美味しく食べられるおやつレシピです。一緒に「おいしいね」と会話しながら食べると、食べる意欲にも繋がりますよ。ぜひ、試してみてくださいね。
※ 赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※ 赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
※ レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、その時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。