赤ちゃんのお菓子といえば、「赤ちゃんせんべい」を思い浮かべるママも多いのではないでしょうか。赤ちゃんせんべいは、スーパーやドラッグストアのベビーフードコーナーで見かけるメジャーなお菓子ですが、いつから赤ちゃんに食べさせてもいいのか、どれくらい食べさせていいのか迷うこともありますよね。
今回は、赤ちゃんせんべいについて、食べさせる時期や量、簡単な手作りレシピをご紹介します。
赤ちゃんせんべいとは?
![せんべい 赤ちゃん](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2022/04/15171847/8f398e2c223d0bd40d3816be1a06cd35_1650043121-480x320.jpg)
赤ちゃんせんべいとは、1歳未満の赤ちゃんが食べられるように、原材料や味、硬さに配慮して作られたせんべいの俗称です。
一般的なせんべいは、硬くて塩分が多いですが、赤ちゃんせんべいは、柔らかくて口の中に含むとフワーっと溶けていきます。塩分もほとんどなく、少し甘みを感じるものもあります。
赤ちゃんせんべいの主な原材料は、米、砂糖、食塩、でん粉。商品やメーカーによって、カルシウムやオリゴ糖が配合されています。
なかには、「ベビーせんべい」として売られているものも。2枚ずつの個装が、8~12袋入っているものがほとんどです。
赤ちゃんせんべいはいつから食べられるの?
![赤ちゃん 口](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2017/12/18135929/fe880a06016e5d53eb92c117adc20588_1513605563-480x320.jpg)
市販の赤ちゃんせんべいは、生後6~7ヶ月頃から食べられるものがほとんどです。商品によっては、1歳を過ぎた幼児を対象としているものもあるので、パッケージをよくチェックするようにしましょう。
生後5ヶ月を過ぎて離乳食を開始すると、少しずつ、口に食べ物を含んで飲みこむことができるようになります。離乳食に慣れたタイミングで赤ちゃんせんべいを与えると、嚙んだり飲みこんだりする練習になりますよ。
赤ちゃんせんべいは、赤ちゃんの小さい手でも持ちやすいサイズなので、手づかみ食べの練習にもぴったりです。
赤ちゃんによっては、パッケージに表示されている対象月齢になっても、赤ちゃんせんべいを食べないこともあります。食感や味が好みでなかったり、まだうまく飲みこめなかったりすることもあるので、無理に食べさせないようにしましょう。
赤ちゃんせんべいはどれくらい食べさせてもいいの?
![赤ちゃん せんべい](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2022/04/15173623/c50edbf1867a8900cd3976aa7c501606_1650044175-480x337.jpg)
赤ちゃんせんべいは、あくまでもお菓子なので、食べさせすぎないようにしましょう。離乳食の間は母乳やミルクも飲んでいるので、十分な栄養がとれています。
赤ちゃんが欲しがるからといって、食事の合間に赤ちゃんせんべいをあげるのではなく、お出かけ先で小腹を満たすときやぐずっているときなどに少量あげるくらいが適切です。
2枚入りの赤ちゃんせんべいなら、1回に1袋で十分ですよ。
赤ちゃんせんべいにはどんな種類があるの?
赤ちゃんせんべいというと「ハイハイン」を思い浮かべるママも多いのではないでしょうか。ハイハインは、赤ちゃんせんべいの代表的なもので、食べやすい味と形が人気です。ほかにも様々な赤ちゃんせんべいがあるので、原材料や対象月齢をきちんとチェックして、赤ちゃんに合ったものを選びましょう。
亀田製菓 ハイハイン
![ハイハイン](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2017/10/16133132/06d29a4aeafbdf4845975b37b036fb0d_1518787887-320x320.jpg)
口に入れると唾液ですぐに溶ける、消化吸収しやすいせんべいです。植物性乳酸菌が含まれているのも嬉しいですね。着色料、保存料、香料不使用で、生後7ヶ月の赤ちゃんから食べられます。
- 税込価格
- 199円
- 内容量
- 53g(2枚×16個包装)
キユーピー 野菜入りソフトおせんべい
![要出典 キューピー 野菜入りソフトおせんべい](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2016/12/01141300/2af04cacd03cb0949e3039fea8b5795b_1480601579-135x215.jpg)
かぼちゃ、にんじん、ほうれん草が入った赤ちゃんせんべいです。野菜のやさしい味を感じることができます。生後7ヶ月から食べることができ、着色料、保存料、香料は不使用です。
- 税込価格
- 232円〜
- 内容量
- 2枚×6袋
赤ちゃんせんべいの手作りレシピは?
![電子レンジ](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2022/04/15175056/d3bd67df17226e1908e578838b7ccc1b_1650045050-480x315.jpg)
赤ちゃんせんべいは、自宅で手軽に作ることができます。材料がシンプルで余計なものが入っていないので、ぜひ試してみてくださいね。
赤ちゃんせんべいの手作りレシピ
1. 米粉100gとお湯80gを準備(米粉とお湯が5:4の量)
2. 米粉にお湯を少しずつ混ぜて、もちもちして柔らかくなるまでこねる
3. 赤ちゃんが食べやすい大きさに分け、15分程度蒸し器で蒸す
4. 蒸し終わったものをさらに小さく分け、せんべいの形にする
5. 数日間乾燥させる(乾くと半透明になる)
6. クッキングシートに食べる分だけ並べて、レンジ500wで1分~1分30秒ほど加熱する
7. 様子を見ながら30秒くらいでひっくり返し、焦げ目がつく前にレンジを止めれば完成
お好みで塩や砂糖をひとつまみ加えてもいいですが、素材の味そのままで食べさせると、赤ちゃんの味覚の発達に役立ちますよ。
赤ちゃんせんべいは食べすぎに注意しながら与えよう
赤ちゃん用のお菓子には、クッキーやビスケット、ボーロといったものもありますが、赤ちゃんせんべいは比較的カロリーが低く、糖分も少ないので、お菓子のなかではおすすめです。
ただし、赤ちゃんせんべいは原料が米なので、食べ過ぎると1日のカロリー摂取量が多くなってしまいます。食べさせる時期や食べさせ方に気をつけながら、上手に取り入れるようにしてくださいね。