子育てがしんどい…限界を感じたときの対処法って?

子育てはなかなか思うようにはいかないもの。そうとわかっていても、赤ちゃんを抱っこしても何時間も泣き止まず、子供に注意をしても同じことを何度も繰り返す…そんな状況が続けば、ママは精神的にも体力的にも参ってしまいますよね。そこで今回は、子育てがしんどいと感じるときの対処法や、考え方などについてご紹介します。

子育てがしんどいと感じる時期や状況とは?

ママ 産後 疲れ

子育ての悩みは、子供がいくつになっても何かしらあるものです。

たとえば、0~1歳では、夜泣きが続いて眠れなかったり、抱っこしていないと泣き止まなかったりで、自分のことが全く手につかず、イライラしてしまいがちです。

2~3歳では、なんでも嫌がるイヤイヤ期に悩み、気まぐれな態度にうんざりしてしまうことも。

4歳頃は、自己主張がさらに強くなり、反抗期のようになることもあります。

5歳以降では、「中間反抗期」や「思春期」などもあって、親に口答えをすることも増えてきます。

そんな子供の言動に対して、暴言を吐いてしまったり、パパにあたって喧嘩になってしまったりすることもしばしば。「本当はこんなこと言いたくないのに…」と、自分自身を責めてしまい、子育てにしんどさを感じてしまうママも多いようです。

子育てがしんどいときはどう考えればいい?

手 親子 ママ 子供

子育ては、子供によっぽどの助けが必要なときや、怪我につながるようなとき以外は、「好きにさせてみよう」と割り切ることや、「親が完璧を目指さない」という気持ちを持つことが大切です。

子供に対して「●歳だからできるはず」という親の期待が過度に伝わり、子供が反抗してしまうこともあります。

また、「ママなんだから、頑張らないと!」という気負いが、自分自身を追い込んでしまっていることもあります。

「まぁ良いか」「いつかできるようになるかな」と、楽な気持ちで過ごし、完璧にこなす方法よりも、どうしたら楽しくなるかを考えられると良いですね。

子供の生意気な言動にイライラしてしまうときは、「こんなことまで言えるようになって、成長したのね」と、成長の証として捉えるのがおすすめです。

子育てがしんどくて限界…対処法は?

女性 携帯電話 スマホ

考え方を変えてみてもしんどさを感じるときは、以下のような対処法を試してみてください。

子育て相談を活用する

住んでいる自治体によっては、子育てに関する相談室を設けているところもあります。児童館や地域の保育園で相談できることもあるので、電話やインターネットで確認してみましょう。

また以下のように、専門家による電話相談を無料で受け付けている企業や協会も多くあります。(通話料は別途かかることがあります。)

子育てに不安に感じたときや、子供への対応に迷ったときは、ぜひ活用してみてください。

 子育てホットライン ママさん110番(※1)

電話番号:03-3222-2120
相談時間:月~金曜 10~16時
運営:日本保育協会

 エンゼル110番(※2)

電話番号:0800-5555-110
相談時間:月~土曜 10~14時(日祝・年末年始除く)
運営:森乳コミュニケーション株式会社

 明治赤ちゃん相談室(※3)

電話番号:0570-025-192
相談時間:月~金曜 10~15時(第3火曜・年末年始除く)
運営:株式会社 明治

インターネットの掲示板で悩みを共有する

子育てでしんどいと感じるのは、悩みを分かち合える存在が側にいないという、孤独感も影響しています。そんなときは、子育てや育児に関するインターネット掲示板で、同じ悩みを抱えているママと気持ちを共有するだけでも、楽になることがあります。

ただしインターネット掲示板は、共感できるメリットもあれば、批判などを受けるデメリットもあります。悪質なサイトも存在するので、インターネット掲示板に書き込むときは、しっかり管理されているサイトを選ぶようにしましょう。

一時保育に預けてリフレッシュする

自治体や保育園・幼稚園で行っている「一時保育」に子供を預けて、数時間リフレッシュするのもおすすめです。

「自分が休むために幼い子供を預けるなんて…」と罪悪感を抱く人もいるかもしれませんが、ママにも休む時間や気分転換をする時間は必要です。自分の時間を持ったり、友達とお茶をしながら話したりするだけで、冷静になれ、気分がスッキリするものですよ。

パパにみてもらったり祖父母に預けたりして遊びに出かける

日頃、ママだけで育児をすることが多い場合は、休みの日にパパに子供をみてもらい、ママの自由時間を作ってみましょう。祖父母が近くに住んでいれば、祖父母にお願いしてみても良いですね。

祖父母が遠方に住んでいれば、子供と一緒に帰省するのも一つの方法です。自分以外に子供を見てくれる存在がいるだけで、ママの気持ちが楽になることもありますよ。

子供を抱きしめてみる

子供が理由もわからずにぐずっていたり、言うことを聞いてくれなかったりすると、頭に血が上って、つい大きな声で叱ってしまうこともありますよね。

そんなときこそ、子供をギュッと抱きしめるのが効果的といわれています。スキンシップをとることで、お互いの温もりを感じ、気持ちが穏やかになりますよ。

メリハリをつけてしんどくない子育てを!

ママになったからといって、初めから育児がスムーズにできるわけではありません。子供も親も、お互い意思を持つ人間です。簡単にはいかないのが当然ですよね。

だからこそ、うまく力を抜く方法を知り、ときには休むのが、子育てをしていくコツです。

親として見ていなければならない部分はしっかり押さえ、手を抜けるときは抜く。メリハリのある子育てを目指すことで、子供やママ、パパにとっても、楽しいと感じる時間が増えてきますよ。

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