アドラー心理学に学ぶ子育て!子供が「くじけない力」を身に付けるために親がするべきたった1つのこと

「課題の分離」を基本としたアドラー心理学は、子育てに役立つ実践的な考え方として定着しつつあります。今回は、より具体的な方法論である「アドラー博士が教える子供のくじけない心を育てる本」を題材にし、子供が「くじけない力」を身に付けるために親がするべきたった1つのことをご紹介します。幼少期に身に付けたい「くじけない心」は、親の接し方によって子供に身に付けさせることができるのです。

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「継続できない」「すぐに諦める」原因は失敗経験の仕方にある

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子供は途中でくじけて諦めてしまいやすく、些細なことでも自信をなくし、ガックリきてしまうものです。また、「こんな経験は二度としたくない」と思ってしまうと、失敗や間違いを恐れると、主体的に動けなくなってしまいます。著者である星一郎さんは、こうした問題の原因は2つあり、1つは「失敗経験の仕方」だとしています。不注意で失敗したら、「もう!何やっているの!ダメじゃないの!」。テストで悪い点をとってきたら、「勉強しなさいって言ったでしょう!」など、頭ごなしに、感情的に叱ってしまったことはありませんか?失敗経験を親に否定されながら育った子供は「どうせ自分はダメな子なんだ」と自信をなくし、継続する意欲を失くしてしまうのです。

「失敗経験をさせない親」も原因の一つ

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もう1つの原因は、「失敗経験をさせない親」にあるとしています。子育てに熱心な親御さんほど「失敗経験をさせない親」になりがちだとしています。「こうすればうまくいくよ」「この通りにしないと失敗するよ」とレールを敷かれた子供は、失敗経験ができません。そして、親の力が及ばなくなった受験や就職活動、仕事で失敗をしてしまうと、立ち直ることができなくなってしまいます。

くじけない心を身につけるためには、上手に失敗経験を積むことが大切。そのためには、親のサポートが必要

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幼い頃から上手に失敗経験を重ねると、失敗への対処方法を考える機会が多く、失敗を通じて成長し、くじけない心が身についていきます。しかしながら、失敗を自ら肯定的に捉えられる子供は多くありません。幼い子供でも、失敗やうまくいないことがあれば悲しい思いをして、がっかりするのは当然です。ですので、上手な失敗経験を子供がするためには、親のサポートが必要不可欠です。

まずは親自身が、つまずいたっていい、失敗したっていいと思うこと

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まず大切なのは、子供が「くじけない力」を身につけるためには、親自身が、失敗経験を成長のチャンスと捉え、つまずいてもいい、失敗していいという考えを持ちながら、子供に接することです。親御さんの中には、「失敗や挫折はいけないこと」だと考えている方も多いのではないでしょうか?

「いい成績をとって、いい学校へ行き、いい会社へ行く」ことが良しとされ、そのために「失敗や挫折をしない」ようにレールが敷かれ、失敗をすれば怒られる。

親になってからも、もしかしたら「少しでもいい母親になり、良い子供に育てなさい」というプレッシャーに耐えている方もたくさんいるかもしれませんね。子供の頃に自分が受けた教育やしつけ、考え方は体に染み込み、その結果、自分の子供の失敗が気になり、極力失敗しないようにレールを敷いてあげたいと思うことは自然な行動です。まずは親御さん自身が子供の失敗を肯定的に捉え直すことが必要であると、本書は説いています。

「失敗体験における親の一言」で「立ち直る意欲」が湧き「くじけない心」が身につく

本書では、親が子供にあげられる最高のプレゼントは「くじけない心」だとしています。素敵な言葉ですよね。子供がくじけない心を身につけるためにはどういう言葉を掛ければいいか、具体的なシーンごとに説明してくれています。子供が物を壊した時。テストで悪い点をとった時。意地悪をされてへこんでいる時。ズル休みをした時。様々なシーンにおいて、子供にどのように接すれば良いかをわかりやすく説明している本書は、子供にくじけない心をプレゼントすることだけでなく、子育てにおける親と子供の関係を改善してくれる効果もありそうですね。

もっと詳しく知りたいという方には、「アドラー博士が教える子供のくじけない心を育てる本」をぜひ読んでみてくださいね。

アドラー  星一郎 子どものくじけない心を育てる本

「アドラー博士が教える子どもの「くじけない心」を育てる本(青春文庫) 」

●税込価格:679円

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