幼稚園の夏休みはいつからいつまで?預けられない期間のおすすめの過ごし方

幼稚園には、夏休みという長期休暇が設けられていますが、いつからいつまでお休みなのでしょうか。あまり長い期間となると、どうやって子供と過ごしたら良いのかと、戸惑うママやパパは多いようです。そこで今回は、幼稚園の夏休みについて、期間や過ごし方をはじめ、夏休み中の保育料や、預かり保育の有無についてご紹介します。

幼稚園の夏休みは、いつからいつまで?

幼稚園

学校教育施設として文部科学省が管轄している幼稚園では、小学校や中学校などと同様に夏休みがあります。地域によって開始日と終了日に差はありますが、7月21日頃から8月31日頃までの約40日間が一般的です。

小・中学校でも実施している夏休み中のプールをはじめ、お泊り保育などを行う園もあり、長期休暇といっても限られた数日は登園することもあります。なかには、夏休み中も通常保育を行っているという園もありますが、そういった幼稚園はごく少数です。

また、夏休み中だけ「預かり保育」を行っている園もあり、その場合は、登園日以外にも預けることができます。長期休暇中の預かり保育の有無や金額は園によって異なるので、夏休み前に調べておくのがおすすめです。

幼稚園の夏休み期間はどんな過ごし方をするの?

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幼稚園が夏休みに入ると、登園日以外はそれぞれの家庭で1日を過ごします。まだ年齢が低いので、外出するにも大人と一緒のことがほとんど。ママにとってはいつもと違う毎日になるので、大変に思うこともあるかもしれませんね。

基本的には、幼稚園と同じような生活リズムで、起床・遊び・昼食・就寝するのが理想ですが、普段と同じような遊びや教育を自宅でするというはなかなか難しいもの。

各家庭で、長期休暇や夏にしか体験できないことを中心に、工夫して過ごしているようです。ここでは、幼稚園の夏休み中に、家庭でどんな過ごし方をしているのか、一例をご紹介します。

地域のプールに行く

市区町村で運営している地域のプールへ、ママと一緒に遊びに行くことも多いようです。子供と一緒にママも涼むことができておすすめですが、まだ目を離すと危険な年齢なので注意しましょう。

近所の友達と集まって遊ぶ

ママ友同士で協力し合い、誰かの家に集まって室内遊びやビニールプールなどで遊ぶことも。ママ同士でお喋りを楽しむこともあれば、順番に預けて短時間だけ用事を済ませてくることもあるようです。

児童館や図書館へ行く

長期休暇中に児童館や図書館といった公共施設で、子供たちが遊ぶ姿はよく見かけますよね。職員が常駐しているうえ自由に利用することができるので、ママたちにとっては助かる場所です。夏休み限定のこどもイベントを開催するところもありますよ。

ただし、動きが活発な小学生なども集まることが多いので、まだ年少・年中などで遊ばせる場合は大人も一緒に付き添いましょう。

じゃぶじゃぶ池や公園で遊ぶ

公園の一画にある、子供が入って遊べる水場「じゃぶじゃぶ池」も人気です。子供の膝上くらいの水深で、夏の一定期間だけ無料で利用することができます。

しかし、プールのように監視員がいないので、目を離さないように注意が必要です。清掃日として利用できない曜日もあるので、事前に調べておくのがおすすめです。

キッズイベントを探して参加する

幼児が参加できるサマーキャンプや川遊ぶイベント、レクリエーションをはじめ、幼児向けのショーが楽しめるキッズイベントに参加するのもおすすめです。

夏ならではの体験を楽しんだり、ママと一緒に好きなキャラクターのショーを見るのは、子供にとって大きな思い出にもなりますよ。

デパートなどのキッズスペースに行く

ママのお買い物もできて、子供も楽しめるのが、デパートなど商業施設にあるキッズスペースです。子供が元気な午前中から利用するのがおすすめ。昼食で休憩をしてから、ママのお買い物に付き合ってもらうのも良いですね。

短期の習いごとをする

幼児向けの英語教室やテニス、体操など、短期で行っている習いごとに通わせるという家庭も。これからどんな習いごとをしようか悩んでいる場合は、この機会に体験しておくのも良いですね。

予約が夏休み前に開始するので、受付期間などを早めにチェックしておきましょう。ホームページなどで募集しているところもありますよ。

祖父母の家に泊まりに行く

ママやパパの実家に泊まりにいくのが、夏休みの定番という家庭も多いのではないでしょうか。遠方に住んでいる場合は、旅行気分を味わうこともできますよね。

お泊まり保育がある幼稚園では、年少のうちに練習として祖父母の家に泊まらせることもあるようです。

家のお手伝いの練習をする

夏休み中、家での役割を決めて、自主的に動く練習をすることもあります。お花の水やり、生き物のお世話、食べ終わった食器の片付けなど、簡単なことでも毎日続ける習慣が大切です。

完璧にこなすことを目的にするのではなく、子供がどんな行動をするのか見守ってあげると良いですね。結果ではなく、実行しようとした姿勢を認めてあげるようにしましょう。

幼稚園の夏休み期間中の保育料はどうなる?

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幼稚園の保育料は、年間にかかる費用を12ヶ月で割って徴収するのが一般的です。そのため、夏季休暇としている7月後半から8月分も、基本の保育料を支払う必要があります。

幼稚園によっては、長期休暇中は支払いがないというところもありますが、その分、通常の保育料が少し高めに設定されていて、実質8月分も支払っているのと同様というところもあります。

ただし、給食費や送迎バスなどの実費は、「単価×食べた・利用した回数分」なので、長期休暇中の分の支払いがないところがほとんどです。

夏季休暇中の保育料の範囲は園によって異なります。入園案内のパンフレットや、入園説明会でお知らせもあるので、把握しておくようにしましょう。

幼稚園の夏休みに仕事があるときは?預かり保育はある?

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幼稚園に子供を預けているママで、仕事をしている場合、夏休み期間の預け先に悩みますよね。幼稚園によっては、夏休み中に預かり保育を実施している園もあります。単体で行っていなくても、近隣の幼稚園と合同で行うところもありますよ。

ただし、利用するには、7・8月分の保育料にプラスして、預かり保育料金が必要です。金額をはじめ、実施している期間や時間は園によって様々です。

ここでは、預かり保育を行っている幼稚園の主な条件、預かり保育料、実施時間・曜日の例をご紹介します。

主な利用条件

基本的には、両親ともに仕事をしている家庭が優先されることが多いようです。就労義務がなく利用できる園もありますが、単発と長期間で預ける場合で保育料が異なることがあります。

預かり保育料の目安

1回800~1,200円、月額で5,000~25,000円と、単発で支払うケースと月謝制のケースがあります。市区町村で運営している幼稚園のなかには、両親とも就労している家庭に限り、無料や1回100円というところもあります。

そのほか、利用した分の給食費や送迎バスの料金が必要なこともあれば、夏休み中は送迎や給食がなく、ママやパパの送り迎え・お弁当の持参が必要なところもあります。

主な実施日・時間

基本の実施日は月~金で、お盆の時期は実施していないことがほとんどです。普段のように、1ヶ月全て利用できるとは限らないので注意しましょう。

預ける時間は、朝は早くて7時から、帰りは遅くても19時頃が目安です。普段と変わらず、14~15時までというケースもあれば、普段より短く午前中だけというケースも少なくありません。

幼稚園が夏休みに入る前に過ごし方を計画しよう

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幼稚園が夏休みに入る前に、プールの期間、預かり保育を利用する期間、ママやパパがお休みの合う期間などをまとめておきましょう。

それに合わせて、自宅で取り組むことや遊びの予定を組んでいくのがおすすめです。預かり保育を利用する場合は、預けていない期間の仕事の調整や子供との過ごし方も考えておくと良いですね。

普段通っている幼稚園で、預かり保育をしていない場合は、近隣の保育園の一時保育やファミリーサポートを利用する家庭も多いようです。しかし、この時期は利用者も多いので、早めの予約が必要です。

事前に情報収集しながら家族で計画し、楽しい夏休みを過ごしましょう。

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