ランチョンマット・ナフキンの作り方!幼稚園や小学校のサイズも紹介

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 完成

幼稚園や小学校の入園・入学準備品の一つ、ランチョンマット。好きな柄のランチョンマットがあれば、お弁当や給食の時間も楽しくなりそうですよね。

ランチョンマットは直線縫いだけでできるので、裁縫が苦手な人でもチャレンジしやすく、ハンドメイド初心者にぴったりなアイテムです。

そこで今回は、簡単でかわいくできる裏地つきのランチョンマット(給食ナフキン)の作り方を紹介します。

ランチョンマットはいつどうやって使うの?

ランチョンマット お弁当 給食

ランチョンマットは、昼食時に食べ物をこばして机を汚さないようにする目的で使用します。

お弁当持参の場合は、ランチョンマットの上にお弁当やお茶を置いて食事をとります。給食の場合は、ランチョンマットの上にトレイを置いて食事をする小学校や幼稚園が多いようです。

ランチョンマットを持って行くときは、お弁当箱と一緒にお弁当袋に入れるか、コップ袋のような小さい巾着袋に入れることが多いようですよ。小さい巾着袋の作り方については、下記を参考にしてくださいね。

ランチョンマットの作り方!サイズは?

ミシン ランチョンマット

ランチョンマットを用意するよういわれても、サイズの指定がないと困りますよね。一般的に小学校の机のサイズは、幅65×奥行45cm程度です。旧規格の机の場合は、幅60×奥行40cmです。

ランチョンマットを机いっぱいの大きさにしたいときは、「幅60×奥行40cm」サイズがおすすめです。机よりひとまわり小さくしたいときには「50×30cm」「40×30cm」などの大きさで作ってみましょう。

ランチョンマットの作り方!必要な材料は?

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 材料
できあがりサイズ

約38×縦28cm

材料

●表生地 横40×縦30cm 1枚
●裏生地 横40×縦30cm 1枚

用意するもの

●ミシン ●ミシン糸・ミシン針 ●マチ針
●定規 ●裁ちばさみ ●糸切りばさみ
●アイロン・アイロン台

ランチョンマットの作り方

さあ、ランチョンマットを作りましょう!

ランチョンマットを縫う

1

2枚の布を中表にしてぬいしろを合わせ、マチ針でとめ、上下を縫う

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 2枚を縫い合わせる

2

ぬいしろをアイロンで割る

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 ぬいしろ割る

3

表生地と裏生地を8cmずらしてアイロンをかける(このサイズはお好みで)

ポイント

生地をずらすことで、切り替えしのあるランチョンマットを作ることができます

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 布をずらす

4

縦の一辺を縫い、もう一辺のどこかに10cmほどの返し口を作る

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 返し口

5

4で縫ったぬいしろをアイロン倒して、返し口がある方はぬいしろをアイロンで割る

ポイント

返し口をアイロンで割ることで、裏返したときに縫いやすくなります

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 ぬいしろ倒す アイロン

6

角を折って内側に引き出し、裏返す

ポイント

角をしっかり折っておくと、裏返したときに角がきれいに出ます

ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 幼稚園 小学校

7

全体にアイロンをかける

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 アイロンを全体にかける

8

布の端から2mmのところをぐるりと1周縫う

ポイント

縫い目を細かくすると整ったイメージに。縫い目を大きくすると、暖かい印象になります。

幼稚園 小学校 ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 1周縫う

ランチョンマットの作るときの注意点は?

飾りをつける場合は最初に

レースやワッペンなどの飾りをつける場合は、縫い始める前につけましょう。

薄手の生地がおすすめ

今回は、裏表リバーシブルで使うことができる2枚重ねのランチョンマットの作り方を紹介していす。折りたたむと厚みが出るため、幼稚園・小学校からの持ち帰りで荷物にならないよう、薄手の生地を選びましょう。

水通ししておくとGOOD

布を切る前に生地には水通しをしておくことをおすすめします。裏と表で違う生地を使用しますが、洗濯時の収縮率が違うため、完成後に洗濯すると生地にズレが出てしまうことがあるからです。

<布を水通しする方法>

  1. 必要な布サイズより少し大きめに切り、水洗いをして干す(洗うときは手洗いでも洗濯機でも構いません)
  2. 乾いたらアイロンをかけて必要サイズに布を切る

ランチョンマットを作るときに使った生地

リトル版 ギンガムチェック生地

要出典 ランチョンマット 作り方 生地 ギンガムチェック

今回ランチョンマットを作るときには、約3mm幅のギンガムチェックの生地を使いました。ギンガムチェックは色数が豊富なので、男の子向けの組み合わせも可能ですよ。

生地の厚みは程よくやわらかい手触りで、ランチョンマットにぴったりです。

ランチョンマットを手作りするのにおすすめの生地は?

ランチョンマット 布

ランチョンマットに向いている生地は、綿ブロード、シーチングです。1枚仕立てで作るときには、厚めのオックス生地もおすすめですよ。

綿ブロード

平織りのコットン生地で、扱いやすく柄も多いのでランチョンマットの表生地におすすめです。ポリエステルが入っている生地は乾きも早く、洗濯がとても楽ですよ。

綿ブロード生地を探す

シーチング

綿ブロードより厚めですが、ランチョンマットには最適。お値段もお手頃で、カラーバリエーションも豊富ですよ。無地が多いので裏生地に使うといいでしょう。

シーチング生地を探す

オックス

やや厚手ですが丈夫で柔らかく、ハリもあります。柄ものが多いのでランチョンマットにはぴったりです。ただ綿ブロードやシーチングより厚みがあるので、リバーシブルより1枚仕立てのランチョンマットに向いています。

オックス生地を探す

ランチョンマットを作るときにアレンジ!

ランチョンマット 給食ナフキン 作り方 幼稚園 小学校

ランチョンマットは、2枚の布を縫い合わせるというシンプルな作り方だからこそ、多彩なアレンジが可能です。

例えば、お弁当袋とおそろいの柄にする、レースをつける、形を工夫する、タグをつける、縦方向に切り返しをつけるなどです。何枚かの布をつなぎ合わせて、パッチワークのようにしても可愛いですよ。上の画像を参考に、オリジナルのランチョンマット作りに挑戦してみてくださいね。

ランチョンマットの手作りを楽しもう

直線縫いだけで完成するランチョンマットは、手作りスタートにはもってこいのアイテム。今回は表生地と裏生地を数センチずらすアレンジを施しましたが、作り方は簡単です。このようにちょっとした工夫で、できあがりの表情がどんどん変わるのがハンドメイドの良さですよね。

ママが作ってくれたうれしさが子どもの心の成長につながるよう、ランチョンマットの手作りを楽しんでくださいね。

下記では、お弁当袋の作り方を紹介しています。ランチョンマットとおそろいの生地で作ってみてはいかがですか?


製作協力:Tierney Kazumi

製作協力:Tierney Kazumi

ティアニー 香寿美


文化服装学院卒業。
LUMA Decoupage Studio代表。2児の母。
現在はお友達のバッグブランドでサンプルを作ったり、百貨店に並ぶお受験バッグや小物を作ったりしています。作れそうなものなら、布に限らずアクセやDIYもやっています。

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

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