離乳食のヨーグルトはいつから?赤ちゃんにおすすめの与え方は?

監修専門家 管理栄養士 渡辺 亜里夏
渡辺 亜里夏 神奈川県立保健福祉大学卒業後、予防医学に興味を持ちドラッグストアへ就職。その後独立し、現在はフリーランスの管理栄養士として特定保健指導、ダイエット指導、コラムの執筆、企業様での研修などを中心に活動。い... 監修記事一覧へ

便秘解消やカルシウム補給に効果があるヨーグルト。なめらかなペースト状なので、母乳やミルクで乳製品に慣れ親しんできた赤ちゃんなら、すぐに食べられそうと思うママも多いのではないでしょうか。しかし、離乳食でヨーグルトを与える時期や量には、注意が必要なこともあります。今回は、離乳食期のヨーグルトについて、いつからあげてもいいのか、おすすめの与え方、与える量や注意点などをご紹介します。

離乳食のヨーグルトはいつから?離乳食初期からOK?

ヨーグルト スプーン 白 

ヨーグルトは、全脂無糖のものであれば、離乳食開始(生後5~6ヶ月頃)から1ヶ月ほど経過して離乳食に慣れてきた頃から与えることができます(※1)。ヨーグルトは、牛乳に比べてたんぱく質の分子量が小さいため、アレルギーを起こすリスクが低いといわれています。

ただし、家系に牛乳アレルギーを持つ人がいる場合は、1歳を過ぎるまでは控えた方が安心です。

ヨーグルトには、牛乳の栄養成分だけでなく、乳酸菌の発酵作用による働きも期待できるので、腸内環境改善や便秘予防、免疫力強化といった効果が期待できます。アレルギーの心配さえなければ、離乳食にも意識的に取り入れていきましょう。

赤ちゃんにヨーグルトをどのくらいあげてもいいの?おすすめの与え方は?

飲食 朝食 ヨーグルト

初めてヨーグルトを食べさせるときは、ほかの食材と同じように、ベビー用スプーン1さじから与えます。アレルギー症状や体調の変化が出なければ、少しずつ量を増やしていきましょう。

厚生労働省によると、1歳を過ぎたら、1回の食事での摂取量の目安は、牛乳やチーズといった他の乳製品とあわせて約100gです(※2)。

赤ちゃんは、一つの食材が気に入ると、そればかり食べたがりますが、離乳食期はいろいろな食材を食べて経験を積む必要があります。乳児期の体づくりに欠かせない、卵、魚、肉、大豆、乳製品などのたんぱく質をバランスよく摂るために、うまく調整してくださいね。

ヨーグルトや牛乳といった乳製品を一度にたくさん食べるとアレルギー症状が出たり、一時的に下痢を起こしたりする可能性もあるので注意しましょう。

離乳食で赤ちゃんにヨーグルトをあげるときの注意点は?

赤ちゃん 日本人 離乳食 ヨーグルト

離乳食期の赤ちゃんにヨーグルトをあげるときは、無糖のプレーンタイプか赤ちゃん用ヨーグルトにしましょう。

加糖や果物が入ったヨーグルトは糖分が多く、アレルギーのリスクがあるゼラチンや消化しにくい果肉が入っているものが多いので、離乳食期には与えないようにしましょう。1歳までは、はちみつは禁忌なので、はちみつが入っていないかどうか確認することも忘れないでくださいね。

赤ちゃんによっては、そのままのプレーンヨーグルトは酸っぱすぎて食べられないこともあります。そんなときは、すりおろしたバナナや加熱したリンゴなどで自然な甘みをつけるのがおすすめです。

ヨーグルトは冷蔵庫に入れて保存しますが、冷蔵庫から出したものをすぐにあげると、赤ちゃんには温度が冷たすぎることがあります。赤ちゃんの胃腸は未発達なので、少し常温に戻してからあげるようにしてくださいね。

ヨーグルトを使った離乳食の作り方は?

飲食 果物 料理

噛む機能が未熟な赤ちゃんにも、ヨーグルトなら面倒な下ごしらえなしであげることができますよね。しかも、消化を助けてくれる乳酸菌は赤ちゃんにとっても心強い存在です。

ヨーグルトというと、朝食やデザートに食べるイメージが強いですが、離乳食の食材としても活躍しますよ。最近離乳食レシピがワンパターンになってきた、好き嫌いが多くて野菜を食べてくれない、といった悩みを持っているママは、ぜひヨーグルトを活用してみてくださいね。

野菜ヨーグルトあえ

すりつぶした野菜とヨーグルトをあえるだけ。離乳食初期の後半から食べることができます。

野菜独特の青臭さが中和されるので、野菜嫌いの子でもすんなり食べてくれることもあります。すりおろした果物や、さつまいもやかぼちゃといった野菜で、甘みをプラスしてもいいですね。

野菜ヨーグルトパンケーキ

手づかみ期以降は、ヨーグルトとすりつぶした野菜で作るパンケーキがおすすめです。野菜の色をそのまま活かせるので、赤ちゃんも視覚的に楽しんでくれそうですね。

野菜ヨーグルトサンドイッチ

ヨーグルトとすりつぶした野菜をはさんだ小さいサンドイッチもおすすめです。下ごしらえした野菜のストックがあれば、忙しいときでも簡単にできますよ。

ヨーグルトポテトサラダ

ポテトサラダに、マヨネーズのかわりにヨーグルトを加えてみましょう。マヨネーズよりカロリーを抑えられるので、塩分を加えれば大人用のメニューにも活用できます。

ヨーグルトは離乳食期のお助け食材

離乳食 日本人 赤ちゃん

毎日の離乳食づくりの強い味方になってくれるヨーグルト。赤ちゃんの軽い便秘であれば、ヨーグルトで解消されることもあるので、まさにママのお助け食材です。アレルギーの問題がなければ、どんどん離乳食に活用していきましょう。

無糖のプレーンヨーグルトなら、家族みんなで食べられるうえにアレンジも自由自在です。離乳食が始まってしばらくしたら、おうちの冷蔵庫に、一つ常備しておくといいですね。

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