排卵時の卵胞の大きさは?サイズをチェックする方法はあるの?

不妊治療に臨んでいる方にとっては、きちんと卵胞が大きくなって排卵されるかどうかはとても気になりますよね。ただ、卵胞の大きさはどうチェックするのか、どれくらいの大きさになれば排卵するのか、卵胞が小さい原因や影響など、わからないことも多いと思います。そこで今回は、妊娠するために必要な卵胞の大きさや不妊治療での対処法についてまとめました。

そもそも卵胞とは?

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卵胞とは、卵巣内にある、卵子が入っている袋のような組織です。卵胞が成長して大きくなると、受精に必要な卵子が子宮内へと送り出されます。これが「排卵」です。その後、精子と受精した卵子は受精卵となり、子宮内膜へ着床して妊娠に至ります。

また、精子の寿命は長くて1週間、平均で約2〜3日あるのに対し、卵子の寿命は約24時間です。さらに、受精しやすい期間は6〜8時間のため、妊娠に向けては性交のタイミングを合わせることが重要です。

不妊治療を行う上では、卵胞の大きさがどれくらい成長しているかをチェックして、排卵時期を予測するのは非常に大切といえますね。

排卵時の卵胞の大きさは?

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排卵時の卵胞の大きさは約18〜22mmとされています。卵胞はまだ成長していない段階では0.05mmほどの大きさですが、生理周期の中で20個程度が活性化し、1日に1.5~2mmというスピードで大きくなっていきます。そして、生理が始まってから6~9日目で18~22mmに成長すると、活性化した卵胞の中の1つが排卵して卵子が飛び出します。

1つの卵胞が排卵したあと、成長した残りの卵胞は排卵せずに少しずつ小さくなり、生理が来る頃までには消滅します。

卵胞の大きさをチェックする方法は?

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卵胞の大きさをチェックすることで、ある程度排卵日を予測できます。「超音波卵胞計測」という検査で、膣に器具を入れて、超音波で卵胞の大きさを測る方法です。かなり正確に卵胞の大きさがわかるので、卵胞が18~22mmになるタイミングをみれば排卵日の予測の精度も高まります。

不妊治療の「タイミング法」などでは、卵胞の大きさから排卵日を予測して、排卵日の数日前から性交を行うことで妊娠の確率を高める方法がとられます。ただ、人によっては卵胞が18mm未満で排卵する場合もあり、卵胞計測だけでは正しい排卵日を特定できない場合もあります。

そのため、毎日基礎体温もチェックして、総合的に排卵日を割り出すことが必要です。

卵胞のサイズをチェックする費用は?

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卵胞チェックは、膣内に超音波エコーを入れて大きさを計測する方法ですが、費用は病院やクリニックによって異なります。もし他の検査も含めて卵胞の成長にかかわる疾患がみつかると、保険適用内となり数百円の費用で済むこともあります。しかし、多くは疾患はなく卵胞の大きさを確認するだけなので、保険適用外となり1,000円〜5,000円程度になります。

タイミング法を続けるときには、複数回卵胞チェックを行うことになります。費用が気になる場合は、事前に医師に確認しておきましょう。

卵胞のサイズが小さいと排卵できない?不妊の原因になる?

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一般的に、卵胞は20mm程度まで大きくならないと、排卵が起こりにくいといわれています。卵胞が小さいままだと、排卵がないままに月経がきてしまったり(無排卵月経)、卵子が未成熟のままで排卵されてしまったりといったことが発生します。無排卵や未成熟な卵子の排卵は、不妊の原因になります。

卵胞を大きく育てるには?治療法は?

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妊娠を希望していても卵胞が20mmに達することができずに悩んでいる方に対しては、卵胞を20mmまで成長させるために「卵胞刺激ホルモン(FSH)」や、排卵しやすくする「黄体形成ホルモン(LH)」などの分泌を促す方法がとられます。内服薬を服用するか、注射で直接刺激を与えます。

卵胞の成長を促すホルモン剤を使うことで、卵胞を大きく育てることができ、排卵までの不妊の原因を解消することで妊娠率が向上します。ただし、ホルモン剤を使うと薬の副作用で倦怠感や頭痛、子宮の腫れなどが現れることもあるので、医師と十分に話し合ってから処置してもらいましょう。

卵胞を育てるために、家庭できることは?

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不妊治療の一環で卵胞を育てるための治療も行いながら、家庭でできることがあれば取り組みたいですよね。特に、女性の生理周期のうち、生理開始から排卵までの卵胞期には、ホルモンの働きを促すような生活習慣を心がけましょう。

睡眠をしっかりとる

睡眠時間が不規則、寝る時間が遅いことが習慣化している人ほど、ホルモンバランスが崩れ、月経周期の異常につながるといわれています。つまり、ホルモンの働きを促すためには、質のよい睡眠が必要です。夜更かしをせずに早寝早起きを心がけ、規則正しい生活に切り替えていきましょう。

栄養バランスの良い食事

卵胞の成長のためにも、卵胞期は特に卵巣への栄養を十分に届けることを意識しましょう。特に子宮周りの血流をよくするために、たんぱく質や鉄分を多く摂る、身体を温める根菜類などを積極的に食べるのがおすすめですよ。

冷え性対策

体内の血流の悪さは冷え性として現れることがあります。冷えの症状が見られるときには、食事だけでなく普段の行動からも改善をめざしましょう。例えば靴下を複数枚履く、夜寝る前にしっかり湯船に浸かる、腹巻やタイツを着用するなど。夏場であっても冷房での冷え対策に、一枚羽織ることができる服を持ち歩くといいでしょう。

適度な運動でストレス発散

過剰なストレスがあると、視床下部からストレスに対抗するためのホルモンが分泌されます。そのため、本来なら視床下部からは卵胞の発育などのためのホルモンも分泌されるはずが、ストレスによって抑制されてしまうこともあります。

ストレスが全くない生活は難しいですが、適度な運動や好きなことをしてリラックスするなど、ストレス発散のための時間を増やしましょう。

妊娠を望むなら卵胞の大きさを調べてみよう

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妊娠を希望している方にとっては、卵胞がちゃんと成長している必要があります。自分の卵胞が正常な大きさまで成長できているのかなど、自分の体のことを知っておくことは大切ですよ。

卵胞が成長しているかどうかは、産婦人科に行けば調べてもらうことができます。妊活中で、少しでも不安がある方は一度病院を受診してみるのもおすすめです。

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