育児や家事、仕事などでなにかと忙しいママたち。何かひとつでも手間が省けたら嬉しいですよね。そんなときにおすすめなのが、炊飯器でつくるほったらかし離乳食。炊飯器を使えば、具材を入れてスイッチを入れるだけなので簡単ですよ。
今回は、編集部が選んだ、先輩ママが実践している「炊飯器を使って作る離乳食完了期向けのレシピ」を紹介します。
炊飯器で離乳食を作るメリットは?
炊飯器は、食材を入れてスイッチを押すだけで野菜の下ごしらえや調理に活用できるのがメリットです。野菜をまるごと入れて炊けば離乳食に使えるほど柔らかくなり、具材と調味料を一緒に入れておけば1品完成させることもできます。
コンロの前で吹きこぼれや焦げ付きを見張る必要もなく、ほったらかしで調理ができるので、空いた時間で子どもと遊んだり、お風呂に入ったりもできますよ。
炊飯器で簡単に作れる!
先輩ママ直伝の離乳食完了期向けレシピ
チキンライス
材料
- ミックスベジタル…70g
- ささみ…50g(筋をとって茹でる前の重さ)
- カゴメのトマトペースト…大さじ1/2
- 米…1合
- 手作り野菜ささみだし汁(水の代わりに使用します)
作り方
【はじめに手作り野菜ささみ出汁を作る】
① 水600mlに昆布1枚入れてしばらくつけ置き。(半日くらいつけ置きするといいですが、時間がない時は20分くらいでもOK)
② お好きな野菜(今回はキャベツ・たまねぎ・人参・えのき)を月齢に合わせた形状に切り、出汁パックに入れる。
③ 鍋を火にかけて、沸騰直前で昆布を取り出す。出汁パックに入れた野菜を入れて、フタをして弱火で20分ほど煮る。
④ 野菜に火が通ったら取り出して筋を取ったささみを入れる。ささみに火が通ったら取り出して、塩を少し入れ、手作り野菜ささみ出汁の完成。
【炊飯器でチキンライスを作る】
⑤ ささみは月齢に合わせて刻む。
⑥ 炊飯器に研いだお米、トマトペースト大さじ1/2、野菜ささみ出汁を入れてかき混ぜる。(水加減は、1合炊きの場合1合と2合の間くらいがおすすめです!少しやわらかめがいい場合は2合より少し下の位置に。やわらかめがいい場合は2合までいれて炊いてください)
⑦ そこにささみ、ミックスベジタブル(凍ったまま)を入れて、お粥モードにしてスイッチオン。
⑧ 炊き上がりにバターを風味つけても◎。
野菜ささみ出汁は、コンソメの代わりになっておいしいですよ!野菜ささみ出汁がない場合は、ベビーフードのコンソメを使うとおいしくできます。また衛生上、セットしたらすぐにスイッチを押すようにしてください!たまごを巻いてオムライス風もおすすめです!(happysmile.knさん)
茹でた野菜や余った手作り野菜ささみ出汁は、製氷機などに入れて冷凍保存できます。ほかのメニューにも使えますね。
バターしょうゆサバご飯
材料
- 米…2合
- サバ缶…1缶
- めんつゆ4倍希釈…大さじ2
- バター…10g
- きのこ…なんでも
作り方
① 缶詰から出したさばの骨を取り除く(小骨注意)
② 炊飯器に米を入れ、サバ缶を汁ごと全部入れる。
③ 残りの材料を全部入れ、米の分量の目盛りまで水を入れます。
④ 炊飯器で普通モードで炊く。
⑤ 炊けて混ぜたら完成。
ご飯作りに疲れたら、炊飯器に入れるだけでできる「さば飯」を作ってみてね。水は気持ち少なめの方が、ベチャベチャせずおいしいよ。幼児も食べられて簡単(お子さんに合わせて調味料を少なめにしてください)!
micyoco0さん
ししゃもご飯
材料
- 米…2合
- ししゃも…適量
- ミックスベジタブル…適量
- だし汁パックの粉
作り方
① 炊飯器に材料を入れ、スイッチを入れる。
② 炊けたらししゃもの頭と尾をちぎり、よく混ぜたら完成。
ししゃもの食べさせ方に迷った結果、炊飯器に入れるスタイルをとりました。
ししゃもはご飯に混ぜてあげると食べやすいですよ。骨も柔らかくなったのと、うちは歯がある程度生えた状態で食べさせたので特にべーすることなく食べてくれました!
もし心配な場合は、ご飯1合にししゃも1匹で炊いてみて、炊き上がり、混ぜるときに骨のない部分のみを混ぜてあげると安心かもしれません?
mgmgrwさん
ししゃもをまだ食べたことがない場合は、骨が喉にひっかからないよう身だけを使うなどして、気をつけながら作ってあげてくださいね。
炊飯器で楽にほったらかし調理!
炊飯器をうまく活用すれば、キッチンにいなくても具材を入れるだけで離乳食が作れます。お出かけ前にセットして帰宅したら調理が完了しているなんてことも。
調理が楽になるだけでなく、時間もうまく使えるので、ぜひ炊飯器を使って離乳食を作ってみてくださいね。
● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● レシピはSNSで投稿されている家庭レシピ及び個人の体験談です。食材の大きさ、塩分や油分量は離乳食の進みに合わせて調整してください。
● レシピやコメントはご本人の許可を得たうえで掲載しています。無断転載・無断使用はご遠慮ください。