今日は、離乳食初期(後半)の11日目におすすめの献立をご紹介します。
● 初期の後半は、離乳食は1日1回です。慣れてきたら、中期に進む前に1日2回食を試してみましょう。
● 「◯日目」通りにならなくても焦る必要はありません。赤ちゃんのペースで無理なく進めましょう。
● 3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食初期の進め方のコツは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【初期(後半)11日目】
主食:10倍がゆ(大さじ3~4)
材料(作りやすい量/大さじ約12杯分)
- 1小鍋にご飯と水を入れて強火にかけ、煮立ったら弱火にしてフタをして15〜20分ほど加熱する。焦げつかないよう、ときどき底からかき混ぜる。
- 2ふっくらしたら火を止め、フタをして15〜20分ほど蒸らす。
- 3粗熱がとれたら、全体を裏ごしする。
- 電子レンジを使う場合は、ラップをかけ、端を少し開けて約10分加熱します。途中で数回取り出して混ぜます。そのまま20分蒸らして、裏ごししましょう。
- 作りやすい量を紹介しましたが、残った分は次の食事用に保存しておきましょう。1週間分くらいをまとめて作って、製氷皿などに入れて冷凍するのがおすすめです。
▼米から作る場合
副菜:とうもろこしペースト
材料
- 1とうもろこしはやわらかくゆで、すりつぶす。
- 2茶こしなどで裏ごしして湯でのばす(※1)。
- 1裏ごす際に、薄皮が一緒に取れます。
副菜:ブロッコリーペースト
材料
- 1ブロッコリーをやわらかくゆでる(※1)。
- 21をみじん切りして、すりつぶす。
- 3茶こしなどで裏ごしをしてお湯でのばす。
- 1耐熱容器にブロッコリーと少量の水をいれてラップをかけ、電子レンジで2分ほど加熱してもよい。
ブロッコリーを嫌がるときは一工夫を
母乳や粉ミルクには「乳糖」という甘み成分が含まれているので、赤ちゃんにとって甘みはなじみやすい味です。反対に、ブロッコリーや青菜などの甘みが少ない食材は食べ慣れていないので、赤ちゃんが嫌がることもあります。
そんなときは、ブロッコリーペーストにサツマイモペーストや豆乳を加えてあげるのも1つの方法です。混ぜる割合を少しづつ変化させるなどして、赤ちゃんがいろいろな食材を食べられるようになる工夫をしてみてくださいね。
※献立はあくまでサンプルです。赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。