おくるみはいつまで?新生児に巻くときの注意点は?効果や使い方は?

新生児のお世話グッズの一つである「おくるみ」。可愛い柄が描かれているものなど種類も豊富で、お祝いに贈られることもあります。しかし、使い方や注意点などを詳しく知っている人は少ないようです。そこで今回は、おくるみの使い方や効果、いつまで使えるのか、新生児に巻くときの注意点などをご紹介します。

そもそも、おくるみとは?

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おくるみとは、赤ちゃんを抱っこするときや寝かせるとき、移動するときに、赤ちゃんの体を包んであげる布のことです。

産まれたての赤ちゃんは、首や腰が座っていないので、抱っこするときもフニャフニャしていて、少し不安定な状態ですよね。そこでおくるみを巻いて赤ちゃんの手足を固定すると、抱っこがしやすくなるのです。

専用のおくるみを購入して使用する人が多いようですが、バスタオルや正方形の布で代用する人もいますよ。

専用のおくるみの素材は、赤ちゃんの肌に優しい綿やガーゼを使ったものが一般的です。形は様々で、面ファスナーで巻きつけやすくなっているタイプや、動物の着ぐるみのようになっているタイプ、フード付きのタイプなどもあります。

おくるみを赤ちゃんに巻く効果は?

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おくるみを赤ちゃんに巻くと、ママのお腹の中にいた頃のような安心感が得られるようです。

赤ちゃんは出産までの約10ヶ月間、ママのお腹の中で守られてきました。おくるみで赤ちゃんの姿勢を固定してあげると、ママのお腹の中にいた頃を思い出し、安心してスヤスヤ眠ってしまうといわれています。

また、新生児の原始反射の一つである「モロー反射」によって、赤ちゃんは自分の意思とは関係なく体が勝手にビクッと動いてしまい、うまく寝つけないこともあります。

モロー反射は両手足を広げる動きが特徴なので、おくるみで手足を固定してあげることで、安眠効果も期待できますよ。

おくるみはどう巻くの?新生児に巻くときの注意点は?

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おくるみは、きちんと赤ちゃんを包むことができるように、大きめのものを準備しましょう。赤ちゃんは泣くと手足をパタパタ動かすので、小さかったり、巻き方が緩かったりするとすぐにほどけてしまい、おくるみとしての機能を果たすことができません。

慣れてくると上手に巻けるようになりますが、うまくコツがつかめない人は、面ファスナー式のおくるみを活用すると便利ですよ。

正方形のおくるみの巻き方

正方形の布をおくるみとして使う場合の巻き方は、次の通りです。

1. 正方形をひし形に置いて、頭側の角を内側に折る
2. 1の折り目が首の下あたりに来るように赤ちゃんを置く
3. 赤ちゃんの両腕をまっすぐに胴体の横につける
4. 赤ちゃんの腕を固定しながら、呼吸の妨げにならないくらいの強さで、赤ちゃんの左側の布を右側から体の下に巻き込む
5. 足側の布を持ち上げ、足や体を緩く包み込み、赤ちゃんの首元や襟足側の布の内側に巻き込む
6. 赤ちゃんの右側の布を持ち上げて、腕を固定しながら、左側から体の下に巻き込む

長方形のおくるみの巻き方

長方形のおくるみやバスタオルを使った巻き方は次の通りです。

1. バスタオルやおくるみを横長の長方形の形に置く
2. 中央上部に赤ちゃんを乗せる(タオルの上から赤ちゃんの頭が出るように)
3. 左右どちらかの上の角を持って、持った布と反対側の赤ちゃんの足の付け根当たりに向けて巻き込む
4. 反対側も同様に巻き込む
5. 赤ちゃんの足を軽く、あぐらか、足の裏同士をくっつけるような形にする
6. 左下か右下の布の角を持って、反対側の赤ちゃんの首元に向かって巻き込む
7. 反対側も同様に巻き込む

おくるみを巻くときの注意点

おくるみを巻くときの注意点は、きつく巻かないことです。固定する力はある程度必要ですが、きついと赤ちゃんが息苦しくなってしまいます。緩すぎても取れやすくなってしまうので、巻き終わった後に、隙間にママの手のひらが少し入る程度の余裕があるか確認しましょう。

また、赤ちゃんは大人よりずっと暑がりです。おくるみを使うときは、服の枚数や掛け布団、ブランケットなどで調整してくださいね。

おくるみはいつまで赤ちゃんに巻くの?

カレンダー スケジュール

おくるみを巻く期間に決まりはありませんが、一般的にはモロー反射がなくなる生後3~4ヶ月頃までといわれています。

生後3~4ヶ月になると、多くの赤ちゃんの首はすわり、1歳に向けて少しずつ腰もすわりはじめ、自分の意思で手足を活発に動かしたがります。モロー反射が落ち着いて「巻く必要がないかな?」と感じたら、回数を減らしながら卒業しても良いかもしれませんね。

巻かれているのを赤ちゃんが嫌がったり、自力で抜け出そうとしていたら、完全に卒業のタイミングです。

しかし、入眠儀式としておくるみを使っていると、おくるみ卒業後の寝かしつけに困ってしまうことも。

そんなときは、スリーパーが有効です。スリーパーは、服の上から掛け布団を着ているような形の衣類で、服がめくれてお腹が丸見えになってしまっても、温かく包んでくれます。

普通の布団やブランケットと違って、寝返りが激しい赤ちゃんでも脱げることがないので、寝冷えの防止になります。また、身動きした拍子に顔に被さってしまい、呼吸を妨げる危険性も少ないので、窒息の予防にも役立ちますよ。

おくるみで新生児育児を楽しもう

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おくるみは、育児における便利グッズの一つです。赤ちゃんがなかなか寝つかないときに使ってみるのもいいですね。

ただし赤ちゃんが寝つかないときは、体の不調が原因の場合もあります。そのため、寝つかないからといって、すぐにおくるみを使うのではなく、赤ちゃんが寝られない原因、泣き止まない理由などをしっかり探ってから使いたいですね。

使うときも、メリハリをつけるといいですよ。眠るときや移動のときにだけ使うなど、赤ちゃんの様子を見ながら、上手におくるみを活用してくださいね。

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