排卵とは?仕組みは?どんな体調変化が起きるの?

「排卵って生理のことですか?」という質問の答えはNOです。排卵とは、卵巣から卵子が飛び出すことをいいます。卵子が精子と受精することなく、子宮内膜に着床しないと、排卵後から2週間前後で子宮内幕が剥がれて外に出ます。これが生理(月経)です。生理の出血は、受精卵を迎えるために厚くなった子宮内膜を子宮の外へ捨てるときに伴うものなのです。では、排卵では何が出ているのでしょうか?排卵のときに、体の中では何が起きているのか、詳しくみていきましょう。

排卵とは?仕組みは?

体 女性 仕組み
出典: www.akanbou.com

排卵とは、卵巣から卵子が飛び出て卵管に入ることを指します。卵巣はうずら卵ほどの大きさがある臓器で、卵巣には原始卵胞(卵子を含む細胞の集合)があり、生理の時期になると脳から命令が送られ、卵巣は20個ほどの原始卵胞の成長を促します。

さらにその中の1個だけが約2週間で20mmほどに成長して卵巣の表面から飛び出て、卵巣から飛び出した卵子は卵管采から卵管に取り込まれます。これが排卵の流れです。外に出ることができなかった卵子は、死滅してしまいます。

排卵が起きるとどんな体調変化が見られる?

排卵が起きると女性ホルモンが変化し、下腹部痛などの「排卵痛」や基礎体温の変化、卵膜が破られることによって起こる少量の出血である「排卵出血」などの代表的なものから、唾液の変化(ネバネバ)、胸の張り、頭痛やめまい、吐き気、ブルーになる、体重増加などがある人も。

ほかに、おりものの状態が変わる、という女性もいます。おりものは「子宮頚管粘液(しきゅうけいかんねんえき)」と呼ばれ、生理周期に合わせて状態が変わります。そのため、目視や手触りで周期の目安になり、排卵直前は透明でよく伸びるおりものに変化します。つまり、透明なおりものが確認できたらまもなく排卵日になる、ということですね。

ただ、排卵日の症状には個人差があり、全く感じない人もいます。排卵日を予測したいときは、大量の変化だけでなく、基礎体温も確認しましょう。

排卵はいつ起こるの?

基礎体温表

グラフは女性の基礎体温の変化を表したものです。基礎体温とは、朝目覚めた後や身体を動かす前の最も安静時の体温のことで、女性の体温は、ほぼ0.3~0.5度の間で周期的に変化しています。基礎体温を毎日測定・記録することで、いつ排卵が起きているか、排卵期を予測することができます。

低温期

生理が始まる頃に、体温がぐっと下がって低温期に入ります。生理中に子宮内膜を外に出し、卵巣にある卵胞を成熟させていきます。

排卵期

成熟した卵胞が卵子を放出します。卵子は精子と結合しなければ寿命を終えてしまいます。

高温期

卵子が放出されて抜け殻となった卵胞は「黄体」という細胞になります。黄体は着床に備えて子宮内膜を厚くする役割があります。着床しなかった場合は必要なくなるので次第に萎縮し子宮内膜が剥がれ落ちます。体調に異常がなければ、基本的に約14日間続きます。

排卵と基礎体温の関係は?

医療 器具 体温計

基礎体温を測っていくうちに、大まかなグラフが書けるようになります。基礎体温グラフが上記の図のように低温期と高温期に分かれておらず、いびつな方は注意が必要です。もしかすると、無排卵月経、子宮内膜の問題、ホルモンバランスの異常などの可能性があります。基礎体温を調べることによって、排卵日を把握することができ、妊娠しやすい時期が分かります。妊活をされる方は基礎体温を測ることから始めてみてくださいね。

排卵と生理は違う。排卵タイミングを把握しよう!

風景 空 ひまわり 快晴

生理は排卵後に使用しなかった胎盤が流れ出ることで生じます。つまり、排卵と生理は違う、ということは伝わりましたでしょうか。子供を望む夫婦にとって、詳しい排卵の様子を知っておくことは大切です。女性が排卵していない時期に性交しても妊娠はしませんが、排卵期に性交をすれば妊娠する確率がぐっと高くなります。基礎体温を測ることで自分の排卵期がいつなのかをきちんと確認してみましょう。

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