一人目が生まれてしばらくすると、二人目のことを考える夫婦は少なくありません。「きょうだいに憧れていたから」「自分にきょうだいがいるから」など、ママやパパの想いは様々です。しかし、一人目のお世話に追われていると、つい機会を失ってしまうもの。そこで今回は、二人目が欲しいと思ったときの、パートナーへの切り出し方や時期についてご紹介します。
二人目が欲しいと思ったときに考えることは?
![家族 4人 二人目](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2017/03/08203153/9a60dcd4528b298518bcae85ee62e5a0_1489005112-480x398.jpg)
元々は二人目を考えていなかった人でも、一人目が生まれてから気持ちが変わることもありますし、一人目を妊娠する前から二人目の子供を望んでいて、なんとなく計画しているという人もいます。
実際に二人目の妊娠を考えたときに、多くのママが以下のようなことを考えています。
・二人目を作る時期(年齢差)
・そもそも二人目ができるか不安
・子供が二人になる経済面の負担
・夫への切り出し方
特に、一人目との年の差や今後の生活について悩む人は多くいます。しかし、うまく計画をたてていても、一人目の育児に追われているほか、何となくパパに切り出すのが気恥ずかしく、望んでいた時期が過ぎてしまうことも珍しくありません。
二人目が欲しいときのパートナーへの切り出し方は?
![日本人 カップル 夫婦](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2018/07/12122642/54ef4d6607ed5d2e2c6b3df9e420d552_1560342397-480x319.jpg)
二人目が欲しいと夫婦で話していても、いざ計画しようとすると言い出しにくいというママは多くいます。
ここでは、二人目が欲しいときのパートナーへの切り出し方についてご紹介します。
「家族計画をたてよう」と提案する
はっきりと「二人目が欲しい」と伝えられないときは、少し遠まわしですが「家族計画」として提案してみましょう。
二人目の子を想定した今後のお金の話、二人目が成人するときの年齢など、具体的な話をして、「だからそろそろ作った方が良いと思うんだけど」と切り出してみてください。
久しぶりにデートをする
たまには二人でデートしてみるのも効果的。実家や預けられるところが近くにあれば、子供を一時的に預けて、1~2時間でも二人だった頃の雰囲気を演出してみるのもおすすめです。ゆっくり話す機会を作ることで、二人目の話も切り出しやすくなります。
スキンシップを増やしてみる
子育てをしていると、ついパートナーとのスキンシップも減ってしまうもの。二人目を欲しいと思ったあたりから、少し意識してスキンシップを増やしてみましょう。
テレビを見ながら隣にくっついて座ったり、買いもののときに手を繋いでみたり、甘えてみるもの一つの方法です。
二人目が欲しいときにおすすめの時期は?
![兄弟 姉妹 家族](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2022/01/06135005/6f3f95077b715f28608f174294660251_1641476992-480x320.jpg)
二人目が欲しいと思ったときに、一番はじめに考えるのが一人目との年齢差ではないでしょうか。しかし、必ずしも計画している通りの年齢差になるとは限りません。
それぞれの年齢差にメリット・デメリットがあります。二人目を計画するときの参考にしてみてください(※1)。
1歳差のメリット・デメリット
メリット
・乳児期の手がかかるお世話が一気におわる
・上の子のベビー服や育児グッズが使えるから経済的に楽
・おもちゃが共有できる
デメリット
・上の子が母乳育児の場合、断乳が大変
・まだ自分のことができない赤ちゃんを二人見るのでハード
2歳差のメリット・デメリット
メリット
・1歳差と同様、上の子のベビー服や育児グッズ、おもちゃが共有できる
・大変な時期の育児がいっきに終わる
デメリット
・上の子がイヤイヤ期のときに生まれるので、赤ちゃん返りが激しいことも
・将来、受験や入学、卒業が2年連続で続くため経済的な負担がある
3歳差のメリット・デメリット
メリット
・一度に大きなイベントごとが過ぎる
・上の子の理解が増えて、下の子のお世話が楽になる
デメリット
・入学・卒業が重なり経済的には負担が大きい
・まだ赤ちゃん返りする子もいる
4歳差のメリット・デメリット
メリット
・上の子の育児がある程度落ち着いているので育児しやすい
・受験や入学が1年ずつずれるから気持ち的に楽
デメリット
・育児情報やグッズが変化していて、服やおもちゃの買い替えが必要なことも
・二人目を産む年齢によっては、老後の資金が溜めにくい
二人目が欲しいけどなかなかできないときは?
![女性 お腹 腹部](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2015/05/15202000/shutterstock_123468730-480x353.jpg)
「一人目が順調であれば当然…」と思っている人も多いですが、二人目が欲しいと望んでいても、なかなかできないというケースは実は少なくありません。
大阪府不妊専門相談センターによると、二人目不妊の相談に訪れる夫婦は年々増えているそうです(※2)。原因としては、夫婦の年齢や体の変化、性生活の変化、実はもともと妊娠しにくかったなど様々。
なかなかできないと感じたときは、まずは婦人科で相談することから始めましょう。原因にあった治療や生活の見直しをすることで変わることもあります。
プレッシャーやストレスを感じないよう、できるだけリラックスした生活を心がけてくださいね。
二人目が欲しいと思ったら夫婦で話し合おう
二人目が欲しいときは、日常生活のなかで二人目の話を頻繁にしておくのも良いですね。一人目のことばかりになってしまうのは当たり前ですが、欲しいと思ったときに気持ちを伝えやすくしておくことも大切です。
家族が増えることは、ママだけが考えれば良いことではありません。時期などはあまり気にし過ぎず、家族の気持ちを考えながら準備をしていきましょう。