「なんだか咳が出ているけど、熱はないし…」「鼻水だけでも病院に行くべき?」など、赤ちゃんのちょっとした体調不良への対処は、パパ・ママにとっては悩みどころですよね。
そこで今回は、咳や鼻水の症状別に、受診の目安や家でもできる対処法をまとめました。
赤ちゃんが咳や鼻水が出たときに病院へ行く目安は?
赤ちゃんが咳や鼻水を出している場合、状態によっては病院へ行ったほうが良いときもあります。
いつもの咳や鼻水と思い込まず、こまめに症状を確認して異変がないかチェックしましょう。
小児科を受診する目安については、以下を参考にしてください(※1)。
診療時間を問わずすぐに受診すべき状態
咳の場合
- ● 上半身を起こしても咳が止まらず寝られない
- ● 咳の途中で急に声がかれた
- ● 「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という呼吸音が頻繁にある
- ● 「ケンケン」と犬の鳴き声のような咳をしていてチアノーゼ(皮膚や粘膜が紫色になる)を起こしている
- ● 胸がへこむほど咳をしている
- ● 顔色が悪い
- ● 呼びかけに対する反応が鈍い
- ● 水分や離乳食を摂れず、おしっこの量が少ない
鼻水の場合
- ● 食欲がなく機嫌が悪い
- ● 鼻呼吸ができず、母乳やミルクが全く飲めない
診療時間内に受診すべき状態
咳の場合
- ● 乾いた咳が5日以上続いている
- ● 日に日に咳が悪化している
- ● 発熱を伴う
鼻水の場合
- ● 発熱や咳を伴うが機嫌はいい
- ● 黄色や緑色の鼻水が出ている
- ● 鼻づまりで口呼吸をしている
- ● 鼻や鼻水が臭い
咳や鼻水が出ているときの対処法は?
赤ちゃんが風邪で咳や鼻水を出しているときは、むやみに薬を使わず、まずはホームケアで対処しましょう。
咳が出ているとき
加湿器を使い、室内の湿度を50%以上に保って、喉の乾燥を防ぎましょう。
また、湯冷ましなどでこまめに水分補給をさせるのも、喉の乾燥を防いで咳を緩和するのに役立ちます。
赤ちゃんが寝苦しそうなときは、布団の下にクッションなどを敷き、上半身を少し起こしてあげると呼吸が楽になりますよ。
特に咳がひどいときは、縦抱きをして背中をさすってあげるのも効果的です。
鼻水が出ているとき
鼻水の場合も乾燥は大敵。加湿器で室内の湿度を50%以上に保ち、鼻の刺激をやわらげましょう。
鼻水がたれてきたら、柔らかいティッシュなどでやさしく拭き取ってください。
鼻づまりがひどいときは、放置すると中耳炎の原因になるため注意が必要です。鼻水吸引器などで少しずつ吸い取るのがおすすめです。
タイプ別おすすめ鼻水吸引機3選
1. 手動タイプ 知母時(ちぼじ)
出典: chiboji.jp
電気を使わず、片手でレバーを引くだけで鼻水を吸引できる手動タイプ。シンプルな構造で、洗浄するのは1つのパーツのみとお手入れが簡単です。電源や充電を気にせず、リビングや寝室など、場所を選ばずにサッと使えて快適です。
- 税込価格
- 3,980円
2. 電動×据え置きタイプ ベビースマイル メルシーポットS-504
出典: www.seastar.co.jp
ボタンを押すだけの簡単操作とパワフルな吸引力で、大量の鼻水や粘度の高い鼻水をしっかり吸い取れます。鼻水吸引器とは思えないほどシンプルでおしゃれなデザインも特徴。収納スペースを取らないコンパクトさも魅力です。
- 税込価格
- 9.799円
3. 電動×ハンディタイプ ベビースマイルS-303
出典: www.seastar.co.jp
持ち運びやすさを優先したデザインと重量で、自宅以外の場所でも手軽に使えるのが最大の魅力。電池式で音が静かなため、毎日のお出かけから帰省や旅行まで、さまざまなシチュエーションで活躍します。
- 税込価格
- 3,180円〜
赤ちゃんの様子をしっかり観察しよう
大切なのは、まずは焦らず赤ちゃんの状態や機嫌をしっかり見ること。
赤ちゃんの咳や鼻水に少しでも異変を感じたら、悪化しないかどうか、気にかけておくようにしましょう。
赤ちゃんの風邪は症状が急変することもありますので、近くの小児科の電話番号や休診日などは事前に確認しておき、万が一のときには早めに対処できるよう準備しておいてくださいね。