迷ったときはこれで選ぼう!国オススメの安全なチャイルドシートの選び方

赤ちゃんを自動車に乗せる場合、必要になるのがチャイルドシート。

しかし、安全なチャイルドシートを選んであげたいと思うものの、どれが本当に安全性が高いのかわからないこともあります。

そこで今回は、意外と知られていない「国が勧める安全なチャイルドシートの選び方」をご紹介。合わせて安全性の高いチャイルドシートもご案内するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

チャイルドシートって
必ず買わなきゃいけないの?

アイキャッチ使用 記事広告 チャイルドシート アセスメント 

道路交通法で、6歳未満の幼児を車に乗せるときは、チャイルドシートを着用させることが義務付けられています(※1)。

交通事故での致死率は、チャイルドシートを使わない場合、正しく使ったときの約8.1倍にもなるんですよ(※1)。

ただし、チャイルドシートを使っていても、事故で赤ちゃんがケガをする可能性は0ではありません。だからこそ、少しでも安全性の高いものを選びたいですよね。

そこで次の章からは安全性の高いチャイルドシートの選び方をご紹介します。

参考にしたいのは、国が実施する
「チャイルドシートアセスメント」情報

安全性の高いチャイルドシートを選ぶ時に役立つのが、「チャイルドシートアセスメント」

「チャイルドシートアセスメント」とは、国土交通省とNASVA(独立行政法人 自動車事故対策機構)が安全性能試験を行い、その結果を次のように評価したものです。

記事広告 チャイルドシートアセスメント

実施している安全性能試験は、衝突事故を想定した「前面衝突試験(安全性)」(※2)とユーザー目線で評価をする「使用性評価試験(使いやすさ)」(※3)の2種類。

※2 前面衝突試験:実際に売っている商品を購入して、時速55kmでの衝突事故を想定したテスト。「壊れやすさ」や「赤ちゃんの体へのダメージ」などを検査する

※3 使用性評価試験:「説明書のわかりやすさ」や「しっかり固定できるかどうか」などの5項目についてそれぞれ5点満点で点数をつけ、その合計で評価する

チャイルドシートアセスメントはそれぞれのメーカーで行っているものではなく、国が統一の試験方法で評価を行い各メーカーの主要商品を比較しているものなので、情報の公平性・公正性が高いのが特徴です。

「優」「良」「普」「推奨せず」とランク付けされているので、一目で安全性がわかるんですよ。NASVAのサイトから見れるので、気になる方はのぞいてみてくださいね。

また、巷では国の安全基準に適合していないチャイルドシートも販売されています。

国土交通省では、そのような製品の危険性を紹介する啓発動画も公開していますので是非こちらも見てみてください。

次の章では、チャイルドシートアセスメントで評価が高い、ninaruおすすめのチャイルドシートをご紹介します。

安全性の高い
おすすめチャイルドシート

ninaruがおすすめする安全性の高いチャイルドシートは、下の9点。

車への取り付け方は、金具で直接固定する「ISOFIX方式」とシートベルトを使って固定する「ベルト方式」があるので、おうちの車に合わせて選んでみてくださいね。

記事広告 国土交通省 ラフ
(評価の見方)
安全性  :優、良、普、推奨せずでランク分けで評価
使いやすさ:25点満点で評価

ここからは、低月齢から長く使える乳児・幼児兼用タイプの商品をピックアップし、それぞれの商品の特徴をご紹介していきます。

ネディアップ(リーマン)

リーマン ネディアップ 国土交通省 記事広告
▼前面衝突試験(安全性)

乳児用 /幼児用 

▼使用性評価試験
(使いやすさ、25点満点中)

乳児用 18点/幼児用 18点

「ネディアップ」は、チャイルドシート専門メーカーであるリーマンのベーシックモデル。新生児期から4歳ごろまで使えます。

ベルトを留めるバックルが衝撃に強く、事故のときでも壊れにくいのが特徴。国内工場で作られているのも安心材料のひとつですね。

ベルトの高さ調節やカバーの取り外しが車に取り付けたままでできるので、お手入れも簡単。ママ・パパの使いやすさにもこだわっています。

ネディアップを詳しく見る


フラディア グロウ ISOFIX
セーフティープラス(アップリカ)

アップリカ フラディア グロウ ISOFIX セーフティープラス 記事広告 国土交通省
▼前面衝突試験(安全性)

乳児用 /幼児用 

▼使用性評価試験
(使いやすさ、25点満点中)

乳児用 23点/幼児用 23点

「フラディア グロウ ISOFIX セーフティープラス」は、新生児から4歳ごろまで使える商品。シートベルトを使わず、金具で車体に直接取り付けるISOFIX固定タイプです。

赤ちゃんを横方向の衝撃から守る「サイドシールド」と、頭から足先まで包み込むような「全身マモールクッション」で、前後左右からしっかりディフェンス

取扱説明書のわかりやすさや、車への取り付けの簡単さも高く評価されています。

フラディア グロウ ISOFIX
セーフティープラスを詳しく見る

バリアント(ジョイー)

ジョイー バリアント 記事広告 国土交通省
▼前面衝突試験(安全性)

乳児用 /幼児用 

▼使用性評価試験
(使いやすさ、25点満点中)

乳児用 18点/幼児用 17点

ヨーロッパの安全基準にも適合していて、新生児から7歳まで使えるジョイーのバリアント。特に乳児用での安全性が高く評価されています。

赤ちゃんの体の成長に合わせ、肩ベルトとヘッドレストの高さをワンタッチで簡単に調節できるのも嬉しいポイントです。

バリアントを詳しく見る

クルット4i/クルット5i/クルット6i
(エールベベ)

エールベベ クルット4i/クルット5i/クルット6i 記事広告 国土交通省
▼前面衝突試験(安全性)

乳児用 /幼児用 

▼使用性評価試験
(使いやすさ、25点満点中)

乳児用 22点/幼児用 22点

新生児から4歳まで使えて、シートが回転して乗せ降ろしがラクな「クルット」シリーズ。その中から、取り付け簡単でしっかり車体に固定できるISOFIX固定タイプが高い評価を得ています。

4cmの厚みがある衝撃吸収材は、ヘルメットにも使われているもの。万が一の衝撃から赤ちゃんをしっかりガードします。

背面にある1695個の空気穴や、足まですっぽり覆うサンシェードで、衝撃だけでなく暑さやエアコンの風からも赤ちゃんを守ってくれるんですよ。

クルット4iを詳しく見る

クルット5iを詳しく見る

クルット6iを詳しく見る

アーク360°(ジョイー)

ジョイー アーク360° 記事広告 国土交通省
▼前面衝突試験(安全性)

乳児用 /幼児用 

▼使用性評価試験
(使いやすさ、25点満点中)

乳児用 19点/幼児用 19点

新生児から4歳ごろまで使えるジョイーの「アーク360°」も、ISOFIX固定タイプ。衝突実験では胸へのダメージの少なさが高く評価されました。

シートは片手で簡単に360°回転させられるので、赤ちゃんを抱っこした状態での乗せ降ろしがとても簡単。コンパクトサイズで、小さい車でも使いやすいのも大きな特徴です。

アーク360°を詳しく見る


ここで紹介した以外のブランドや商品の評価は下のボタンから検索することができますよ。もし「気になる商品がある」という場合にはぜひ調べてみてくださいね。

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赤ちゃんの命を守るために安全なチャイルドシートを選ぼう

ここまで紹介してきた通り、安全性の高いチャイルドシートを選ぶとき、チャイルドシートアセスメント情報を参考にすると安心です。

赤ちゃんは自分の力で身を守ることができません。出産準備品としてチャイルドシートを選ぶときには、ぜひ安全性の高いものを選んであげてくださいね。

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