一般的なチャイルドシートよりもコンパクトなブースターシートは、小学生の子どもを乗せてドライブする際に便利なアイテムです。場所を取らず、装着も簡単なのが特徴です。
今回はブースターシートの選び方のポイントと、人気の商品を6点ご紹介します。
ブースターシートとは?

ブースターシートはジュニアシートの一種で、背もたれがなく車の座席に座面だけを固定するタイプのシートです。チャイルドシートや背もたれ付きのジュニアシートと違い座面だけなので、軽量でかさばらず持ち運びやすいのがポイントです。
ブースターシートはいつからいつまで使える?

道路交通法では6歳未満の子どもを車に乗せる際、チャイルドシートの使用が義務づけられています(※1)。ただし、チャイルドシートなしでシートベルトを適切に使用できるのは身長150cm以上とされているため、6歳を過ぎても身長が150cmに達するまではチャイルドシートやジュニアシートの使用が推奨されています(※2,3)。
日本自動車連盟(JAF)によると、ブースターシートの使用は身長125〜150cmを推奨しており、年齢の目安はおおむね8〜12歳に相当します(※3)。
8歳になっても身長が125cm未満の場合は、背もたれ付きのジュニアシートや長く使えるタイプのチャイルドシートを使用しましょう。また、12歳になっても身長が150cm未満の場合は引き続きブースターシートを使用してください。
ブースターシートの選び方のポイント

安全基準を満たしている
安全基準を満たした製品にはマークの表記があるため、購入前に必ずチェックしましょう。
Eマーク
国土交通省の安全基準に適合していると認定されたチャイルドシートやブースターシートには、「Eマーク」と呼ばれる型式認定マークが付いています(※4)。
新安全基準「R129」
近年、ISOFIXタイプのチャイルドシートやブースターシートが普及し、ヨーロッパではさらに安全性を高めた最新安全規則「R129」が制定されました。国内メーカーの新モデルも「R129」に適合した製品が多くなっています。
機能・素材・デザイン
取り外し可能な背もたれの有無やデザイン、洗えるカバーなど、製品によって特徴はさまざまです。車の使用頻度やきょうだいの人数に合わせて、設置するブースターシートやチャイルドシートの台数も考慮し、ぴったりのものを選びましょう。
シンプルなデザインが人気!
1. Nebio(ネビオ)ブーストピット ISOFIXモデル

チャイルドシートやベビーカー、セーフティーグッズで定評のある「ネビオ」のブースターシート。座面部には2cmの反発ウレタンフォームが使われていて、快適に座れます。
カップフォルダーが付いていたり、シート部分は水洗いできたりと、使いやすさにこだわったシートです。
- 税込価格
- 7,213円〜
- 対象年齢
- 6歳頃〜(身長125〜150cm)
2. DAIICHI サフィックス ブースターシート i-Size ISOFIX対応

ヨーロッパにおいてチャイルドシートの最上位安全認証である「i-Size」を取得したブースターシートです。ワイド設計の座面で広々しているため、座り心地がよく、足をバタバタしやすい時期の子どもにもぴったり。
3kgと超軽量で持ち運びしやすいのも、うれしいポイントですね。
- 税込価格
- 8,580円
- 対象年齢
- 身長125〜150cm
3. BabyGo! 洗濯機で洗える ブースターシート

その名の通り、洗濯機でカバーを丸洗いできるブースターシートです。取り外し・取り付けも簡単で、汚れたらすぐに洗って清潔な状態を保てるのがポイント。
メッシューシートで通気性も◎。ベーシックカラーに加えて、レッドやライトベージュなど明るいカラーを選べるのも魅力です。
- 税込価格
- 3,780円
- 対象年齢
- 身長125〜150cm
4. Cozy N Safe ブースターシート ASTRA i-Size ISOFIX対応

こちらは身長135cmからを対象にしたブースターシート。シートはクッション性が高く、肘掛けも付いているので、長時間のドライブでも心地よく座れます。
サイドに色分けされたベルドガイドがあり、シートベルトの装着方法がわかりやすいですよ。
- 税込価格
- 7,980円
- 対象年齢
- 6〜12歳(身長135〜150cm)
取り外し可能な「背もたれ付き」は長く使える!
5. アップリカ ライドクルー ISOFIX AB

背もたれ付きと背もたれなしの2モードで使える「アップリカ」のライドクルー。これ1台あれば、身長100〜150cmまで長く活躍します。
飲み物やお菓子を置くためのホルダーが2つ付いているので、子どもも喜んで乗ってくれそうですね。
- 税込価格
- 25,000円〜
- 対象年齢
- ブースターシートモード:身長100〜150cm
ブースタークッションモード:身長135〜150cm
6. GRACO(グレコ)ジュニアプラスネクスト

座面のやわらかいクッションが特徴の「グレコ」のジュニアプラスネクスト。身長135cmからは、背もたれを外したブースタークッションモードとして使えます。
背もたれ付きの状態でも3.2kgと軽く、カーシェアやレンタカーをしたときも持ち運びしやすいですよ。
- 税込価格
- 10,355円〜
- 対象年齢
- ブースターシートモード:身長100〜150cm
ブースタークッションモード:身長135〜150cm
ブースターシートで子どもを守ろう
手軽に装着でき、快適な座り心地を維持してくれるブースターシート。体が大きくなり、これまで使っていたチャイルドシートが窮屈に感じるタイミングでの買い替えがおすすめです。購入時は対象となる身長や使い方をよく確認しましょう。
下記では背もたれ付きのジュニアシートをご紹介しています。ブースターシートとあわせてチェックしてみてくださいね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。