秋から春にかけては、赤ちゃんがかかりやすい感染症が次々にやってきます。いつ、何が流行るのかを知っておくと、心づもりができて安心です。
今年はインフルエンザの流行がすでに始まっています(※2)。まずは、例年の流れと今年の様子をカレンダーで見てみましょう。
秋冬の感染症 流行カレンダー
・色が濃いほど、その病気の感染者数が多い時期です(※1)。RSウイルスは近年、夏に流行する傾向があり(※4)、冬は少なめです。
今年はインフルエンザがすでに流行中!
インフルエンザは8月に早くも流行入りが発表され(※2)、10月初旬〜10月中旬の1医療機関あたりの患者数は過去10年の同じ時期で最多となっています。RS・マイコプラズマ・感染性胃腸炎・溶連菌は、例年並みです(※1)。慌てずに、カレンダーを目安に備えましょう。
感染症ごとの備え
RSウイルス感染症
特に生後6ヶ月以内は注意したい病気です。咳や鼻水がある大人や上の子は、できるだけ赤ちゃんとの接触を避けましょう。避けられないときは、手洗いを心がけ、おもちゃなど日常的に触れる物をこまめに消毒しましょう(※3,4)。
マイコプラズマ肺炎
かぜのような症状のあと、咳が数週間続くことも。小学生以上に多いものの、幼児にもみられ、家族内でうつることも多い病気です。飛沫でうつるため、家族みんなで咳エチケットを心がけましょう。ワクチンはありません(※3)。
感染性胃腸炎(ノロウイルス)
ウイルスがついた手や食べ物を介してうつります。ワクチンはないため、おむつ交換のあとなどの手洗いと、食品の十分な加熱が予防の基本です。吐いたものや便には大量のウイルスが含まれるので、処理するときはアルコール消毒ではなく、塩素系の消毒薬を使いましょう(※3)。
溶連菌感染症
熱やのどの痛みのほか、舌がいちごのように赤く腫れることも。咳やくしゃみのしぶきや、菌がついた手を介してうつります。ワクチンはないため、手洗いが予防の基本です(※3)。
インフルエンザ
外出後は、石けんと流水で手洗いを。部屋の湿度は50〜60%に保ち、こまめに換気しましょう。家族に症状があるときは、咳エチケットで赤ちゃんにうつさない配慮も大切です(※2)。生後6ヶ月からはワクチンの任意接種ができます(※5)。
寒い季節を、赤ちゃんと元気に乗り切ろう
備えをしていても、赤ちゃんの体調が心配になる日はあるもの。呼吸が苦しそう、水分がとれない、ぐったりしているなど、いつもと違う様子があるときは、早めに受診しましょう(※2,3)。
迷ったときは、小児科医や看護師に電話相談できる子ども医療電話相談(#8000)(※6)も活用してくださいね。
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