インフルエンザは例年12月から3月ごろにかけて流行しますが、今年は厚生労働省が8月28日に流行入りを発表するなど、異例の早さで感染が広がっています(※1)。
そこで今回は、子どものインフルエンザワクチンの接種について詳しく説明します。
インフルエンザワクチンはいつから打てる?
効果と副反応は?
インフルエンザワクチンは、生後6ヶ月から接種できます。
ワクチン接種によって感染を100%予防することはできませんが、発症を予防するほか、感染したとしても重症化を予防する効果があります(※2)。
ただし、なかには次のような副反応があらわれることもあります(※3)。
● 接種した部位の腫れ、痛み、赤み
● 発熱、頭痛、悪寒 など
これらの副反応は接種後2〜3日で治るのが一般的ですが、他の予防接種で副反応の経験があるなど、不安なことがある場合には事前にかかりつけ医に相談しておきましょう。
ごくまれにアナフィラキシーなどの重い副反応があらわれることもあるので、気になる症状があれば念のため接種した病院を受診してください。
ワクチン接種は早めにしておくと安心!
現在、沖縄県・岩手県・青森県などで患者数の増加傾向が報告されており、全国的な感染拡大を注視する必要があります(※1)。
本格的な流行前にワクチンの予防効果を得ておくためにも、早めに予防接種を完了しておくのがおすすめです。
生後6ヶ月〜13歳未満の子どもは2回接種が必要で、1回目と2回目は2〜4週間あける必要があります。
予防接種は10月から受けられる医療機関が多いですが、現在の流行状況から早めのワクチン接種が可能な自治体もあるようです(※26年9月10日時点)。
接種の予約や費用について、早めにかかりつけ医に確認しておきましょう。
他のワクチンと同時に接種できる?
インフルエンザワクチンは、他のワクチンと同時接種が可能です。定期接種のタイミングがあえば、あわせてかかりつけ医に相談してみてくださいね。
点鼻タイプのワクチンは接種できる?
近年接種できるようになったのが、鼻に噴霧する点鼻タイプのインフルエンザワクチン「フルミスト(生ワクチン)」です。
注射のような痛みがなく、ウイルスの侵入口である鼻やのどの粘膜に直接免疫をつくれるのが特徴です(副反応の可能性は、他の予防接種と同様にあります)。
ただし、適応年齢は2歳以上19歳未満です。2歳になるまでは接種ができないので、覚えておいてくださいね(※4)。
家族で感染症対策を徹底しましょう
まだワクチンを接種できない生後6ヶ月未満の赤ちゃんがいるご家庭では、同居する家族が接種しておくことで、赤ちゃんを感染から守ることにつながります。
ワクチン接種のほかにも、インフルエンザをはじめとする感染症の予防には、人混みを避けること、マスクの着用、外出後の手洗いが大切です(※5)。
すでに行っているご家庭は多いと思いますが、引き続き、家族みんなで感染症対策を徹底していきましょう。
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▼詳しくはこちら
※1 厚生労働省「2026年8月28日 インフルエンザの発生状況」
※2 厚生労働省「令和7年度インフルエンザQ&A:Q23 乳幼児におけるインフルエンザワクチンの有効性について教えて下さい。」
※3 厚生労働省「令和7年度インフルエンザQ&A:Q32 インフルエンザワクチン、新型コロナワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)には、どのようなものがありますか?」
※4 日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会「経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方」
※5 厚生労働省「令和6年度インフルエンザQ&A:Q24 乳幼児におけるインフルエンザワクチンの有効性について教えて下さい。」