赤ちゃんの麦茶はいつから?お茶を飲ませるときの注意点は?

監修専門家 管理栄養士・フードコーディネーター 中村 美穂
中村 美穂 東京農業大学卒業。保育園栄養士として乳幼児の食事作り、食育活動、地域の子育て支援等に携わった経験を活かし、離乳食教室や子どもから大人まで楽しめる料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。書籍、雑誌等への... 監修記事一覧へ

離乳食の麦茶はいつからOK?

初期
生後5・6ヶ月頃
○ 食べることができます。
中期
生後7・8ヶ月頃
○ 食べることができます。
後期
生後9・10ヶ月頃
○ 食べることができます。

麦茶はカフェインなどを含まないため、生後1ヶ月頃から与えられます。はじめは薄めた麦茶や赤ちゃん用の麦茶を飲ませるようにしましょう。

ただ、離乳食が始まる生後5~6ヶ月頃までは、基本的に母乳やミルク以外の飲み物は必要ないとされているため、離乳食がはじまったタイミングで挑戦してみるのがおすすめです。

麦茶の原料である大麦はアレルギー症状を引き起こしやすい「特定原材料等28品目」に含まれませんが、まれにアレルギーを起こすことがあります。与えるときは少量からはじめましょう。

飲ませるときに気をつけることは?

離乳食リスト 麦茶

赤ちゃん用に、ペットボトルや紙パックに入ったもの、粉タイプのものがありますが、自宅で麦茶のパックを煮出して、白湯で薄めて飲ませるのも◯。

煮沸していない水道水で作ると、残留塩素(カルキ)や雑菌、無機質が混じることがあります。赤ちゃんの胃腸に負担がかかるので、水出しで作った麦茶は与えないようにしましょう。

こそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう