絵本に比べて絵が大きく、子どもの表情を見ながら読み聞かせができる紙芝居。限られた枚数でも楽しく見せる工夫がたくさん詰まっているので、紙芝居を使って子どもと素敵な時間を過ごしてくださいね。
今回は、子どもに人気の紙芝居を9点紹介します。
子ども用紙芝居の選び方は?
年齢や興味に合うもの
紙芝居は、簡単な構成なものからストーリーがしっかりしているものまで種類はさまざまです。難しくて理解できないものだと、紙芝居の途中で飽きてしまうかもしれないため、子どもの年齢や興味に合ったものを選びましょう。
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紙芝居は、一般的にママやパパが読み聞かせるものが多いですが、なかには子どもが掛け声をかけて物語を一緒に進めていくものもあります。じっとしているのが苦手な子どもは、参加できるタイプの紙芝居だと一緒に盛り上がれるのでおすすめです。
掛け声をあわせて盛り上がろう!
1. おおきくおおきくおおきくなあれ
出典: www.doshinsha.co.jp小さなこぶたが1匹。「おおきくおおきくおおきくなあれ!」の掛け声に合わせて場面を抜くと、最初は小さかったこぶたが大きくなります。続いて、たまごが1つ。「おおきくおおきくおおきくなあれ!」の声に合わせて次にいくと…
子どもの声によって紙芝居が進行する参加型の紙芝居なので楽しく読み進めることができ、その場も盛り上がりそうですね。
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- 1,650円
2. みんなでぽん!
出典: www.doshinsha.co.jp大きな白い丸が1つあります。みんなで「ぽん!」と手を叩くのに合わせて場面を抜くと、中から小人が飛び出します。次に出てくるのは白い四角。「ぽん!」と手を叩くと、何が出てくるのかは読むときのお楽しみ。
手を叩く子どものアクションで物語が進むため、お話に集中しやすいですよ。「丸」や「三角」といった簡単な形も、読み進めるなかで自然と覚えられそうです。
- 税込価格
- 1,650円
3. ごきげんのわるいコックさん
出典: www.doshinsha.co.jpムスッとした機嫌の悪そうな表情のコックさん。「ごきげんなおしてよ~」の声かけで場面を抜くと、「む〜」っと顔が横に伸びて、更にごきげんななめになってしまいます。次の掛け声でも、今度はカクカクとした形に。コックさんの機嫌は直るのでしょうか?
場面を抜くたびに予想もしなかった表情のコックさんが出てきます。意表を突く顔が、子どもたちの笑いを誘いそうですね。
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4. のーびたのびた
出典: www.doshinsha.co.jp「のーびたのびたなーにがのびた?」こんな掛け声とともに、ぞう、さる、カメレオン、カエルのいろんなパーツが伸びる物語です。さまざまな擬音語と動物たちのかわいい表情に、子どももきっと釘付けに。
動物のどこがのびるかは、めくるまで分からないのが紙芝居ならでは。子どもに「どこが伸びると思う?」と問いかけながら読み聞かせてあげるのもおすすめです。
- 税込価格
- 1,650円
じっくり読み聞かせるタイプも人気!
5. ロールパンのろうるさん
出典: www.kyouikugageki.co.jpお客さんに頼まれたものなら、家から赤ちゃんまでなんでもパンで丁寧に作る「ろうるさん」。あるときシマリスさんが現れて、ろうるさんに「友達が欲しい」とお願いしました。この注文にろうるさんがとった行動は…
ろうるさんがシマリスさんに出した答えに、きっと大人も温かい気持ちになりますよ。それぞれのページがとてもカラフルに描かれているのも魅力的です。
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6. こねこのしろちゃん
出典: www.doshinsha.co.jp真っ黒な猫が生んだ5匹の赤ちゃんのうち、1匹だけが白猫です。この白猫の「しろちゃん」は他の子猫と同じ黒になりたくて、さまざまな努力をするのですが、あることをきっかけに「今のままの自分でいいんだ」と思えるようになります。
猫が体を舐めたりじゃれあったりする場面もあるので、猫の可愛らしさを存分に味わえます。途中で登場する子守歌も、子どもを飽きさせない要素としてばっちりです。
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- 2,090円
7. よいしょよいしょ
出典: www.doshinsha.co.jpタコ、馬、小人などが、それぞれ「よいしょ、よいしょ」とひもを引っ張ることで何かが出てきます。引っ張るキャラクターが描かれている紙と、引っ張って出てくるものが描かれている紙は、並べると繋がっているようにも見えるのがポイント。
最後に引っ張って出てくるものは数種類用意されているので、毎回異なるエンディングに。「今日は何が出るかな?」と話しながら読んでみてくださいね。
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- 2,420円
8. てぶくろ
出典: www.doshinsha.co.jpウクライナの有名な民話「てぶくろ」は、おじいさんが落とした手袋のなかに森の動物たちが住み始めるというお話。はじめは小さなネズミが入り次にカエルが入り……最後はどんな結末を迎えるのでしょうか。
動物と人間との掛け合いを、読み手側もぜひ楽しんでみてくださいね。子どもは、動物たちと一緒に小さな手袋のおうちに遊びに行った気分になれるはずですよ。
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- 2,090円
集中して聞くのが苦手な子にもおすすめ!
9. おいしぃおいしぃ!
出典: www.doshinsha.co.jpうさぎの親子、ぞうの親子などが、子どもの好物を一緒に食べて、「おいしいね」と笑顔で言い合うストーリー。単純な構成で、小さな子どもでも一緒に楽しめますよ。
紙芝居を聞き終えたあとに何か食べたら、子どもが真似をして「おいしい、おいしい」と言ってくれそう。8枚という少ない枚数で完結するので、短時間で読み聞かせたいときにもぴったりです。
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- 1,650円
紙芝居を子どもと一緒に楽しもう
紙芝居は読み手側がいかに感情移入できるかも、子どもが楽しむための重要なポイントです。ママやパパが上手に読めると、きっと子どももいろいろなリアクションをしてくれるので、掛け合いを大切にしながら読み聞かせをしてあげましょう。
下記では、2歳児におすすめの絵本を紹介しています。絵本の読み聞かせは言葉や情緒の発達にも効果が期待できるため、あわせてチェックしてみてくださいね。
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