子供はもちろん、パパ・ママにとっても、幼稚園デビューはドキドキするもの。毎日お弁当を持たせる園だと、どんなお弁当を作ったらいいのかママは悩みますよね。そこで今回は、幼稚園児にぴったりなお弁当のおかずを8レシピと、作り方のポイントや注意点をご紹介します。できるだけ手間をかけずに、美味しくて栄養たっぷりのお弁当を作りましょう。
幼稚園のお弁当を作るときのポイントは?
幼稚園のお弁当を作るときのポイントは、「食べきれる量」「食べやすさ」が大切です。
子供が幼稚園に慣れるまでは、緊張で食欲がわかないこともあります。最初は子供の好きな食べ物を「ちょっと足りないかな」と感じるくらいの量で十分です。
お弁当箱の容量は、一般的に、年少は300ml、年中は300〜400mlくらいが適しているといわれています。最初のうちは、少し隙間ができるくらいに詰めて、様子をみながら量を調整していきましょう。
フォークやスプーンを使うのにも苦労してしまうことがあるので、おにぎりを入れたり、おかずはピックで刺したりするなど、子供が食べやすいように工夫しましょう。
時間内にきれいに食べきれることで達成感を味わえます。子供の様子を見ながらお弁当の中身や量を調節してくださいね。
幼稚園のお弁当のおかずの作り方
ここでは、幼稚園のお弁当におすすめのおかず8選と、それぞれの詳しいレシピをご紹介します。
簡単ハムタマゴ
材料
- 1卵を溶き、醤油、牛乳、塩を加えてよく混ぜる
- 2フライパンを熱して油をひき、ハムを並べて軽く焼く
- 32の上に1の卵液を流す。はみ出た卵液は、固まる前に手早くハムの上にのせる
- 43の卵が半熟程度になったらハムを半分に折り、軽く押さえて卵をくっつける
- 5全体にしっかり火が通ったらフライパンからおろして粗熱をとり、食べやすい大きさにカットする
フライ返しを使って、卵液をハムの上に上手にのせるのがコツ。少々卵液がはみ出してしまっても、最後に一口サイズにカットすればかわいく仕上がりますよ。
ひとくちハンバーグ
材料
- 1玉ねぎはみじん切りにし、ラップをかけてレンジで1分程加熱し、さましておく
- 21とすべての材料を合わせ、粘りがでるまでよく混ぜる
- 32を一口サイズに成形する
- 43をフライパンでしっかりと焼く
一口サイズで食べやすい、ハンバーグ。型抜きしたスライスチーズを上にトッピングするのもおすすめです。まとめて作って冷凍しておくと便利ですよ。
めかじきのカレー焼き
材料
- 1めかじきは食べやすい大きさに切る
- 21の両面に、塩、カレーパウダーをまぶしてなじませる
- 32の切り身をアルミホイルに並べ、上からマヨネーズ、オリーブオイルの順にかける
- 43をトースターの中火で、様子を見ながら15~20分程度焼く
前日の夜に、めかじきに塩・カレーパウダーをなじませておけば、朝はトースターで焼くだけ。焦げないように様子を見ながら加熱時間を調節してくださいね。
たこさんウインナー
材料
- 1全体に6等分になるように、ウインナーの縦に切れ目を入れる
- 2小鍋でお湯を沸かし、竹串や箸などを使って1を熱湯で30秒~1分程度茹でる
6本足のたこさんウインナーです。ウインナーの2/3くらいまで縦に切れ目を入れるとキレイな仕上がりに。頭の上からピックを刺せば、見た目も可愛く食べやすくなりますよ。
ぶりのしょうが焼き
材料
- 1調味料(A)を全て混ぜ合わせてタレを作る
- 2ぶりは骨を取り除き、一口大に切る
- 3フライパンに油をひき、2のぶりを焼く
- 43に火が通ったら、1のタレを加え、軽く煮立たせながらぶりに絡める
甘辛い味付けが食欲をそそるレシピ。刺身用のぶりで作ると火が通りやすいですよ。煮汁はキッチンペーパーでしっかり拭き取ってから、お弁当に入れてくださいね。
にんじんグラッセ
材料
- 1にんじんは皮をむいて型抜きしておく
- 21とすべての材料を耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで3分程度加熱する
型抜きをしたにんじんが入るだけで、お弁当がパッと華やかに。子供の好きなモチーフや季節を感じられるような型抜きをいくつか揃えておくと便利ですよ。
かぼちゃの煮物
材料
- 1かぼちゃを一口サイズに切る
- 21と全ての材料を小鍋に入れ、落とし蓋をして火にかける
- 32のかぼちゃが柔らかくなったら火を止め、冷まして味をしみこませる
煮物は冷めるときに味がしみるので、前日から仕込んでおくのがおすすめです。次の日には、かぼちゃの煮物をマッシュしてツナとあえるなど、アレンジを楽しんでも。
ミニトマト&型抜きハム
材料
- 1ミニトマトは底部と上部を少し切り、転がりにくくする
- 2ハムを型抜きで抜く
- 31のミニトマトの上に2のハムを乗せる
ミニトマトにハムの帽子を乗せるだけで、こんなキュートに。ハムがなければ、スライスチーズやきゅうりを使ってもいいですね。ピックでまとめて食べやすくしてくださいね。
幼稚園のお弁当を作るときの注意点は?
お弁当のおかずやごはんは、よく冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。熱いまま詰めると、お弁当箱の中に蒸気がこもり、細菌が発生しやすい状態になってしまいます。
煮物の煮汁や野菜の水気も、お弁当を傷める原因の一つです。また、子供がお弁当の入ったバッグを振り回したり傾けたりすると、汁漏れすることも。煮汁や水気は、キッチンペーパーなどでしっかり拭き取っておきましょう。
幼稚園のお弁当を作るときの便利グッズは?
幼稚園のお弁当は栄養バランスや美味しさも大事ですが、子供が「食べたい!」と思えるような見た目に仕上げることも大切なポイントです。
とはいえ毎回、彩り豊かなお弁当を作るのは大変なこと。可愛いピックや海苔パンチなどを活用すれば、カラフルでキュートなお弁当が簡単に作れますよ。
ほかにも、シリコンカップやバラン、おにぎりラップなど、お弁当が華やかになる便利グッズをいくつか揃えてみてはいかがでしょうか。
● はっぱのピック 10本入り
出典: www.torune.co.jp枝豆やうずらのゆで卵など、お弁当箱の中でころころと動いてしまいがちなおかず。それらを可愛らしくまとめるのに便利なのがこのはっぱのピックです。
ベーシックなものに加え、珍しい二股になっているピックも入っています。二股のピックでミニトマトをまとめれば、さくらんぼに!
- 税込価格
- 259円
● にこにこパンチパート2
キッチンばさみでは切りにくい、小さいパーツも海苔パンチなら簡単にできます。
この商品では、可愛らしい3種類の表情のパーツを抜くことができますよ。抜いた後の海苔も、おにぎりに巻けば、顔つきのおにぎりにできるので、無駄がありませんね。
- 税込価格
- 1,093円
幼稚園のお弁当作りを楽しもう!
幼稚園によって、毎日お弁当を持参する園もあれば、週に数回、月に1回という園もありますよね。手作りにこだわるのは素敵なことですが、頻度が多いほど、がんばりすぎるとお弁当作りそのものがストレスになってしまうこともあります。
おかずをまとめて作って冷凍しておく、たまには冷凍食品を上手に取り入れるなど工夫をして、楽しくお弁当作りを続けましょう。
幼稚園に通い始めたばかりの子供にとって、ママと離れて過ごす時間は、緊張したり寂しくなったりするもの。ママの愛情が込もったお弁当で、楽しく幼稚園生活を送ってくれるといいですね。