幼稚園の時間は何時から何時まで?時間外に延長することはできる?

幼稚園へ入園を希望する場合、何時に登園して何時に帰ってくるのか気になるのではないでしょうか。また、預かり保育がある幼稚園では何時まで預かってくれるのかも知っておきたいですよね。

そこで今回は、幼稚園の時間は何時から何時までなのか、預かり保育では何時まで預けられるのかなどをご紹介します。

幼稚園の登園・降園時間は?

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登園・降園時間によって多少異なりますが、子どもが幼稚園で過ごす時間は、標準で4時間と定められています(※1)。平均的な登園・降園時間は以下のとおりです。

幼稚園の登園時間

朝9時としている園もあれば、8時30分から9時30分頃にかけて順次登園のところもあります。

バス通園の場合は、登園時間に合わせてバス停に集合する時間が決められています。

幼稚園の降園時間

降園時間も園によってさまざまですが、13時30分前後から14時頃であるところが多いようです。年齢の低いクラスから順に降園するところもあります。

午前保育の日の降園時間は、11時30分から12時頃の園が多いようです。

幼稚園の時間は延長できるの?何時から何時まで?

幼稚園

文部科学省が2021年に行った調査によると、調査対象の全国8,446の幼稚園のうち、90.1%(公立76.4%、私立96.9%)が「預かり保育」を実施しています(※2)。

預かり保育は、通常の教育時間が終わった14時頃からスタートします。先述の調査では、預かり保育の終了時間は17〜19時が一番多かったものの、なかには19時以降という園もありました。

また、一部の幼稚園では、通常の登園時間前にも預かり保育を実施している園もあります。

朝に預かり保育を行っている場合、開始時間は7時または7時30分からといった園が多いようです。

幼稚園の時間を延長するときの申し込み方法や料金は?

時計 お金

預かり保育の申し込み方法は、月極(週5日利用)かスポット(1回利用)かによって異なるので、園に確認しましょう。専用アプリから空いている日を確認して、そのまま申し込める園もあります。

預かり保育の料金は、保護者の仕事などで「保育の必要性の認定」を受けていれば、月最大11,300円まで無償となります(※3)。

また、​年少クラスより1学年下の満3歳​児クラスの場合は、「保育の必要性の認定」を受けていて住民税非課税世帯であれば月最大16,300円まで無償となります。

保育の必要性の認定を受けていない場合は、料金がかかります。公立か私立か、また地域によっても違いがありますが、一般的に、月極は月2,000~15,000円、スポットは1回300~1,000円です。1時間ごとに料金が設定されていたり、18時以降は15分単位で追加料金がかかったりする園もあります。

幼稚園の時間は事前に調べておこう

通常、子どもが幼稚園にいられる時間は短いですが、預かり保育を実施している園なら、仕事をしながら通わせたり、急用ができたときに一時的に預けたりできます。

登園・降園時間も含めて、希望する幼稚園は何時から何時まで預けられるのかを事前に確認しておくと安心ですね。

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