幼稚園や保育園では、春や秋に親子遠足が行われることもありますよね。子供と一緒に公園や動物園に行ってお弁当を食べるのは楽しみなことですが、「どんなお弁当を作ればいいのかわからない…」と悩んでしまうママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、親子遠足のお弁当レシピと、作り方のポイントや注意点をご紹介します。
親子遠足のお弁当作りのポイントは?
親子遠足のお弁当は、子供が簡単に食べられるものを作るのがポイントです。
遠足のお弁当タイムは楽しい時間ですが、子供は「早く食べて遊びたい」と思うもの。手づかみできるおにぎりやサンドイッチ、フォークや箸で簡単に食べることができるおかずを詰めてあげるといいですね。
せっかくの親子遠足なので、いつものお弁当とは違った雰囲気を作ってあげるのもおすすめです。お弁当箱やお弁当袋を変えるたけでも、ワクワクした気持ちになりますよ。
親子遠足のお弁当レシピ
ここでは、親子遠足のお弁当にぴったりのメニューと作り方をご紹介します。
おにぎり
材料
- 1ごはんに塩を振り、混ぜ合わせる
- 21に具をはさみ、ラップにくるんで食べやすい大きさに握る
- 32に、のりを巻く
食中毒を予防するためにも、おにぎりはラップでくるんで握るのがコツです。子供の好きな具材を入れて、おにぎりラップでくるむのもおすすめですよ。
彩り野菜の豚肉巻き
材料
- 1細く切ったにんじんとインゲンをさっと茹でる
- 21を豚肉できつめに巻く
- 3フライパンを熱して油をひき、2を並べて両面に軽く焦げ目をつける
- 43に料理酒をまわしかけ、蓋をして蒸し焼きにする
- 54に、調味料Aを合わせてまわしかけ、全体に味をなじませる
- 65を食べやすい大きさに切る
彩り鮮やかな肉巻き。豚肉の巻き終わりを下に向けて焼いたり、水で溶いた小麦粉を巻き終わりにつけたりするとバラバラになりにくいですよ。
青のり入り卵焼き
材料
- 1ボウルに卵を溶き、砂糖とだし汁、青のりを加えてよく混ぜ合わせる
- 2小さいタッパーに1の卵液を入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジで1分半程度加熱する
青のりのグリーンと、卵のイエローのコントラストが美しい一品。卵焼きは電子レンジで調理することで、簡単に美味しく作ることができ、中までしっかり火が通りますよ。
カニさんウインナー
材料
- 1ウインナーを縦半分に切る
- 21の両端に3~4本切れ目を入れ、1~2分茹でる
- 32に竹串で穴をあけ、黒ゴマで目をつける
切れ目を入れて茹でゴマで目をつけるだけで、チャーミングなカニさんのできあがり。箸でもつかみやすく、フォークでも刺しやすいので、遠足におすすめです。
ミニトマトちゃん
材料
- 1ミニトマトを上から3分の2くらいの高さでカットする
- 2半分に切ったキャンディチーズを1のトマトの下に挟んでピックで刺す
生のトマトが心配な場合には、湯むきしたトマトを使うのがおすすめです。チーズに黒ゴマや海苔で目をつけると、さらに可愛くなりますよ。
具だくさんサンドイッチ
材料
- 1キャベツは千切りに、きゅうりは薄切りにする
- 2卵を溶いて塩、胡椒を加え、スクランブルエッグを作る
- 3フライパンでベーコンを弱火でじっくり焼く
- 4マヨネーズとケチャップを合わせてよく混ぜ、食パンの片面に薄く塗る
- 51、2、3の具材を4のパンでサンドし、ラップでぎゅっと包んでなじませる
- 6全体が落ち着いたら、食べやすい大きさにカットする
サンドイッチを作るコツは、野菜の水気をよく切ることと、ラップで包んで具材をなじませること。キャベツの代わりにレタスやベビーリーフを使ってもいいですね。
じゃがいものガレット
材料
- 1じゃがいもは皮をむいて千切りにする
- 2ビニール袋に1と(A)を入れ、全体が混ざるようよく揉む
- 3フライパンを熱して油をひき、2を一口大に分け、フライ返しなどでしっかり押さえながら両面を焼く
- 43にケチャップをかける
油を少し多めにひいて、パリッと焼き上げるのがコツです。フライドポテトのような味わいで、たくさん食べてくれるはずですよ。
スナップエンドウのゆかりあえ
材料
- 1スナップエンドウは筋を取って茹でる
- 21を斜めにカットする
- 32にゆかりをあえる
お弁当を彩るグリーンは、旬の野菜を使いたいですね。ゆかり以外にも、鰹節やマヨネーズであえても美味しいですよ。
鮭の照り焼き
材料
- 1鮭は骨と皮を取り除き、一口大にカットする
- 21に片栗粉をまぶす
- 3フライパンを熱して油をひき、2を焼く
- 4(A)の調味料を混ぜ合わせ、3に絡めて煮詰める
甘じょっぱい味付けなので、魚が苦手な子供でも食べやすいですよ。タレを煮詰めて、汁気をよく切っておきましょう。ゴマを振りかけてもいいですね。
親子遠足のお弁当を作るときの注意点は?
遠足は移動時間が長く、よく動くので、汁もれしないおかずを作るようにしましょう。
晴れた戸外で過ごす時間が長いときは、暑い時期でなくても食中毒に注意が必要です。お弁当を作る前は手を洗って清潔にする、おかずはよく火を通して冷ましてから詰める、水分が多いものは水気をよく切るなど、傷まないように工夫しましょう。
市販の抗菌シートを活用したり、お弁当箱を熱湯消毒したりしておくのもおすすめですよ。
食べる前に手を洗ったり、おしぼりで拭いたりするのも忘れないでくださいね。
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親子遠足のお弁当は、子供とママで別々にする?
親子遠足では、ママと子供のお弁当箱を一緒にするか別々にするか悩むところですね。園によっては、年少ではママやパパと一緒に食べ、年中・年長になると友達同士で食べるところもあるようです。
お弁当箱を分けるかどうかは、園で指定がないか確認し、特に決まりがない場合は、ママが作りやすい方にしましょう。
一緒のお弁当箱にするときは、お弁当カップに小分けにしたり、簡単にピックでつまんで食べられるようにしたりすると、子供が自分で食べやすく、ママの手間も少なくなりますよ。
親子遠足のお弁当は食べやすいものを
初めての親子遠足は、子供もママもドキドキしますよね。お弁当の時間が楽しくなるように、子供が食べやすいおかずを詰めてあげましょう。
親子遠足は、子供と一緒に楽しむ時間が何よりも大切です。できるだけ簡単に美味しいお弁当を作って、楽しいひとときを過ごせると良いですね。