春は、過ごしやすい気候とはいえ気温が安定しない日も多い季節。3月はまだ肌寒い日がある一方、5月にもなれば大人なら半袖で過ごせる日も増えてきますよね。そんな時期に生まれる赤ちゃんには、どんな出産育児品を揃えてあげれば、快適な状態で毎日を過ごすことができるのでしょうか。今回は、3・4・5月の春生まれの赤ちゃんに必要な出産準備品をご紹介します。
基本的な出産準備品とは?
赤ちゃんの出産準備品は、妊娠8ヶ月頃から少しずつ揃えていくのがおすすめですが、初めての妊娠の場合は何を揃えて良いかわかりませんよね。便利なものを上げればきりがありませんが、悩んだときは最低限必要なものと、あったら便利なものを基準にベーシックなものから揃えていきましょう。
ライフスタイルによって揃えるものが家庭ごとに異なりますが、以下のグッズを用意しておくと安心ですよ。
● 短肌着4~5枚
● コンビ肌着4~5枚
● ツーウェイオール3~4枚
● 紙おむつ1袋
● おしりふき
● おむつ替えマット
● ベビー布団・シーツ・布団カバー・綿毛布やタオルケット
● 母乳育児の場合は母乳パッド・授乳クッション・授乳ケープ
● ミルクや混合育児の場合は粉ミルク・哺乳瓶と乳首
● ベビーバス・ベビーソープ・沐浴布・ガーゼ・湯温計
● ベビー綿棒・ベビー用爪切り・スキンケア剤
● 哺乳瓶やおもちゃの消毒グッズ
春生まれの赤ちゃんの出産準備品で気をつけることは?
3・4・5月の春生まれの赤ちゃんは、比較的過ごしやすい時期に新生児期を過ごすので、特別な季節グッズはそれほど多くありません。手軽に体温調整ができるものを中心に揃えてあげると良いでしょう。
服の基本の組み合わせは「短肌着+ツーウェイオールやコンビ肌着」ですが、春は寒暖差が激しいので、外出するときはおくるみや靴下で体温調節してあげましょう。
しかし、赤ちゃんは新生児期の約1ヶ月はほとんど室内で過ごすので、生まれ月が3・4月の場合だと、お出かけできる生後1~2ヶ月後はすでに梅雨や初夏といった汗ばむ季節に入ることも。衣類を選ぶときは通気性も重視しましょう。
春生まれの赤ちゃんの出産準備品は?服や肌着はどうする?
3・4・5月の春生まれの赤ちゃんに必要な出産準備品について、ここでは、春生まれの赤ちゃんにおすすめの肌着の素材と、体温調整や季節の悩みに合わせた育児グッズをご紹介します。
春生まれの赤ちゃんにおすすめの肌着素材
3・4・5月の春生まれの赤ちゃんの肌着には、オールシーズン使える素材や通気性が高いものがおすすめです。
フライス
赤ちゃん肌着の定番です。リブ編みの木綿の生地で季節問わず使いやすいのが魅力。肌触りが良く、伸縮性・吸湿性も兼ね備えています。
天竺
平編みの木綿の生地で、フライスより少し薄め。風を通しやすく、洗濯しても早く乾くのが特徴です。春や夏など汗をかきやすい季節に活用しましょう。
ガーゼ
ガーゼが素材となった生地は、さらさらした肌触りと乾きやすいのが特徴。あまり暑さを感じにくく、湿気が多い初夏~夏場におすすめです。
春生まれの赤ちゃんにおすすめの衣類
3・4・5月の春はお出かけにもいい季節ですよね。赤ちゃんが生まれてから実際に外出するようになるのは1〜2ヵ月後になるので、暑さ対策のアイテムも用意しておきたいところです。
汗取りパッド
赤ちゃんの背中と衣類の間に入れて、汗を吸収するパッドです。生まれたばかりの時期はあまり使わないかもしれませんが、赤ちゃんは少し暖かくなるとすぐに汗をかくので持っていると便利ですよ。
ツバのある帽子
春は日差しが強い季節でもあります。外出するときはツバつきの防止で日差しが顔や目に当たらないようにしてあげましょう。お出かけする時期がすでに初夏であれば、早めに熱中症対策をしてくださいね。
春生まれの赤ちゃんにおすすめの育児グッズ
3・4・5月という時期でも日によっては夏のように暑くなったり、日差しが強かったりすることも。また、花粉も飛ぶ季節なのでそれらの対策もしてあげましょう。
日焼け止め
春に外出するときは、早めに日焼け止めを塗ってあげましょう。赤ちゃんの肌はとても薄く敏感で、日差しが強いとすぐに赤くなってしまいます。肌が出ている部分を中心に、赤ちゃんでも使える日焼け止めを塗ってあげましょう。
日焼け止めが合わないこともあるので、初めて使うときには少量から試してくださいね。
車につけるサンシェード
自宅の車で移動することが多い場合は、チャイルドシートとともにサンシェードも用意するのがおすすめ。ママが運転していると、赤ちゃんが日差しを浴び続けていても気がつけないこともあります。熱中症の原因にもなるので、早めに設置しておきましょう。
空気清浄機
春は花粉が飛びやすい季節です。洗濯物やパパの上着などから部屋にも花粉が入り込むことがあるので、空気清浄機を設置しておくと良いですよ。
春生まれの赤ちゃん、新生児期は寒暖差に気をつけよう
生後間もない赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、春の寒暖差には特に気をつけてあげましょう。少しずつ夏になるので、厚手の上着を買い足すよりは、お出かけできる時期に照準をあてて薄手のものを揃えるのがポイントですよ。
また、赤ちゃんのお世話をしていると抱っこやベビーカーで両手がふさがってしまうので、ママは日傘が使えません。日差し対策として、自分用にもツバのある帽子やアームカバーを用意しておきましょう。