離乳食5倍がゆの作り方!炊飯器やレンジを活用!ご飯から作るには?

離乳食後期は、パンやうどん、スパゲティなどが主食として使えるようになりますが、おかゆは最もアレンジしやすい基本の料理です。

今回は、5倍がゆの基本の作り方、炊飯器や電子レンジを使った作り方、冷凍ご飯から作る方法をご紹介します。

離乳食の5倍がゆとは?

5倍粥 おかゆ

生後9〜11ヶ月頃になると、離乳食も後期に入ります。この時期は歯ぐきでつぶして食べられることを目指して、より食感のある5倍がゆにステップアップしてみましょう。

すりつぶしすぎると噛む練習にならないので、ある程度のつぶ感が残るようにするとよいですよ。

以下から5倍がゆの作り方をいくつか紹介するので、ママの好みやそのときの忙しさにあわせて好きなものを選んでみてくださいね。

5倍がゆの作り方:お米から炊く方法

離乳食 10倍粥

5倍がゆの基本、お米1:水5の割合で炊く作り方です。コトコト炊くことで、ふっくらと美味しいおかゆができあがりますよ。

材料

米…85g(100ml)
水…500ml

作り方

1. 米は洗って20分ほど浸水させておく
2. 小鍋に米と分量の水を入れて、強火にかける(フタはしない)
3. 沸騰したらすぐに弱火にして、吹きこぼれに注意して時々かき混ぜながら20分炊く(フタは少しずらしておく)
4. 火を止めたら、フタをして15〜20分ほど蒸らす

5倍がゆの作り方:ご飯から作る方法

おかゆ 離乳食 鍋 ごはん 料理

お米から炊くレシピに比べて、火加減の調節や吹きこぼれを気にする必要がないため、簡単に作ることができます。

この作り方ではお米から炊く方法よりも水の量が少ないので、注意しましょう。ご飯と水の比率は1:2です。

材料

炊いたご飯…120g(150ml)
水…300ml

作り方

1. 小鍋にご飯と水を入れて強火にかけ、煮立ったら弱火にしてフタをし、15〜20分ほど加熱する(焦げ付かないように、時々底から混ぜる)
2. ふっくらしたら火を止め、フタをして15〜20分ほど蒸らす

炊飯器を使った5倍がゆの作り方

10倍粥 離乳食 炊飯器

5倍がゆは、炊飯器でも炊くことができますよ。炊飯器の「おかゆ」の目盛りにあわせた水加減でOKです。

材料

米…85g(100ml)
水…500ml

作り方

● 5倍がゆだけ作る場合
1. 米を洗い、水と一緒に炊飯器の釜に入れて、20分ほど浸水させる
2. 炊飯器のおかゆモードで炊く
※炊飯器の取扱説明書に従って調理してください
3. 炊きあがったら保温をせず、スイッチを切って20分ほど蒸らしてから粗熱をとる

電子レンジを使った5倍がゆの作り方

おかゆ 電子レンジ 離乳食

大人のご飯の余りで1食分だけ作りたい、というときには電子レンジが便利です。

この作り方ではお米から炊く方法よりも水の量が少ないので、注意しましょう。ご飯と水の比率はおよそ1:2です。

材料

炊いたご飯…120g(150ml)
水…300ml

作り方

1. 耐熱器にご飯と水を入れて軽く混ぜ、端に少し隙間をあけてラップをかける
2. 電子レンジに入れて5分加熱したら、一度取り出して混ぜる
3. さらに5分ほど加熱し、電子レンジから出してラップをしたまま20分ほど蒸らす

沸騰するまでの時間は電子レンジの機種によって違うので、様子をみながら加減してくださいね。

冷凍ご飯を使う場合でもご飯と水の比率はほとんど同じですが、とろみがつかない場合は少し水を多めにしてかたさを調整してください。

5倍がゆは軟飯にも応用できる!

離乳食 日本人 赤ちゃん

5倍がゆをマスターすれば全期のおかゆを作れます。お湯を加えれば10倍がゆ、7倍がゆに。5倍がゆに大人用のご飯を加えれば軟飯ができますよ。

赤ちゃんに、美味しいおかゆをたくさん作って、食べる楽しさを体験させてあげてくださいね。

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