フォローアップミルクは、離乳食が3回になりはじめた生後9ヶ月頃から3歳頃に適したミルクです。離乳食では補いきれないタンパク質や鉄分などが配合されていて、赤ちゃんの健やかな成長をサポートしてくれますよ。
今回は、口コミで人気のおすすめフォローアップミルクを6点ご紹介します。
フォローアップと新生児用ミルクの違い

新生児期から飲む粉ミルクは、赤ちゃんが栄養を摂るための食事のすべて。一方でフォローアップミルクは、離乳食などでは充分に摂れない栄養を補うために飲ませるという違いがあります。
フォローアップミルクの場合、哺乳瓶ではなくコップやマグで飲ませることがほとんど。離乳食が3回になる頃を目安に、使い始めることが多いですよ。
フォローアップミルクの種類は?

缶タイプ
大容量の缶タイプは、家で使う用におすすめ。食事ごとに飲む場合はコスパが良いのがメリットです。工夫次第で、離乳食にも活用できますよ。
スティック・キューブタイプ
スティックタイプやキューブタイプは持ち運びに便利なのはもちろん、計量いらずでパッと作れることがメリットです。
フォローアップミルクの選び方

成分
DHA、鉄分、カルシウム、ビタミンなど、含まれている栄養素は商品によってそれぞれ。なかにはつまりを解消する効果のあるオリゴ糖が多く含まれているものなどもあります。赤ちゃんの成長や栄養バランスを考えて、選んであげてくださいね。
また、ミルクによってそれぞれ味も異なります。特定のフォローアップミルクを嫌がる場合は、味が異なるミルクを選んであげるのもおすすめですよ。
フォローアップミルクのおすすめ6選を比較
1. 和光堂 フォローアップミルク ぐんぐん

和光堂「ぐんぐん」は、他5点と比べてDHAに強化したフォローアップミルクです。DHAはサケやマグロなどの魚に豊富に含まれる脂質で、水分を除いた脳の約60%を占める脂質の構成要素でもありますが、離乳食では摂りにくいのが特徴です。
DHAの他にも、カルシウムや鉄など、この時期に摂っておきたい栄養素もしっかり入っていますよ。「冷ましたお湯でも軽く混ぜるだけで溶けてくれます。マグでも作りやすく便利」と、口コミでも人気です。
おすすめポイント!
● DHAの配合量が多い
● 50度程度のお湯でもサッと溶ける
- 税込価格
- 1,527円
- 容量
- 830g
▼缶タイプ
▼スティックタイプ2. 明治 ステップ

鉄分やカルシウム、ビタミンなどの栄養素をバランスよく配合している明治の「ステップ」。他と比べてカルシウム量が多く、1日あたりコップ2杯分の約400mlを飲むことで、厚生労働省が示す1〜3歳までの鉄分とカルシウムの推奨量を摂取できますよ。
この時期に補いたいピオチンや葉酸を含む11種のビタミンとミネラルの70%(※)を補うこともできます。ほんのり甘みがあっておいしく、病気などで食事が摂れないときにも大活躍ですね。
おすすめポイント!
● 鉄分・カルシウムを100%サポート(※)
● 甘みがあり子供が飲みやすい
※「国民健康・栄養調査(平成24年)」1~3歳、1日400ml飲用時「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の推奨量・目安量(12~36ヵ月)に対する割合
- 税込価格
- 2,086円
- 容量
- 800g
▼缶タイプ
▼キューブタイプ3. ビーンスターク つよいこ

ビーンスタークの「つよいこ」は、他の5点と比べてDHAと鉄分を特に多く含んでいるのが特徴です。カルシウムも多く含み、子供のひらめきを支えるほか、丈夫な体づくりにぴったりですよ。
あっさりとした飲みやすい風味が好評で、「ミルクのときからビーンスタークを愛飲している」という口コミも多数。缶の側面に抗菌加工が施されているのも、衛生面を気にするママに嬉しい気づかいです。
おすすめポイント!
● DHAと鉄を多く含む
● カルシウムも比較的多め
● あっさりとした味で食後に飲みやすい
- 税込価格
- 1,909円
- 容量
- 820g
▼缶タイプ
▼スティックタイプ4. アイクレオ フォローアップミルク

アイクレオのフォローアップミルクは、他の5点と比べてたんぱく質や脂質を多く含むほか、鉄とビタミンCを適正なバランスで配合しているのが特徴。乳幼児期の体づくりをしっかりサポートします。
また、母乳にも含まれるヌクレオチドを5種、初乳に多く含まれているというβ-カロテンも多く配合していて、健康的な発育を自然に促すのがポイントです。
おすすめポイント!
● たんぱく質・脂質・鉄・ビタミンCを適正なバランスで配合
● 母乳に含まれるヌクレオチド・β-カロテンを含む
● あっさりとした飲みごたえ
- 税込価格
- 1,900円
- 容量
- 820g
▼缶タイプ
▼スティックタイプ5. 雪印メグミルク たっち

雪印「たっち」は、他の5点と比べてパントテン酸やビタミンD、α-リノレン酸、リン脂質を多く含みます。他に含まれる栄養の働きを助け、たっちを始める時期の子供の丈夫な体作りに一役かってくれるフォローアップミルクですよ。
母乳に含まれる5種類のヌクレオチドやラクトアドヘリン、β-カロテンも配合。おなかの調子を整えるガラクトオリゴ糖なども含み、健やかな成長をサポートします。
おすすめポイント!
● パントテン酸・ビタミンD・α-リノレン酸・リン脂質の配合量が多い
● 大容量でコスパが高い
- 税込価格
- 1,934円
- 容量
- 850g
▼缶タイプ
▼スティックタイプ6. 森永乳業 フォローアップミルク チルミル

森永乳業のフォローアップミルク「チルミル」は、他の5点と比べてビタミンKや葉酸、ビタミンA・B1・B2を多く含むほか、不足しがちな鉄分も比較的多く含まれていて、健康的な体の土台づくりをしっかりしてくれるのが特徴です。
また、おなかの調子を整えるガラクトオリゴ糖のほか、他の5点には含まれないラクチュロースやラフィノースを含み、健康的な腸内環境を促します。おなかの調子を崩しやすい子におすすめですよ。
おすすめポイント!
● 他の5点と比べてカロリーが低め(100gあたり460kcal)
● 3種のオリゴ糖でおなかを健康に
● 母乳に含まれるラクトフェリンを含む
- 税込価格
- 1,800円
- 容量
- 820g
▼缶タイプ
▼スティックタイプフォローアップミルクはコップの練習にも

フォローアップミルクを飲ませるのは哺乳瓶でも問題ありませんが、コップの練習をかねてマグを使わせると、少しずつ上手に飲めるようになりますよ。中身をこぼしてしまうときは、ストローの付いたマグから始めるのもおすすめです。
下記では赤ちゃんも使いやすいベビーマグを紹介しているので、合わせて見てみてくださいね。
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