実り多い秋は食材も豊富ですよね。旬の時期だからこそ食材本来のおいしさを存分に味わえる、幼児食はどんなものもがあるのでしょうか。
そこで今回は、秋に旬を迎える食材を使った、幼児食レシピを5品紹介します。
幼児期に食べられる秋が旬の食材
幼児期に食べられる、秋が旬の主な食材は以下です。
野菜
さつまいも・じゃがいも・かぼちゃ・たまねぎ・ブロッコリー・小松菜・チンゲン菜・にんじん・里芋・きのこ・ごぼう など
くだもの
ぶどう・いちじく・梨・もも・りんご・柿 など
魚
鮭・めかじき・さば・さんま・かつお(秋獲り) など
秋に旬を迎える食材で作るおすすめレシピ
かぼちゃとさつまいもとりんごのサラダ
材料
- 1かぼちゃとさつまいもは1cmの角切りにし、ゆでるか電子レンジでやわらかくなるまで加熱する。りんごは薄いいちょう切りにし、レーズンとともに耐熱皿に入れて水小さじ1(分量外)をふり、電子レンジで約30秒加熱する。
- 2Aを混ぜ、1を和える。あればパセリのみじん切りをふる。
白花豆とりんご煮
材料(4食分)
- 1鍋に白花豆と、皮と芯を取って厚めのいちょう切りにしたりんご、砂糖、塩を入れて約10分煮る。※豆の皮が食べにくい場合はむく。
※乾燥豆のゆで方
豆は水に約4時間浸す。水をきり、鍋に豆とたっぷりの水を入れてふたをし、強火にかける。沸騰したら火を弱め、やわらかくなるまで約20分(圧力鍋の場合は約7分)ゆでる。
※保存方法
密閉容器にゆで汁少しと一緒に入れ、乾燥を防ぐ。冷蔵庫で2週間程度保存可能。食べる際は加熱する。
にんじんフレンチトースト
材料
- 1よく混ぜたAに6等分に切った食パンを浸し、全体に液を含ませる。
- 2熱したフライパンにバターを薄くしき、1を並べて両面が薄く色づくまで焼く。
にんじんと豆のポタージュ
材料(6食分程度)
※湯にだし昆布2cm角程度を浸して冷ましたもの
- 1にんじん、玉ねぎ、エリンギは薄切りにし、サラダ油を熱した鍋に入れ、しんなりとするまで炒める。ひよこ豆とだし汁を加え、ふたをしてやわらかくなるまで煮る。
- 2豆乳、塩を加えてミキサーで撹拌し、なめらかにする。
※乾燥豆のゆで方
豆は水に約4時間浸す。水をきり、鍋に豆とたっぷりの水を入れてふたをし、強火にかける。沸騰したら火を弱め、やわらかくなるまで約20分(圧力鍋の場合は約7分)ゆでる。
型抜き野菜の豆乳ドリア
材料
- 1にんじんは3mm厚さの薄切りにしてゆで、ハムもさっと湯通しする。好みの型で抜き、端切れは刻んでごはんに混ぜる。
- 2小鍋にAを混ぜ入れ、とろみがつくまでヘラで混ぜながら煮る。
- 3サラダ油(分量外)を薄くしいた耐熱容器に1のごはんをしき詰め、2のソースを広げる。粉チーズとパン粉をふり、刻んだグリーンアスパラガス、コーン、1のにんじんとハムを飾る。オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
栄養豊富な秋の食材をたっぷりとろう!
秋の食材は、食物繊維、ビタミンやミネラルが豊富で、夏の疲れをとる働きがあり、寒さ厳しい冬に向けての体作りに役立ちます。
旬の食材を使って、食欲の秋を存分に楽しめる幼児食を作ってみてくださいね。
● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● 具材が大きい場合は、食べやすいサイズに調整してください。
● レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません。(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。
レシピ・記事提供:「まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ 1〜3歳発達を促す子どもごはん」(中村美穂著、日東書院本社)