幼児食に移行する頃になると、これまでたくさんのものを食べて味覚が発達し、なかには苦手な食材がでてくることもありますよね。特に野菜を苦手に感じる子は多くいますが、そんなときは食材の味をまろやかにしてくれる洋食の味付けがおすすめ。
今回は、野菜がおいしく食べられる、幼児食期にぴったりな洋食の主菜&副菜レシピ6品を紹介します。
野菜がおいしく食べられる幼児食!
洋食の主菜&副菜レシピ
ライスソーセージ
材料
- 1玉ねぎはみじん切りにし、耐熱容器に入れる。 水小さじ1(分量外)をふってラップをかけ、電子レンジで約30秒加熱し、冷ます。
- 21に残りすべての材料を加えてよく混ぜ、ラップで棒状に包んで両端を軽くねじる。
- 3耐熱皿にのせ、電子レンジで1分半加熱し、食べやすい大きさに切る。※加熱しすぎるとかたくなるため注意。
野菜入りチキンナゲット
材料
- 1れんこん、玉ねぎ、にんじんはすりおろしてポリ袋に入れ、鶏ひき肉、Aを加えて袋をもんでよく混ぜる。2×3cmの小判形に丸める。
- 2フライパンに高さ1cmのサラダ油を入れて温める。箸を入れて泡が出るくらい(中温)になったら1を入れ、裏返しながらきつね色になるまで揚げる。紙の上に取り、余分な油をきる。好みでケチャップを少量添える。
ごはん入りほうれんそうチーズオムレツ
材料
- 1ほうれんそうは沸騰した湯でやわらかくゆで、水にさらして絞り、粗みじん切りにする。
- 2溶いた卵に1とごはん、粉チーズ、塩を加え混ぜる。
- 3サラダ油を熱したフライパンに2を丸く流し入れ、箸で混ぜながら1cm厚さにまとめる。ふたをして両面が薄く色づくまで焼き、食べやすい大きさに切る。
金時豆と野菜のトマト煮
材料
※湯にだし昆布2cm角程度を浸して冷ましたもの
- 1鍋にオリーブオイルを熱し、1cm角に切った玉ねぎ、ズッキーニ、黃パプリカを炒める。
- 2だし汁、トマト水煮、金時豆、塩、しょうゆ、砂糖を入れてやわらかくなるまで煮たら、水で溶いた薄力粉を入れ、とろみをつける。
- 乾燥豆のゆで方
豆は水に約4時間浸す。水をきり、鍋に豆とたっぷりの水を入れてふたをし、強火にかける。沸騰したら火を弱め、やわらかくなるまで約20分(圧力鍋の場合は約7分)ゆでる。
ゆで野菜スティックごまみそダレ添え
材料(2食分程度)
- 1 にんじん、ごぼうは棒状に切り、ゆでる。きゅうりは棒状に切りそのままか、さっと湯通しする。
- 2Aを小さい耐熱容器に入れて混ぜ、電子レンジで約30秒、とろみがつくまで加熱する。1に添える。
にんじんと豆のポタージュ
材料(6食分程度)
※湯にだし昆布2cm角程度を浸して冷ましたもの
- 1にんじん、玉ねぎ、エリンギは薄切りにし、サラダ油を熱した鍋に入れ、しんなりとするまで炒める。ひよこ豆とだし汁を加え、ふたをしてやわらかくなるまで煮る。
- 2豆乳、塩を加えてミキサーで撹拌し、なめらかにする。
食べるときの味付けに使う調味料は
出しすぎ&つけすぎに注意しよう
今回紹介した「野菜入りチキンナゲット」のように、食べるときの味付けに調味料を使うこともありますよね。しかし、多めに出しておくと子どもはついつけすぎてしまうので、ママやパパが使う分だけを出しておくようにしましょう。事前に少量をつけておくか、小皿に使う分だけ出しておくとよいですよ。
● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● 具材が大きい場合は、食べやすいサイズに調整してください。
● レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません。(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。
レシピ・記事提供:「まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ 1〜3歳発達を促す子どもごはん」(中村美穂著、日東書院本社)