手軽に作れたり、彩りを楽しめたりするメニューが多い洋食。甘みを感じる味付けが多く、野菜の苦味などをまろやかにしてくれるので、苦手な食材を取り入れやすいのが魅力ですよ。
今回は、子どもが楽しく食べられる、幼児食期にぴったりな洋食の主食レシピ6品を紹介します。
幼児食期の手づかみ食べにもぴったり!
洋食の主食レシピ
ロールパンのスライスサンドイッチ
(かぼちゃ&ツナ)
材料
- 1かぼちゃはゆでて皮をむき、フォークの背などでつぶす。
- 21に汁をきったツナを混ぜ、牛乳を少しずつ加えてぬりやすいかたさにする。
- 3ロールパンを1〜1.5cm厚さの輪切りにして間に切り込みを入れ、2をはさむ。
きな粉トーストスティック
材料
- 1室温でやわらかくしたバターを食パンにぬり、砂糖を混ぜたきな粉をふりかける
- 21を2cm幅の棒状に切り、オーブントースターで軽く色づくまで焼く
小松菜ヨーグルトスコーン
材料(約15個分)
- 1小松菜はやわらかくゆで、葉先の部分をみじん切りにしてすり鉢などですりつぶす。Bを加えて混ぜる。
- 2Aをボウルに入れて混ぜる。サラダ油を加え、両手でこすり合わせるようにしてなじませる。粉と油が均一に混ざってサラサラの状態になったら、1を混ぜ、ひとまとめにする。
- 3ラップで包んで1cm厚さの四角形に伸ばし、包丁で1×3cmの棒状に切る。
- 4アルミホイルをしいて3を並べ、オーブントースターで約10分焼く。
にんじんフレンチトースト
材料
- 1よく混ぜたAに6等分に切った食パンを浸し、全体に液を含ませる。
- 2熱したフライパンにバターを薄くしき、1を並べて両面が薄く色づくまで焼く。
彩り豊かで目にも楽しい♡
洋食の主食レシピ
ツナミルクピラフ
材料(作りやすい分量)
※子ども1人分は茶碗1杯程度です
※子ども1人分につき1個
- 1米はといでザルにあげて水をきり、鍋に入れて水を加え、30分浸す。
- 21に牛乳、塩、サラダ油、ツナ(汁ごと)を入れて混ぜ、凍ったままのミックスベジタブルをのせてふたをする。強火にかけ、沸騰したら弱火にして17分炊く。10分蒸らして混ぜる。
- 3茶碗に入れて形を作ってから皿にあけ、半分に切ったミニトマトを添える。
型抜き野菜の豆乳ドリア
材料
- 1にんじんは3mm厚さの薄切りにしてゆで、ハムもさっと湯通しする。好みの型で抜き、端切れは刻んでごはんに混ぜる。
- 2小鍋にAを入れ、とろみがつくまでヘラで混ぜながら煮る。
- 3サラダ油(分量外)を薄くしいた耐熱容器に1のごはんをしき詰め、2のソースを広げる。粉チーズとパン粉をふり、刻んだグリーンアスパラガス、コーン、1のにんじんとハムを飾る。オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
パンやスコーンはおやつにもおすすめ
幼児食に進む頃になると活発に動くようになり、次の食事までにお腹が空いてしまうこともありますよね。そんなときは、今回紹介したパンやスコーンがおすすめですよ。簡単に作れるうえに、おやつとしても楽しめる味付けなので、子どもも喜んで食べてくれます。参考にしてみてくださいね。
● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● 具材が大きい場合は、食べやすいサイズに調整してください。
● レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません。(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。
レシピ・記事提供:「まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ 1〜3歳発達を促す子どもごはん」(中村美穂著、日東書院本社)