たんぱく質が豊富な肉を使った幼児食レシピ6品!やわらか食感で食べやすい

筋肉や骨、血液などを作るために必要な栄養素のひとつが、たんぱく質。特に、牛・豚・鶏などの肉類は、良質なたんぱく質に加え、鉄分やビタミンなども含まれている栄養満点の食材です。

成長著しい幼児期の食事にも積極的に取り入れたい食材ですが、お肉のかたさやパサパサした食感が苦手という子も少なくありません。

そこで今回は、やわらか食感で子どもが食べやすい、肉を使った幼児食レシピ6品を紹介します。

やわらか食感で食べやすい!
お肉がメインの幼児食レシピ

ライスソーセージ

幼児食 書籍転載 ライスソーセージ

材料

豚ひき肉
25g
ごはん
15g
玉ねぎ
15g
薄力粉
小さじ1/2
パセリ(みじん切り)
少々
少々
  1. 1玉ねぎはみじん切りにし、耐熱容器に入れる。 水小さじ1(分量外)をふってラップをかけ、電子レンジで約30秒加熱し、冷ます。
  2. 21に残りすべての材料を加えてよく混ぜ、ラップで棒状に包んで両端を軽くねじる。
  3. 3耐熱皿にのせ、電子レンジで1分半加熱し、食べやすい大きさに切る。※加熱しすぎるとかたくなるため注意。

野菜入りチキンナゲット

幼児食 書籍転載 野菜入りチキンナゲット

材料

鶏ひき肉(むね)
20g
れんこん
10g
玉ねぎ
5g
にんじん
5g
A:パン粉
小さじ1
A:片栗粉
小さじ1/2
A:塩
少々
サラダ油
適量
トマトケチャップ(好みで)
適量
  1. 1れんこん、玉ねぎ、にんじんはすりおろしてポリ袋に入れ、鶏ひき肉、Aを加えて袋をもんでよく混ぜる。2×3cmの小判形に丸める。
  2. 2フライパンに高さ1cmのサラダ油を入れて温める。箸を入れて泡が出るくらい(中温)になったら1を入れ、裏返しながらきつね色になるまで揚げる。紙の上に取り、余分な油をきる。好みでケチャップを少量添える。

ぺたんこギョーザ

幼児食 書籍転載 ぺたんこギョーザ

材料

ギョーザの皮(小判)
3枚
豚ひき肉
20g
キャベツ
10g
ニラ
5g
片栗粉
小さじ1/2
少々
しょうゆ
小さじ1/4
ごま油
小さじ1/2
50ml
  1. 1キャベツはゆでてみじん切りにし、水気を絞る。ニラもみじん切りにする。
  2. 2豚ひき肉に1と片栗粉、塩、しょうゆを合わせてよく混ぜ、3等分してギョーザの皮にのせる。端に水をぬって半分に折り、ひだを寄せずに合わせ、中央を指でつまんでリボン状にする。
  3. 3フライパンにごま油を熱し、2を並べる。底に薄く焼き色がついたら湯を加え、ふたをして蒸し焼きにする。ふたを取り、水分を飛ばして底をカリッと仕上げる。

野菜ときのこの肉巻きソテー

幼児食 書籍転載 野菜ときのこの肉巻きソテー

材料

牛もも薄切り肉
20g
少々
にんじん
10g
さやいんげん
1本
えのきだけ
4〜5本
片栗粉
少々
A:水
小さじ2
A:しょうゆ
小さじ1/4
A:砂糖
小さじ1/4
サラダ油
小さじ1/2
  1. 1にんじんは5mm角×8cm長さに切り、さやいんげんは両端を切り落としてゆでる。えのきだけはほぐす。
  2. 2ラップの上に牛もも薄切り肉を広げ、塩をふり、片栗粉を茶こしで 全体にふりかける。1を芯にして巻く。
  3. 3フライパンにサラダ油を熱し、2の巻き終わりを下にして焼く。転がしながら全面を焼き、Aを混ぜて加え、全体にからめて火を止める。食べやすい大きさに切る。

ほうれんそうの肉団子甘酢あん

幼児食 書籍転載 ほうれんそうの肉団子甘酢あん

材料

豚ひき肉
25g
ほうれんそう
10g
パン粉
小さじ2
牛乳
小さじ1
少々
サラダ油
小さじ1/2
A:しょうゆ
小さじ1
A:砂糖
小さじ1
A:酢
小さじ1/4
A:片栗粉
小さじ1/2
A:水
大さじ3
  1. 1ほうれんそうは沸騰した湯でやわらかくゆで、水にさらして絞り、みじん切りにする。
  2. 2ポリ袋にパン粉と牛乳、塩を混ぜ、豚ひき肉、1のほうれんそうの水気を絞って加え、よく混ぜる。
  3. 3フライパンにサラダ油を熱し、2を5等分して丸め、並べる。転がしながら焼き、混ぜ合わせたAを回し入れ、とろみがつくまで混ぜながら煮る。

野菜入り肉みそうどん

幼児食 書籍転載 野菜入り肉みそうどん

材料

ゆでうどん
1/2玉(100g)
豚ひき肉
20g
なす
10g
ピーマン
5g
長ねぎ
5g
にんにく(あれば)
少々
しょうが(あれば)
少々
ごま油
小さじ1/2
100ml
A:みそ
小さじ1
A:しょうゆ
小さじ1/2
A:砂糖
小さじ1/2
水溶き片栗粉
(片栗粉小さじ1/2 + 水小さじ1)
  1. 1なす、ピーマン、長ねぎはみじん切りにする。
  2. 2フライパンにごま油とにんにく、しょうがのみじん切りを入れて熱し、ひき肉を炒める。色が変わったら1を加え、水を入れて煮る。Aを混ぜ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
  3. 3ゆでうどんは食べやすい長さに切り、やわらかくゆでる。水にさらしてザルにあげ、器に盛って2をかける。

よく噛んで食べる習慣をつけよう!

しっかりと噛んで食べることは、歯やあごの発達をはじめ、食べたものをしっかりと消化するために大切なことです。食材が固過ぎたり、大きすぎたりすると食べにくく、咀しゃく不足の原因のひとつにもなります。

子どもの食べやすいように調理をし、「カミカミしてからごっくんしよう」などと声をかけて、噛む習慣をしっかり身につけてくださいね。

● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● 具材が大きい場合は、食べやすいサイズに調整してください。
● レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません。(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。

レシピ・記事提供:まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ 1〜3歳発達を促す子どもごはん(中村美穂著、日東書院本社)

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