子どもの具合が悪いときはどんな食事がいい?不調のときの幼児食レシピ

子どもが風邪をひいたり、お腹の調子が悪かったりと、体の具合いが悪いときは、何を食べさせてあげたらいいのか困ってしまいますよね。

そこで今回は、具合が悪いときの食事の考え方をはじめ、不調のときにおすすめの幼児食レシピを病状別に紹介します。

具合いが悪いときの食事はどうする?

子ども 鼻 鼻水 風邪

症状が激しいときは無理に食べさせず、脱水症状にならないように水分補給を優先します。医師の指示に従って、食欲があれば消化のいいもの(脂肪や繊維質が少なく、刺激の少ないもの)を少しずつあげ、回復を促しましょう。

体調が戻らないなど、心配なことがあれば、早めに医師に相談してくださいね。

子どもの具合いが悪いときの
食事の基本3ステップ

ステップ 流れ

症状の度合いによって、与えられるものが異なります。以下を参考に、体調回復まで支えてあげてくださいね。

1. 食欲が出るまでは水分と電解質を与える

食欲がなくても、水分補給はこまめに。特に発熱や嘔吐、下痢がある場合には水分と電解質が奪われやすいので、しっかり水分を補給することが大切です。

2. 消化・吸収がいいものを与える

おかゆなど消化しやすいやわらかいものを薄味で、少しずつあげます。特に嘔吐・下痢の場合は症状が治まるまで慎重に進めてくださいね。

3. 症状がおさまったら普通の食事に戻す

長期の制限は栄養不足になるため、栄養バランスのよい食事をとって回復を促します。医師の指示に従い、食べやすいものを中心に徐々に戻しましょう。

不調のときにおすすめの
幼児食のごはん・おかずレシピ

【嘔吐・下痢】
シラス入りにんじんかぼちゃがゆ

幼児食 書籍転載 シラス入りにんじんかぼちゃがゆ

材料

ごはん
40g(1/4カップ程度)
にんじん
5g
かぼちゃ
10g
シラス
小さじ1
だし汁(昆布)
※湯にだし昆布2cm角程度を浸して
冷ましたもの、または水でもよい
150ml
少々
  1. 1 小鍋に、ごはん、すりおろしたにんじん、皮を取り薄く刻んだかぼちゃ、シラス、だし汁を入れて混ぜ、ふたをして火にかける。沸騰したら弱火にし、時々かぼちゃをつぶしながら約15分炊く。塩を混ぜて蒸らす。

【ポイント】
糖分、塩分を消化のよいおかゆで補給します。野菜や果物に含まれるペクチンには整腸作用があり、下痢や便秘を予防する効果が。

【風邪】
タラとかぶのみぞれ鍋

幼児食 書籍転載 タラとかぶのみぞれ鍋

材料

真ダラ ※その他の白身魚でも可
20g
かぶ
50g
かぶの葉
5g
絹ごし豆腐
20g
だし汁
150ml
しょうゆ
小さじ1/2
  1. 1だし汁を火にかけ、煮立ったら骨と皮を取ってひと口大に切った真ダラと角切りの絹ごし豆腐、みじん切りのかぶの葉を入れて煮る。
  2. 2しょうゆを加え、すりおろしたかぶを入れて火を止める。

【ポイント】
粘膜の炎症にはのどごしがよく刺激が少ないものを。鍋は蒸気で呼吸を楽にし、うまみや栄養素を含むスープで水分補給ができます。ビタミンC豊富なかぶはすりおろして加えて。

【便秘】
プルーンとバナナのおからココアマフィン

幼児食 書籍転載 プルーンとバナナのおからココアマフィン

材料(4個分)

ドライプルーン(種抜き)
2個
バナナ
1/3本
A:生おから
20g
A:サラダ油
10g
A:砂糖(あればてんさい糖)
10g
A:塩
少々
B:薄力粉
50g
B:ベーキングパウダー
小さじ1
B:ココアパウダー
小さじ1弱
  1. 1ボウルにAを入れて泡立て器でよく混ぜ、Bをザルに合わせてふるい入れ、ゴムベラでしっかり混ぜる。
  2. 2カップケーキの型などに1を7分目くらいまで入れ、刻んだプルーンとバナナを刻んでのせ、軽く押し込む。180℃に予熱したオーブンで約20分焼く。

【ポイント】
おから、プルーン、バナナ、ココアなど食物繊維が豊富な食材をとりましょう。整腸作用のあるオリゴ糖が含まれたてんさい糖や、少量の油も便通をスムーズにします。

【発熱】
りんごのくず煮&ヨーグルト

幼児食 書籍転載 りんごのくず煮&ヨーグルト

材料(6食分)

りんご
1個(160g)
200ml
砂糖
20g
ひとつまみ
くず粉(または片栗粉)
小さじ1
プレーンヨーグルト
大さじ3(1人分)
  1. 1りんごは皮と芯を取り、いちょう切りにする。水から煮て、砂糖、塩を加え、煮汁が少なくなるまで煮つめる。水で溶いたくず粉を回し入れ、軽くつぶしながらとろみがつくまで煮る。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
  2. 2器にプレーンヨーグルトを入れ、1をのせる。

【ポイント】
とろみのある煮りんごとヨーグルトを合わせて、ひんやりなめらかなのどごしに。発熱による汗で失われる水分、ミネラルを補給します。

カラフル野菜ゼリー
(トマト、かぼちゃ、きゅうり)

幼児食 書籍転載 カラフル野菜ゼリー (トマト、かぼちゃ、きゅうり)

材料(150mlのグラス3個分)

A:りんごジュース(果汁100%)
150ml
A:粉寒天
小さじ1/2
A:砂糖
小さじ1
A:塩
ひとつまみ
トマト、かぼちゃ、きゅうりいずれか1種類
50g
  1. 1小鍋にAを入れて混ぜ、沸騰するまで混ぜながら煮溶かす。
  2. 2皮をむき種を取って刻んだトマト、ゆでて皮をむき、つぶしたかぼちゃ、すりおろしたきゅうりのいずれか1種類を混ぜる。水でぬらしたミニグラスに注ぎ、冷蔵庫で冷やしかためる。
    Aを3倍量にし、3等分して野菜3種をそれぞれ混ぜてもよい。

体調の回復には食事も大切!

子どもが体調を崩すのを見るのはつらいですが、早く元気になるためには、水分補給や食事のサポートが欠かせません。子どもの様子をよく見守り、食事ができる状態になってきたら、体にやさしい食事を用意してあげてくださいね。不安なことがあれば、医師に相談しましょう。

● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● 具材が大きい場合は、食べやすいサイズに調整してください。
● レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません。(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。

レシピ・記事提供:まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ 1〜3歳発達を促す子どもごはん(中村美穂著、日東書院本社)

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