生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんとの遊び方8選!

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんは、ハイハイのスピードが速くなったり、つかまり立ちや伝い歩きができるようになったりします。動きが活発で好奇心が旺盛なこの時期は、興味のあるものを見つけたら素早く移動して手を出すので、ママは目を離せませんよね。今回は、生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊び方を8つご紹介します。

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんはどんな遊びができる?

つかまり立ち 赤ちゃん 日本人

運動量が多くなる生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんは、体をたくさん動かす遊びが大好きです。ものを追いかけたり取ったりすることができるようになるので、ボールやおもちゃを使った遊びも楽しむことができますよ。

少しずつ言葉の意味を理解できるようになるので、ママやパパが声をかけながら楽しめる遊びも取り入れていきましょう。

自分自身と他の人とのの違いをはっきり認識できるのもこの時期なので、「いないないばあ」のようにママの顔を隠したり出したりする遊びもおすすめです。

つかまり立ちや伝い歩きに慣れてくると、ひとりで歩き始めるのもあと少し。足腰やバランス感覚を鍛える遊びも取り入れてみましょう。

次からは、生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びを8つご紹介します。

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんの認識力や記憶力を伸ばす遊び

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんは、自分をとりまく世界が認識できるようになり、ママと自分は違う存在であることを理解し始めます。「ママ」や「パパ」といった単語も記憶しているので、「ママ」「パパ」という言葉を聞くと反応することもありますよ。

そんな、赤ちゃんの認識力や記憶力を刺激しながら、楽しく遊んであげましょう。

かくれんぼ遊び

1. ママはどーこだ?

ママはどーこだ?

物陰にママの顔だけを隠すかくれんぼは、どこにいてもバリエーションを変えて楽しめる遊びです。「ママはどーこだ?」と、本やかばん、ハンカチで顔を隠して赤ちゃんをびっくりさせてあげましょう。

つかまり立ちをするようになったら、物陰に隠れて、わぁっと驚かせてあげると、赤ちゃんのワクワクする気持ちが高まりますよ。

定番の「いないないばあ」もおすすめです。

鏡を使った遊び

2. 鏡でこんにちは

鏡でこんにちは

赤ちゃん自身が鏡に映っていることに気づかせ、自己を認識するきっかけを作る遊びです。ママやパパが一緒に鏡に映って、反応をうかがいながら楽しんでくださいね。

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんの運動遊び

運動能力がどんどん発達していく時期なので、体を使った遊びのバリエーションが広がります。つかまり立ちや伝い歩きをサポートするような運動もおすすめですよ。ママやパパが赤ちゃんをしっかり支えながら、動きやすいように工夫してあげましょう。

バランス感覚を養う遊び

3. おちる、おちる

おちる、おちる

ママやパパの足の上に乗って姿勢を維持しようとすることで、赤ちゃんのバランス感覚を養う遊びです。小さく揺らしたり、大きくダイナミックに揺らしたり、高い高いをしたりと変化をつけると喜んでくれますよ。

1. 床に座って足を揃えて伸ばし、赤ちゃんを抱えて膝の上に座らせる
2. 「おちるよ、おちるよ」と言いながら、赤ちゃんをやさしく揺らす
3. 「おちちゃったー」と、両足を開いて赤ちゃんのお尻を足の間に落とす

赤ちゃんのお尻が強く落ちないよう、マットや座布団の上で行うと安心です。

4. お馬さんパカパカ

お馬さんパカパカ

背中から落ちないように体のバランスを取ることで、平衡感覚を鍛える遊びです。パパがお馬さん役になると、背中が大きくて安定感があり目線も高くなるのでおすすめ。はじめのうちは、赤ちゃんをパパの背中の上に乗せた後、ママが脇の部分を支えていると安心ですよ。

1. ママやパパがよつんばいになり背中に赤ちゃんを乗せる
2. 慣れてきたら、「お馬さん、パカパカ」と声をかけながらゆっくり部屋を歩く

ボール遊び

5. ごろごろキャッチボール

ごろごろキャッチボール

赤ちゃんとママやパパとでボールを転がし合って遊びます。繰り返し遊ぶうちに、座る距離が離れてもボールが届くようになりますよ。ボールが別の方向に行ってしまったときには、赤ちゃんにハイハイや伝い歩きで取りに行ってもらえば、体をたくさん動かせますね。

1. 赤ちゃんと向かい合わせに座る
2. 赤ちゃんに向かってボールを転がす
3. 赤ちゃんがボールをキャッチし、ママやパパの方向に転がす

つかまり立ちや伝い歩きをサポートする遊び

6. 取れるかな?

取れるかな?

つかまり立ちや伝い歩きをするようになったら、片手を離して立てるような遊びを取り入れてみましょう。赤ちゃんが好きなぬいぐるみやおもちゃを高いところにおいて興味をひきつけながら、好奇心をたくさん刺激してあげてくださいね。

1. 赤ちゃんが立って手を伸ばすと届く高さに、ものをつるす
2. 赤ちゃんの支えになるような低いテーブルや椅子を用意して、つかまり立ちをさせる
3. 「取れるかなー」と声をかけながら、つかまり立ちをしている赤ちゃんにものを取らせる

7. よいしょよいしょ

よいしょよいしょ

身近にあるダンボールを活用して、歩く練習をする遊びです。赤ちゃんは転倒しやすいので、ママがしっかり支えて安心させてあげましょう。

1. つかまり立ちしやすい高さのダンボールを1つ準備する
2. ママに支えられながら、赤ちゃんがダンボールを押す

ダンボールに金具やキズが残っていないかよく確認してくださいね。

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんの手先を使った遊び

生後10ヶ月を過ぎると、指先を使った動きも上手になり、マグカップを自分で持って飲む、リモコンのボタンを押す、絵本のページをめくるといったことができるようになります。手先を動かすと脳の発達にもよい影響を与えるともいわれているので、手先を使った遊びもおすすめです。

指先を動かす遊び

8. 紙をびりびり

紙をびりびり

小さいものをつまむことができるようになった赤ちゃんにぴったりの遊びです。新聞紙やチラシを赤ちゃんと一緒にびりびり破いて、触感や音を楽しみましょう。

紙破りに飽きてきたら、破った紙を丸めてボールにしたり、ヒラヒラと宙に投げてみたり、紙切れを追いかけてみたりすると、長く遊ぶことができますよ。

生後10ヶ月・生後11ヶ月の遊びのコツやおすすめのおもちゃは?

赤ちゃん おもちゃ 624785_m

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんは、おもちゃにも興味を持ち始めます。手にとって感触や形を楽しめるものや知育玩具といったものを少しずつ取り入れていくのもいいでしょう。

赤ちゃんは気に入った遊びを何度も繰り返したがるので、できるだけ応えてあげるようにしましょう。ただし、お昼寝や夜の就寝前に激しい遊びをすると、目が覚めてしまうので、寝る前は絵本の読み聞かせやスキンシップをして遊ぶといいですよ。

また、つかまり立ちや伝い歩きができるようになるにつれて行動範囲が広がります。周辺に赤ちゃんがぶつかるようなものや、手足を挟んだりするものがないか確認してから遊ぶようにしましょう。

この時期の赤ちゃんは、興味を持ったものには、すぐに近づいて口に入れたり触ったりするので、危険なものが落ちていないか確かめることも大切です。

生後10ヶ月・生後11ヶ月の赤ちゃんと遊びを楽しもう

生後10ヶ月から11ヶ月は、周囲の様々なものへ興味や関心を示す時期です。赤ちゃんの好奇心を刺激する遊びを取り入れながら、どんどん新しいことに挑戦させてあげましょう。

赤ちゃんと遊ぶときは、ママやパパも一緒に楽しみながら笑顔で遊ぶことが大切です。毎日の遊びを通して、赤ちゃんがすくすく元気に育っていくといいですね。

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