おもちゃを作る材料として最適な新聞紙。今回は、新聞紙を使って子どもでも簡単にできるおもちゃの作り方をご紹介します。
たくさん作って家族や友達と一緒に遊びましょう。新聞を購読していない場合は、折り込みチラシや宅配サービスのカタログなどを利用しても作れますよ。
1. 新聞紙で作る【輪投げ】
夏祭りの出店などでよく見かける「輪投げ」。市販の輪投げのおもちゃもありますが、家にある材料で手作りしてみてはいかがですか?
次からは、新聞紙とペットボトルを使って簡単に工作できる「新聞紙輪投げ」の作り方をご紹介します。
必要なものは?
用意するもの
●新聞紙 4枚
●ペットボトル 2本
●ビニールテープ
●布の切れ端(輪が大は7cm×1.2m 小は7cm×80cm)
●おはじき
●ビー玉
●画用紙
必要な道具
●はさみ ●ガムテープ ●油性ペン
作り方
新聞紙を細長く巻く
1をひねりながら輪を作り、ガムテープで留め、ビニールテープや布の切れ端を巻いて飾りつけをする
新聞紙の輪は、大小いろいろな大きさのものを作ると楽しい
ペットボトルのなかにおはじきやビー玉を入れ、水を入れてキャップを閉める
3に油性ペンや画用紙を使って点数を書く
作るときのポイントは?
新聞紙で輪を作るときは、遊んでいるうちにクシャクシャになりやすいので、ビニールテープや布をきつめに巻いてしっかり固定するようにしましょう。細く大きめの輪を作ると、子どもが投げやすいですよ。
小さな子向けにアレンジ!
まだ数字が読めない子には、ペットボトルに好きなキャラクターを貼って投げる目当てにしても良いですね。また水彩絵の具などを溶かして好きな色の水を作ると、見た目も鮮やかになるのでおすすめです。
2. 新聞紙で作る【ロケット】
少ない材料で工作できる新聞紙ロケットは、勢いよく飛んでいくので子どもたちの心をつかんで離しません。ゴムの数や自分の力加減で飛ぶ距離が変わることを覚えると、もっと楽しくなるロケット遊び。工程が多いため複雑に見えますが作り方は意外と簡単です。ぜひ作ってみましょう。
必要なものは?
用意するもの
●新聞紙 4枚
●割り箸 1本
●輪ゴム 2本
●トイレットペーパーの芯 2個(必要に応じて)
●ビニールテープ
●マスキングテープ
●ペン
必要な道具
●はさみ ●セロハンテープ
新聞作り方
● 発射棒を作る
新聞紙4枚を半分に切る
1をきつめにくるくる丸めて棒を作る
セロハンテープで留める
ビニールテープやマスキングテープを使って、3を補強しつつ飾りつける
輪ゴム2つを交差させてつなげる
発射棒の先に輪ゴムをテープで留める
割り箸を半分に折る
6の輪ゴムの先と、割り箸の中央部分をテープで留める
● ロケットを作る
トイレットペーパーの芯を軽く半分につぶす
1でつぶした部分が中心にくるように、写真のように半円を書く(フリーハンドでOK)
2の線に沿って切る(横から見るとへびが口を開けたような形になる)
● ロケットの翼を作る
先ほどとは別のトイレットペーパーの芯を半分につぶし、横長に置いて中央で切り分ける
4で半分につぶした片側を切り、切り口を1cm折る
写真のように斜めに切ってロケットの翼を作る
3のロケット本体と翼を貼り合わせ、シールなどを使ってロケット風に装飾する
ロケットをアレンジしてみよう!
ロケットのほかにも、手足をつけて人形にしたり、尾ひれをつけて魚にしたりとモチーフをアレンジして飛ばすと楽しいですよ。どこまで高く飛ばせるか、友達や兄弟で競争してみてくださいね。
3. 新聞紙で作る【オリジナルバッグ】
一目見て、「素敵!」と思わず声に出してしまうバッグを新聞紙で作ることができます。ママの真似をして肩にかけて、おしゃまに歩く子どもの姿が想像できる、完成度の高いバッグの作り方をご紹介します。
必要なものは?
用意するもの
●新聞紙(英字などいろいろあるとかわいい)
必要な道具
●はさみ ●のり(木工用)●ガムテープ
作り方
● バッグ本体の作り方(浅めのバッグを作ります)
※今回は見やすいように水色のテープで留めています
新聞紙を横長に広げ、上部約1.5cmを手前に折る
残りを三等分にして折る
細く横長になった新聞の端をもう一方に差し込み、のりで貼ったあと、補強のためテープで貼って輪を作る
1で折った上部の1.5cmを折り込み、一周ぐるっとテープで留める
半分に折って、折り目を入れる
さらに底の部分に三角に折り目を入れる
折り目に沿って開く
7で開いた部分を写真のように上下を折る
折ったところはバッグの底になるので、しっかりのりで貼り、上からガムテープを貼って補強する
● 持ち手の作り方
適当な大きさの新聞紙を端からきつめに巻いて、取っ手を2本作る
三つ編みの持ち手の作り方:1の持ち手を3本作り、端をテープで固定して三つ編みをする。編み終わりもテープで固定して両端をつぶしておく。
両端をつぶしてバッグの内側にテープで貼る
作るときのポイントは?
今回は英字新聞を使ってバッグを作りました。日本語の印刷ではないだけで、ガラッと雰囲気が変わるのでおすすめですよ。
日本語の新聞紙を使う場合は、カラー印刷されている絵画や写真が入っている面を用いると素敵なバッグができあがります。つなぎ合わせたり、切ったりしてバッグ自体の大きさや深さを変えても◎。完成したバッグに模様をつける、折り紙で飾りつけをするなどのアレンジもおすすめです。
新聞紙で気軽に工作を楽しもう!
新聞紙は手に入りやすく、遊びや工作などに使える万能素材。失敗しても気軽にやり直せることも大きな魅力です。
新聞紙をためておき、親子で一緒に工作をする時間を設けてみてくださいね。ママやパパも童心に返って楽しみましょう。
以下では、新聞紙を使って遊ぶアイデアをご紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。