バウンサーはいつからいつまで?必要か/寝る/長時間は?などまとめ

新生児期は寝てばかりだった赤ちゃんも、月齢が進むにつれて起きている時間が長くなってきます。日中、家で赤ちゃんと2人きりで過ごしていると、ママがちょっと離れただけで大泣きしたり、動き回ろうとしたりして、目が離せなくなりますよね。そんなときにおすすめなのが、バウンサーです。心地よく揺れるバウンサーに赤ちゃんを乗せておけば、トイレに行くときや、食事を作る間に便利ですよ。今回は、バウンサーはいつからいつまで使えるのか、バウンサーを使うときの注意点をご紹介します。

そもそもバウンサーとは?必要なの?

赤ちゃん バウンサー 987414_m

バウンサーは、赤ちゃんの動きに合わせてゆらゆら揺れるベビーチェアです。赤ちゃんを寝かせたり座らせたりするだけでなく、テーブルやおもちゃを取り付けて、食事をさせたり遊ばせたりすることもできます。

下記でバウンサーを使うメリットをご紹介します。

バウンド機能が赤ちゃんを安心させる

バウンサーの大きな特徴は、赤ちゃんが体を動かしたりママ・パパが揺らしたりすると、ゆらゆら揺れるバウンド機能。バウンサーに揺れた赤ちゃんは、ママのお腹の中にいたときのような安心感を得られて心地良く感じます。

持ち運びができる

バウンサーはベビーベッドと違い、簡単に移動させることができます。ママが台所やトイレに行くときは、バウンサーを移動させて目の届くところに置いておけるので安心ですね。

折り畳み式のものであれば、コンパクトに畳んで持ち運ぶことができるので、実家に帰るときや遠出をするときに車に乗せて持っていくママも多いようです。

授乳後の吐き戻しを軽減できる

バウンサーに乗せると赤ちゃんは上体を起こした姿勢になり、仰向けで寝ているときよりも消化がしやすくなります。授乳後に使うと、吐き戻しを予防する効果が期待できますよ。

授乳後に抱っこができないときは、バウンサーの上に寝かせてあげましょう。

このようにメリットが多いバウンサーですが、絶対に必要というわけではありません。またあくまでもチェアなので、赤ちゃんを長時間寝かせることはできず、布団の代用品として使うことはできません。

使う期間が短く、置き場所も取るものなので、ママの生活スタイルや他のベビー用品との優先度合いを考えて購入しましょう。

バウンサーはいつから使えるの?新生児は?

新生児 赤ちゃん 寝る

多くのバウンサーは、新生児から使用することが可能です。

メーカーや商品によって「生後3週間頃から」「生後1ヶ月頃から」と指定されているものもあるので、使う前に使用説明書やメーカーのサイトをよく確認してくださいね。

バウンサーはいつまで使えるの?

カレンダー 手帳 

バウンサーを何歳まで使用できるかについても、メーカーや商品によって様々ですが、一般的には2歳頃までを対象としています。年齢よりも体重のほうが重視したいポイントなので、推奨されている体重も確認するようにしましょう。

寝返りやハイハイを始めて動き回るようになると、バウンサーの上にじっと座らせておくのは難しくなりますが、お風呂から出たときに一時的に寝かせたり、食事用の椅子として使ったりすることができるので、「予想以上に長く使えた」というママが多いようです。

バウンサーを使うときの注意点は?

赤ちゃん バウンサー 笑顔

バウンサーは便利なアイテムですが、使用するうえでの注意点もいくつかあります。

使う時間は短めに

前述のとおり、バウンサーはベッドではなくチェアです。長時間バウンサーに座らせておくと、自由に体を動かすことや寝返りすることができなくなってしまいます。体の同じ部分にばかり負担がかかるのも、体の成長にとって良いこととは言えないでしょう。

また、寝かしつけのときや泣き止ませるときにバウンサーばかり使っていると、常にバウンサーが必要になり、ベビーベッドで寝なくなったり、抱っこで泣きやまなくなったりします。

便利だからといってバウンサーに頼り過ぎず、適度に抱っこをしたり、ベッドに寝かせたりしてあげましょう。

安全ベルトを締めるのを忘れずに

赤ちゃんをバウンサーに乗せたら、必ず安全ベルトを締めるようにしましょう。新生児の頃はじっと寝ていた赤ちゃんも、成長につれて動きが激しくなり、バウンサーの上で寝返りをしようとしたり、動き回ったりしようとすることもあります。

ママが目を離した隙に、赤ちゃんが床に落ちてしまうことがないように、安全ベルトの締め忘れには気をつけてくださいね。

バウンサーで揺さぶられ症候群になるの?

バウンサーの購入を検討するときに、揺さぶられ症候群の可能性を心配するママも多いのではないでしょうか。バウンサーの上で赤ちゃんがずっと揺れていると心配になってしまいますよね。

揺さぶられ症候群のリスクが高まるのは、赤ちゃんの頭が前後にガクンガクンと激しく揺れるときです(※1)。バウンサーの場合は、体全体が揺れているので、揺さぶられ症候群になることはないと考えられます。バウンサーの使用説明書をよく読み、正しく安全に使いましょう。

バウンサーを上手に使って育児を楽しもう

バウンサーは育児に便利なアイテムなので、出産前から購入を検討しているママも多いですよね。実際、赤ちゃんが生まれて2人きりで過ごす時間が長くなると、バウンサーはとても頼りになります。

ただし、あくまでもチェアなので、長時間赤ちゃんを座らせたり寝かせたりしないようにしましょう。赤ちゃんが思うように動けず体に負担がかかったり、バウンサーがないと眠れなくなったりするリスクがあるので、適度に使うことが大切です。

バウンサーをはじめ、便利なアイテムはたくさんあります。それぞれのメリットやデメリットをよく確認したうえで、上手に使いながら育児を楽しめるといいですね。

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