子供の名前にも流行があります。そのため、「この名前いいな」と思った名前は人とかぶりがちに。それを避けるために、珍しい名前をつけたがるママ・パパも多いようです。それでは、男の子の珍しい名前にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は、漢字や読みを活かした男の子の珍しい名前をご紹介します。
▼目次
- ● 珍しい名前を男の子につけるときのポイント
- ● 珍しい名前を男の子につけるメリットは?
- ● 珍しい名前を男の子につけるときのデメリットは?
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字一文字のものは?
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字一文字で力強いもの
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字一文字で自然を感じるもの
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字一文字で真面目さを感じるもの
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字一文字で頼り甲斐のあるもの
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字一文字でスター性を感じるもの
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字二文字のものは?
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字二文字で古風なもの
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字二文字で自然を感じるもの
- ● 珍しい名前、男の子編。漢字二文字でカリスマ性を感じるもの
- ● 珍しい名前を男の子につけるときは将来も見据えて
珍しい名前を男の子につけるときのポイント

男の子の名前の場合、女の子と違って将来結婚しても苗字が変わる可能性が低いので、苗字と名前の画数のバランスを重視して名前を考えるママ・パパが多いようです。
また、名前の読み方には、「かっこいい」「力強い」といったイメージの音を当てはめる傾向があります。音のかっこよさだけではなく、将来子供に、どんな男性に育ってほしいか、どんな分野で活躍してほしいかなどといったパパ・ママの思いを込めた名前を考えてあげましょう。
珍しい名前を男の子につけるメリットは?

珍しい名前を男の子につけるメリットには、集団のなかで目立ったり、初めて名乗った相手に名前を覚えてもらいやすいということなどがあります。
また、読みや漢字が珍しい名前をつけることは、会話のきっかけになったり、子供自身が名前に誇りを持つことによって自信が湧くことにもつながります。
珍しい名前を男の子につけるときのデメリットは?

珍しい名前を男の子につける場合、これまで紹介してきたようなメリットもありますが、デメリットもあります。
最近では中性的な名前をつけることも多いですが、「和子」など、最後に「子」がつくような女の子に多く見られるような名前をつけると、からかいやいじめの対象になってしまうこともあります。
同様の理由で、読みが下品な意味に受け取れるような漢字の名前も避けたほうがいいでしょう。
また、珍しい名前はよくある名前と比べて、個人の特定がされやすい傾向があります。基本的には一生変わることのない名前なので、将来的なリスクも考えたうえで、名前を考えてあげましょう。
次からは、男の子の珍しい名前の例をご紹介していきます。
珍しい名前、男の子編。漢字一文字のものは?

男の子の漢字一文字の名前では、読み自体も長くならないことが多いため、潔くかっこいい印象になります。また、漢字で書いたときには、潔さやすっきりとした印象を見る人に与えますよ。
珍しい名前、男の子編。漢字一文字で力強いもの

力強さを感じさせる名前は男の子の名付けでは根強い人気。活発な男の子に育ってほしいという願いを込めて使用するママ・パパも多いようです。
鼓(つづみ)
楽器にも用いられている漢字を使った名前。声が遠くまで通りそうな元気ハツラツな男の子をイメージさせますね。
潮(うしお)
海をイメージさせる名前です。おおらかで力強い男の子に育ちそうですね。
珍しい名前、男の子編。漢字一文字で自然を感じるもの

自然を感じさせる漢字は男女ともに人気。底知れないエネルギーを感じますね。
浬(かいり)
海に関する名前。海のように分け隔てなく人に接する優しさを身につけて欲しいという願いが込められています。
季(とき)
風流な印象を与えるこの名前。「と」と「き」という、はっきりとした強い音の組み合わせは、キリッとした印象も与えます。
珍しい名前、男の子編。漢字一文字で真面目さを感じるもの

「誠」や「信」、「修」や「正」など真面目さや誠実な印象を与える漢字は、昔から男の子の名前に使われています。最近ではこれまでとは違う字を使って、珍しい名前にする家庭もあるようですよ。
至(いたる)
その漢字のイメージから、目標に向かって一生懸命に頑張るひたむきさを想起させる名前です。
平(へい)
誰でも平等に扱うような、器の大きさを感じさせる名前です。「へい」という音は、口に出すとやわらかい印象を与えます。
珍しい名前、男の子編。漢字一文字で頼り甲斐のあるもの

頼り甲斐のある男の子ってすてきですよね。名前にその意味を持つ漢字を使うことで、将来リーダーとして活躍してほしいと願うママ・パパもいるようですよ。
纏(まとい)
江戸時代に火消の組の旗印として使われていた「纏」。活発さや、チームリーダー的な印象を受けます。
頼(らい)
音の響きから凛として知的な印象のある名前。字のごとく、誰からも必要とされる大人になってほしいと名付けるママ・パパが多いようです。
珍しい名前、男の子編。漢字一文字でスター性を感じるもの

男の子には将来みんなに憧れられるような人物に育ってほしいという家庭におすすめ。特に漢字一文字だと、センスが良さそうな印象を周囲に与えますよ。
作(さく)
昔から名前に使われる字ではあるものの、一文字ではあまり使われない名前です。クリエイティブな男の子になりそうですね。
爽(さわや)
清潔感あふれる名前。みんなから好かれ、人気者になってほしいという親の期待を感じます。
珍しい名前、男の子編。漢字二文字のものは?

漢字二文字の男の子の名前は、昔から比較的多くみられます。最近では、読ませ方を工夫したり、漢字の組み合わせ方によって珍しい名前をつける家庭も増えてきました。
珍しい名前、男の子編。漢字二文字で古風なもの

古風な名前は見る人に落ち着きや安心といった印象を与えます。最近では名前に当て字を使う家庭も多いので、古風な名前はかえっておしゃれに見えるかもしれませんよ。
慈道(しどう)
読みからも漢字からも、古風なイメージを受ける名前。誰に接するときも優しく、温かみのある人になって欲しいという期待を感じますね。
風雅(ふうが)
品の良さを感じさせる名前。「ふうが」という読みはおおらかな印象の一方で、力強さも印象付けます。
珍しい名前、男の子編。漢字二文字で自然を感じるもの

同じ自然を感じる名前でも、漢字二文字にすることで名前に込められる意味がぐっと広がりますよ。
桜芽(おうが)
季節を感じる名前。大人になって満開の桜のように何かを成し遂げてほしいという親の期待が込められています。
海渡(かいと)
スケールの大きさを連想させる名前です。漢字の意味と読み方も相まって、日本のみならず海外でも活躍できそうですね。
透河(とうが)
透き通った川のように、純粋な子に育って欲しいという願いが込められた名前。一方で、音の響きから力強さも感じられます。
珍しい名前、男の子編。漢字二文字でカリスマ性を感じるもの

魅力的な男の子に育ってほしい、と考えて名前をつけるママ・パパもいますよね。響きだけではなく、漢字の意味も重視した名前をご紹介します。
澄夜(すみや)
「夜」の字がミステリアスさやセクシーさを感じさせる名前です。最後の音「や」のおかげで親しみやすさを感じる響きになっています。
叶夢(かなめ)
叶える夢と書いて、「かなめ」。子供の好きなことが実を結ぶようにという、ママ・パパの想いが詰まっている名前です。
新流(にいる)
字の意味から、新しい流れを作るクリエイティブさやカリスマ性を感じる名前。英語圏でも通用しそうな響きですね。
明星(めいせい)
読んで字のごとく、スター性を感じる名前。キラキラと輝くような人生を送ってほしいという、ママ・パパの気持ちが感じ取れますね。
珍しい名前を男の子につけるときは将来も見据えて
子供の名前を考えるのって大変ですよね。特に、一生苗字が変わらない可能性が高い男の子の場合は、なおさら慎重に考えるのではないでしょうか。
他の子と被らないように珍しい名前をつけたい場合は、子供が成長するにつれてどんなシーンに遭遇するか、珍しい名前にすることでデメリットを受けないかどうかを想像しつつ、決めましょう。
ママ・パパからの初めてのプレゼントでもある名前は、子供が一生持ち続けるもの。子供が名前に誇りを持てるように、よく考えてあげてくださいね。