道路交通法では、6歳以下の子どもを車に乗せる際にはチャイルドシートの着用が義務付けられています。近年注目を集めている回転式のシートは、ママやパパの使い勝手まで工夫された機能性の高いタイプが多く、新生児期から安心して使用できます。
今回は回転式のチャイルドシートの利点やチェックしておきたいおすすめの商品をご紹介します。
チャイルドシートの回転式と固定式の違いは?
回転式チャイルドシート
回転式のチャイルドシートは、何といっても乗せ降ろしがしやすい点が一番のメリット。シートを回転させられるため、ママやパパと向き合う形にすれば赤ちゃんの移動がぐんと楽になりますよ。
一方で、固定式に比べてサイズが大きめであること、価格が高いことがデメリットといえるでしょう。
固定式チャイルドシート
固定式チャイルドシートのメリットは、コンパクトなタイプが多いことです。ただし回転式チャイルドシートに比べると、乗せ降ろしがしにくいのがデメリットです。
特にチャイルドシートを後ろ向きに取り付ける場合は、赤ちゃんを乗せ降ろしする際にシートベルトが邪魔になったり、反対側のドアからの乗せ降ろしが必要となったりと、手間がかかってしまうこともあります。
回転式チャイルドシートはここが便利!
実際に回転式チャイルドシートを使っているママに、便利だと感じたポイントを聞きました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Eさん
固定式を使っていましたが、じっとしていられない子どもだったので乗せ降ろしが大変…評判の良い回転式に変えました。子どもの向きを調節できるので、乗せるのも簡単。降ろすときもスムーズで変えて正解でした。(30代 2児のママ)
赤ちゃんがチャイルドシートに乗りながらよく寝てしまうことが多かったのですが、回転式は静かにサッと降ろせるので助かりました。寝ている時間の長い新生児の間から使いたい場合には特におすすめ!(30代 1児のママ)
Sさん
回転式のチャイルドシートの安全基準をチェックしよう
回転式チャイルドシートを選ぶときは安全のために、次のようなマークが付いているか、安全基準に適合しているかを確認しましょう。
Eマーク
国土交通省の安全基準に適合していると認定されたチャイルドシートには、「Eマーク」と呼ばれる型式認定マークが記されています(※1)。
新安全基準「R129」
近年、ISOFIXタイプのチャイルドシートが浸透してきた影響もあり、ヨーロッパではさらなる安全性のテストや事故調査を反映させた最新安全規則「R129」が誕生しました。現在、国内メーカーのチャイルドシートでも、新モデルは「R129」に適合した製品がほとんどです。
なお、ISOFIXについては下記の記事で詳しくご紹介しています。
回転式のチャイルドシートのおすすめ!
1. コンビ クルムーヴ ロング R129 エッグショック EA
出典: www.combi.co.jp「コンビ」の回転式チャイルドシートは、新生児〜10歳頃まで使えるロングユース設計。側面からの衝撃を吸収するサイドプロテクションやヘッドレストに搭載した衝撃吸収素材エッグショックなど、赤ちゃんや子どもの安全を守る工夫が満載です。
通気性の良い3Dメッシュシートで長い間乗っていてもムレにくく、快適に過ごせますよ。
- 税込価格
- 62,700円〜
- 対象年齢
- 新生児~10歳頃
- 安全基準
- UN規則(UN-R129/03)
2. アップリカ フラディア プラス
出典: www.aprica.jp赤ちゃんを乗せたまま360°回転できる「アップリカ」の回転式チャイルドシートです。フルリクライニングすると平らなベッドになるので、新生児期や月齢が低い時期も安心して寝かせられるのがポイント。
首すわってから2歳頃までは後向きシート、4歳頃までは前向きシートでしっかりと座らせることができ、成長にあった理想的な姿勢をサポートしてくれます。
- 税込価格
- 43,040円
- 対象年齢
- 新生児~4歳頃
- 安全基準
- UN規則(UN-R129)
3. カーメイト エールベベ クルットR ザ・ファースト2
出典: ps.carmate.co.jpスムーズな回転で赤ちゃんの乗せ降ろしがしやすい「エールベベ」の回転式チャイルドシート。シートを回転させるためノブは片手で操作できるため、ママやパパが一人で赤ちゃんを抱っこしているときも安心ですね。
フルカバー&ワイドサンシェードで紫外線やエアコンの風から守ったり、背面のエアーホールでムレを防いだりと、快適な乗り心地も追求していますよ。
- 税込価格
- 69,800円
- 対象年齢
- 新生児~4歳頃
- 安全基準
- UN規則(UN-R129/03)
回転式チャイルドシートで安全なドライブを!
赤ちゃんの乗せ降ろしやベルトの装着がスムーズにできる回転式のチャイルドシート。初めてチャイルドシートを利用するママやパパには特におすすめです。チャイルドシートによって対応車種が異なるので、事前に確認しましょう。
チャイルドシートのおすすめ製品については、下記でも紹介しています。回転式のタイプに限らず探したい場合は、ぜひチェックしてみてくださいね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。