妊娠中は新たな命が宿っているという実感が徐々にわいてきながらも、出産・育児という未知の体験に不安を抱くプレママも多いですよね。そんな気持ちを相談したくても、誰に話していいか分からず、自分だけで抱えている人もいると思います。妊婦さん向けの本を読んで、笑ったり、泣いたり、共感したりすることで、不安を吹き飛ばすことができますよ。
そこで今回は、妊娠中におすすめの本を10点ご紹介します。
妊婦さん向けの本の選び方は?

妊婦さん向けに書かれた本はたくさんあります。そのときどきに自分が必要としている情報が載っている本を選ぶと、妊娠や出産に対する漠然とした不安を解消するきっかけになりますよ。
下記では、この記事で紹介している本の種類を紹介しています。選ぶときの参考にしてみてくださいね。
ハウツー本
ハウツー本は「妊娠したらママはまず何する?」「赤ちゃんはどういう風に成長していくの?」という疑問や手順を、丁寧に順を追って説明してくれています。役立つ知識が満載なので、1冊あると安心ですよ。
気持ちを整える内容の本
妊娠や出産後に対する、漠然としたメンタル面での不安を軽くしてくれるような本もたくさんあります。不安になったときは1人で悩まずに、本を読むことで心が軽くなることもありますよ。ママやパパになる心の準備もできますね。
レシピ本
妊婦さんだからこそ、普段より健康な体にしておきたいと思いますよね。妊婦さん向けのレシピ本は、妊娠中に起きる「貧血」や「つわり」といった症状別メニューが紹介されていたり、簡単かつ栄養素の高い料理が紹介されていたりします。出産してからもレシピは役立つので、1冊手元にあってもいいかもしれませんね。
妊婦さん向けの絵本、イラスト本
絵本やイラスト中心の本は、気軽に読み始めることができます。気分転換に手に取ってみるのもおすすめですよ。短い文章やイラストから伝わる暖かさを感じて読んでみてくださいね。
妊娠したらまず読みたいハウツー本
1. はじめての妊娠・出産 安心マタニティブック

アメリカで100万部を突破した「The Pregnancy Journal」の日本版。妊娠した日から出産日まで、胎児の成長と母体の変化、栄養アドバイスなどが「日単位」で詳しく解説されていて、妊娠中、お腹のなかで赤ちゃんがどのように育っていくのかがとてもよくわかります。
1日ごとに赤ちゃんの成長を追うことができるのがポイントで、さまざまな妊娠中の知識を手に入れることができますよ。日記欄もあるので、今しか感じられない妊娠中の気持ちをぜひ綴ってみてくださいね。
- 税込価格
- 1,850円
2. ハッピーマタニティ てるてる天使の育児書シリーズ

2004年から販売されている人気育児書を、現代風にアレンジした増補版です。かわいいてるてる天使が妊娠・出産の悩みに答えてくれます。
妊娠月齢ごとに、ママの体の変化やお腹の中の赤ちゃんの成長を解説。イラストも入れながら読みやすい仕様になっています。表紙デザインを変更できるので、まだ妊娠を知られたくないときにも読みやすいのが嬉しいですね。
- 税込価格
- 1,540円
妊婦さんの本!マンガタッチで楽しく学べる
3. マンガ はじめての妊娠・出産 ハッピーガイド

妊娠発覚から出産するまでの手続きなどが細かく知れる本となっています。かわいいイラストなので、字ばかりの本を読むのが苦手な人にもおすすめです。
妊娠・出産に必要な手続きとともに、お産ができる病院の違いやエコー写真の見方など、妊婦さんが知りたいことが細かく載っているのもポイント。初めて妊娠する人も楽しく勉強ができますよ。
- 税込価格
- 1,397円
妊婦さんの不安を包み込むおすすめの本
4. 大丈夫やで ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし

日本最高齢助産師として知られた坂本フジエさんが書いた「大丈夫やで」。4,000人近い赤ちゃんを取り上げた坂本さんだからこそできるアドバイスは、厳しさのなかにも温かみを感じるものばかり。読んでいると、坂本さんに見守られているような心強い気持ちがふつふつと湧いてきます。
妊娠やお産のことだけでなく、「出産したあと、どう子育てをしていけばいいか」というアドバイスまで書かれていて、将来への不安も優しく取り除いてくれますよ。
- 税込価格
- 1,478円
5. 妊娠・出産を安心して迎えるために 産婦人科医きゅー先生の本当に伝えたいこと

「5分の外来で伝えられないことを伝えたい」という思いでブログを始めた、現役の産婦人科医きゅー先生の著書。どこよりも丁寧な妊娠&出産ガイドとして多くの人から支持を集めています。
「胎児の体重って実はいい加減!?」「逆子が戻らない確率はたったの5%」など、妊娠中に知っておくことで気持ちが落ち着くトピックがたくさん詰まっています。医師目線での妊娠出産を知ることで、いろいろな情報に振り回されない安心感を得ることができる1冊ですよ。
- 税込価格
- 1,320円
妊娠中に役立つ!お手軽おいしいレシピ本
6. 赤ちゃんが元気に育つ 時期別妊娠中のおいしい食事280品

妊娠中におすすめのレシピが280品も掲載されているので、これ1冊あれば妊娠中の食事はばっちりです。
レシピに加えて、積極的に摂るべき食材・避けるべき食材の一覧表も。どんな食材を食べればよいのかわかりやすいので、参考になりますよ。レシピの写真はきれいで、どれも作りたくなるメニューばかりだと評判です。
- 税込価格
- 1,500円
妊婦さんにおすすめの絵本・イラスト本はこちら
7. ちいさなあなたへ

アメリカでベストセラーになった「ちいさなあなたへ」。絵本だからといって侮ってはいけません。そのシンプルで短い言葉と優しい絵柄、愛情にあふれたストーリーのなかに、「母であることのすべて」がつまっています。
妊娠中に読むことで生まれてくる子への愛情がより強くなり、「親としてどうありたいか」を考えるきっかけにもなりますよ。自分がどのように育てられ、どんなに愛されてきたかということが改めてわかり、自分を生んでくれた親への感謝の気持ちも生まれる絵本です。
- 税込価格
- 1,100円
8. そういうふうにできている

「ちびまるこちゃん」でおなじみ、さくらももこさんによる妊娠・出産エッセイ「そういうふうにできている」です。その独特な絵のタッチと視点で「妊婦あるある」がコミカルに描かれていて、共感してしまうこと間違いなしですよ。
大変なときこそたくさん笑って、ストレスを発散してくださいね。「深刻になりすぎていた肩の力を抜いてくれた」という口コミもありますよ。
- 税込価格
- 693円
妊婦さんの本!パパに読んでほしい一冊
9. 嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本

こちらは本のタイトル通り、妊娠中の妻を持つ旦那さんにおすすめの1冊。テレビドラマ化でも話題になった漫画「コウノドリ」の主人公のモデルである産婦人科医、荻田和秀さんによって書かれています。
パパは妊婦さんの気持ちを理解しようと思っていても、きっかけが無いとなかなか自分事化するのが難しいもの。だからこそママがこの本を買って、リビングにこっそり置いてみてはいかがでしょうか。豊富な臨床経験を積んだ著者が、軽快な関西弁を交えつつ、パパに妊娠・出産とは何かを教えてくれますよ。
- 税込価格
- 836円
10. 新しいパパの教科書

これからパパになる人から3歳頃までの子どもを持つパパに向けて書かれた「新しいパパの教科書」。この本の特徴は、男性の育児参加を支援している「ファザーリングジャパン」というパパを中心とした団体が、パパ向けに作ったという点です。パパの思考回路を理解した人たちが書いているので、読んでいて納得するところが多いですよ。
内容は、「なぜパパの育児参加が必要なのか」というところから始まり、子育ての基礎知識や家事のテクニックまで、まんべんなく取り扱っています。初めてのパパ体験を控えている旦那さんに、「一緒に頑張ろう」という意味を込めてプレゼントしてあげてもいいかもしれませんね。
- 税込価格
- 1,100円
妊婦さん向けの本を読んで勉強しよう
初めてのことがたくさんあって不安になることも多いマタニティ期。そんなときは妊婦さん向けの本を読んでみましょう。やるべきことや心構え、アドバイスなどが、きっとママをサポートしてくれますよ。
下記では、胎教に良い絵本を紹介しています。お腹の中の赤ちゃんにメッセージを伝えてくれると同時に、ママの心も癒やしてくれるラインナップなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。