幼稚園の運動会が近づくと、我が子の成長した姿を見るのが楽しみな一方で、「お弁当のおかずは何にしよう?」と悩むママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、3~5ステップで簡単に美味しくできあがるお弁当レシピや、お弁当作りのポイント、注意点などをご紹介します。
幼稚園運動会のお弁当作りのポイントは?
幼稚園の運動会は、子供にとってもパパ・ママにとっても一大イベントですよね。かけっこやお遊戯などの出番だけでなく、家族と過ごすお弁当タイムも、運動会の楽しい思い出の一つになるので、美味しいお弁当を作って子供を喜ばせてあげましょう。
とはいえ、運動会当日の朝は、子供の着替えや持ち物の準備で何かとバタバタするもの。子供も、いつもと違う状況に緊張して、朝食をあまり食べなかったり、機嫌が悪くなったりすることがあるかもしれません。
そのため、お弁当はあまり凝りすぎず、パパッと簡単に作れて見栄えが良いものを作るように心がけましょう。昼食後に子供やパパ・ママの参加競技があることも考えて、消化しやすく胃もたれしないメニューであることも大切ですよ。
幼稚園運動会のお弁当のおすすめレシピ
ここでは、幼稚園の運動会のお弁当におすすめのおかずやごはんのレシピを一つずつ詳しくご紹介します。
海苔巻き
材料
- 1きゅうりを縦に細長く切る
- 2カニカマは細く裂いておく
- 3巻きすの上にのりを置き、手前側に薄く酢飯を伸ばす
- 43の上に1、2、桜でんぶをのせ、全体をぎゅっと押さえながら手前側から巻く
- 5少し置いてのりがしんなりしたら、食べやすい大きさに切る
主食は定番のおにぎりもいいですが、こんな色鮮やかな海苔巻きが入っていたら、みんな大喜びしそうですね。カニカマと桜でんぶに味がついているので、醤油をつけなくても美味しく食べられますよ。子供が食べやすいように、小さめに切ってあげましょう。
ポテトベーコン
材料
- 1冷凍のフライドポテトを油で揚げる
- 21の粗熱が取れたら、ベーコンで巻き、楊枝で留める
- 3温めたフライパンで2を焼く
汗をかいた体には、ベーコンの塩気と旨味がいつもより美味しく感じそうですね。フライドポテトの代わりに、軽く茹でたアスパラなどをベーコンで巻くのもおすすめ。子供が食べるときに、楊枝をのどに刺さないように気をつけてください。
ミートボール
材料
- 1玉ねぎはみじん切りにする
- 2ボウルに(A)の材料を入れよく混ぜ合わせ、一口大に丸める
- 3熱したフライパンに油を入れ、2を転がしながら焼き色をつける
- 43に焼色が付いたら、(B)の調味料を入れ、ふたをして弱火で煮る
- 54に火が通ったら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
- 1焼くときに崩れやすいので、耐熱皿に並べて電子レンジで加熱しても
玉ねぎのシャキシャキとした食感が楽しめるミートボール。子供が一口で食べられる大きさに丸めてあげましょう。
ハッシュドポテト
材料
- 1じゃがいもは皮をむき適当な大きさに切ったら、ラップをして、電子レンジで5分程度加熱する
- 21とすべての材料をボウルに入れ、ざっくりとつぶしながら混ぜる
- 32を適当な大きさに形成する
- 43を多めの油をひいたフライパンで両面をカリッと焼く
じゃがいもは完全につぶさず、少し形を残すのがポイント。両面を硬めに焼いておくと、時間がたってもべチャッとなりにくいですよ。
めかじきの竜田揚げ
材料
- 1めかじきは一口大に切り、(A)と一緒にビニール袋に入れて揉み込み、約30分置く
- 21を取り出し、表面に片栗粉をまぶす
- 32を170℃の油で揚げる
しょうがやにんにくの量は、お好みで調整してくださいね。めかじきに味を染みこませている間に、ほかのおかずを作ってしまいましょう。
ツナたま餃子
材料
- 1ゆで卵はフォークの背等でつぶす
- 21、ツナ、マヨネーズをよく混ぜ合わせる
- 32を餃子の皮で包む
- 4多めの油をひいたフライパンで、3に焼色がつくように焼く
「餃子に卵?」と不思議に思うかもしれませんが、おすすめの組み合わせです。ツナに塩気があるので、マヨネーズを入れすぎないように気をつけてくださいね。
ウィンナーのキャベツ巻き
材料
- 1耐熱容器にキャベツを広げ、上にウィンナーをのせて電子レンジで約30秒加熱する
- 2
- 32の両端を切り、形を整える
- 1キャベツをしんなりさせたい場合は、先に茹でておきましょう
運動会の定番といえば、ウィンナー。キャベツで巻くというひと手間を加えるだけで特別感が出て、お弁当に彩りを添えてくれますよ。キャベツの大きさにあわせて、長めのウィンナーがおすすめです。
カップフルーツ
材料
- 1好きな果物を、一口大に切る
- 2シリコンカップに1を盛りつける
シリコンカップの代わりに、弁当箱の高さに合わせてカットした紙コップに入れても◎。子供の好きなフルーツを、デザートとして添えてあげてくださいね。
幼稚園運動会のお弁当作りの注意点は?
運動会は、暑い時期に開催されることも多いので、お弁当箱に入れるおかずやごはんはしっかり火を通し、冷まして粗熱を取ってから詰めましょう。
おかずやフルーツの汁気をキッチンペーパーなどでしっかり拭きとると、傷むのを防ぐことができますよ。雑菌の繁殖を防ぐために、市販の抗菌シートを使うのもおすすめです。
幼稚園の運動会のお弁当を作るときに便利なグッズは?
お弁当箱のふたを開けたときに「わぁ!美味しそう!」と子供に思ってもらえたらうれしいですよね。
ウィンナーやミートボールなど「子供の大好物だけど色味が足りない」というおかずは、カラフルなシリコンカップやバランに入れるだけで、ますます美味しそうに見えますよ。ミニトマトなどにピックを刺すのもおすすめです。
また、「がんばれ!」「応援しているよ!」といった一言メッセージを旗つきのピックに書いてあげると、運動会の気分が盛り上がります。ちょっとしたイラストを添えてあげるのもいいですね。
幼稚園運動会のお弁当は楽しく簡単に!
年に一度の運動会、「気合いを入れて美味しいお弁当を作りたい!」と思っても、忙しい朝にたくさんのおかずを作るのは大変なこと。フライパンの代わりに電子レンジを活用したり、冷凍食品をうまく取り入れたりしながら、できるだけ短時間で作る工夫をしましょう。
「凝ったおかずを作らなきゃ…」とあまり考えすぎず、子供が喜ぶ顔を想像しながら、お弁当作りを楽しめるといいですね。
今回ご紹介したレシピは、幼稚園に普段持っていくお弁当にも使えるものばかりなので、ぜひ活用してみてくださいね。