まだ肌寒さの残る季節に生まれてくる赤ちゃん。室内でどのように過ごしたら快適なのか、心配なパパは多いかもしれません。
今回は、3・4・5月生まれの赤ちゃんが快適に過ごせるように、エアコンの使い方や寝具の注意点などをご紹介します。
赤ちゃんが快適に過ごせる春の室温・湿度
赤ちゃんが過ごす部屋は、室温20〜25℃、湿度50%前後が適していると言われています。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、外気温の影響を受けやすく、体温が変化しやすいです。寒い日は暖房器具を上手に使い部屋が寒くなりすぎないようにしましょう。また、気温の高い日は冷房や扇風機を活用して部屋が暑くなりすぎないようにしてあげてくださいね。
過ごしやすさには、部屋の湿度が大きく関係しています。室温と湿度を一定に保つために、温湿度計を準備しておくと便利ですよ。
春は花粉や黄砂の対策も！
アレルギー性鼻炎ガイド（2021年版）によると、ここ10年間でスギ花粉症の子どもが増えているというデータがあります（※1）。小さな頃からできるだけ体内に花粉が入らないように対策することをおすすめします。
空気清浄機で部屋に入った花粉や黄砂を吸い取ったり、洗濯物を室内干しして花粉や黄砂に触れる機会を減らしましょう。
エアコンを使うときの注意点は？
フィルターの掃除をする
使用していない期間が続くと、エアコンにはホコリやカビが溜まっています。汚れた空気を循環させないように、使用前にフィルターを掃除しておきましょう。
ベビーベッドはエアコンの正面を避ける
エアコンの風が直接当たると、赤ちゃんの体温を上げたり奪ったりしてしまいます。赤ちゃんが寝る場所は、エアコンの正面を避けた位置に作りましょう。
どうしてもエアコンの風が直接当たりやすい場合は、スイング機能を活用して風向きを調整してくださいね。
加湿する
冷暖房ともにエアコンを長時間使用していると室内が乾燥します。エアコンを使用する際は、加湿器を併用して湿度が低くなりすぎないようにしてくださいね。
ただ加湿器は、定期的にフィルター交換が必要だったり、電気代がかかったりとデメリットもあります。加湿器を使用しない場合は、以下のような方法で室内の乾燥を防ぎましょう。
● 湿らせたタオルをハンガーにかける
● 室内に洗濯物を干す
● お湯を張ったボウルやコップを置く
● お風呂にお湯を張って浴室のドアを開けておく
衣類と寝具は通気性のよいものをそろえよう
赤ちゃんはよく汗をかくので、通気性がよく蒸れにくい素材の肌着やベビー服を用意しましょう。フライスや天竺、ガーゼ素材がおすすめですよ。
赤ちゃんは基礎体温が高いため、敷布団のシーツ類は綿のタオル素材やリネンにすると汗を吸ってくれて快適に過ごせます。
掛布団は、昼寝時は綿の毛布かタオルケットがおすすめ。また、夜の就寝時は寒くないか心配かもしれませんが、特に1歳未満は、睡眠中の窒息事故を避けるため掛布団は使用しないようにしましょう。どうしても寒い場合はスリーパーを使うと安心です。
基本の出産準備品の用意も忘れずに！
赤ちゃんの出産準備品は、季節に関係なく用意するものがたくさんあります。
基本的な出産準備品もなるべく早めにそろえて、赤ちゃんを迎える準備をしておけると安心ですね。
- 短肌着 4～5枚
- コンビ肌着 4～5枚
- ツーウェイオール 3～4枚
- 紙おむつ 1袋・おしりふき
- ベビー布団・シーツ・綿毛布やタオルケット
- 母乳パッド・授乳クッション
- 粉ミルク・哺乳瓶と乳首
- ベビーバス・ベビーソープ・沐浴布・ガーゼ・湯温計
- ベビー綿棒・ベビー用爪切り・スキンケア剤
- 哺乳瓶やおもちゃの消毒グッズ
さらに詳しく知りたいパパは…
ここまで赤ちゃんの部屋作りについてご紹介してきましたが、もっと詳しく知りたいパパのために講座を開催します！
開催日
3月6日（木）20:00〜20:30
3月10日（月）14:00〜14:30
★参加無料&顔出しなしOK★
講座の前半は、赤ちゃんと過ごす部屋の環境づくりについて解説。後半は、室内とお出かけ時それぞれの具体的な服装例を紹介します！
朝夜の寒暖差が激しい春に対応するためのポイントを約30分ほどで説明します！ぜひ気軽にご参加ください♪
