冬の感染症シーズン突入!妊婦さんが知っておきたい予防法&対処法は?

インフルエンザの感染者数が増え続けています。加えて、RSウイルス感染症や伝染性紅斑の感染者数は過去5年間の同時期よりもかなり増加しており、感染症への注意が必要です(※1)。

今回は、妊婦さんが知っておきたい感染症や風邪などの予防対策と、かかったときの対処法についてもお伝えします。

感染症・風邪を防ぐには基本の対策が大切!

妊婦 お腹 

妊娠中の感染症を防ぐためには、下記の5つの予防対策をすることが大切です。

手をよく洗う
人混みを避ける
十分な睡眠をとる
栄養バランスのよい食事をとる
適度な運動をする

どれも基本的なことですが、基本が一番大切です。普段から意識的に行うことで、インフルエンザや風邪といった感染症の予防にもつながります。

パートナーや一緒に住む家族にも上記の予防対策を徹底してもらいましょう。妊婦さんが対策をしていても、家族がウイルスに感染してしまったら、そこからうつる可能性もあるからです。

次からは、それぞれの予防策について詳しくご説明していきます。

① 手洗いをしっかり行う

手洗い 石鹸

感染症予防で特に重要なのは、手洗いです。

手にウイルスがついた状態で、口や目、鼻を触ると感染のリスクが高まります(※2)。特に食事の前や外出先から帰ってきたときは、下記のステップを参考にしっかり洗いましょう(※3)。

▼手の洗い方

  1. 指輪や時計をはずす
  2. 流水で手をぬらして石けんやハンドソープをつける
  3. 手のひらをあわせてよく洗う
  4. 手の甲を伸ばすようにしてこする
  5. 指先や爪の間を念入りにこする
  6. それぞれの指と指の間を十分に洗う
  7. 指先と手のひらをねじり洗いする
  8. 最後に手首を洗う

洗い終わったら水でしっかりすすぎ、清潔なタオルやペーパータオルで水を拭き取りましょう。

外出先でどうしても手が洗えないときなどはアルコール消毒液を使うのもいいですが、最も大切なのは手洗いです。アルコール消毒液が入手できなくても、心配しすぎる必要はありません。そのぶん手洗いをしっかり行いましょう。

② 人混みを避ける

満員電車 通勤

インフルエンザをはじめとする感染症は飛沫感染するものも多いため、屋内で人と人との距離が確保できない状況で一定時間を過ごすと、感染のリスクが高まるといわれています。

ウイルス感染症が流行しているときは、人混みを避けましょう(※4)。

やむを得ず人混みへ外出する際には、飛沫感染をある程度防げる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することが、有効な防御策の一つとなります。

③ 十分な休養・睡眠をとる

布団 ベッド

ウイルスへの抵抗力を高めるために、休養や睡眠をしっかりとることも大切です(※4)。夜は早めに寝るように心がけましょう。

とはいえ、妊娠中は体調の変化によって寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めてしまったりすることもありますよね。日中に時間が取れるときは短時間でも横になって、体を休めてくださいね。

④ 栄養バランスのよい食事をとる

料理 野菜 手 まな板 包丁

十分な栄養をとることも、感染症予防として有効です。主食・副菜・主菜・乳製品・果物を、1日の食事のなかでバランスよく食べるようにしましょう(※5)。

火を十分に通していない肉や生ハム、サラミ、加熱していないチーズなどにはトキソプラズマ症やリステリア症などの原因となる微生物が含まれていることがあるため、妊娠中は食べないように注意してください。

⑤ 適度な運動をする

妊婦 オリジナル 日本人 ストレッチ 伸び

安定期に入って医師の許可が出たら、適度な運動をするのもいいですね。妊娠中の運動は、健康維持や増進に効果的だともいわれています(※6)。

マタニティヨガやマタニティピラティスなら、自宅で気軽に行うことができますよ。

ただし、運動の途中で体調が悪くなったり、お腹が張ったりしたときはすぐに中止してください。

もし感染症にかかってしまったら…対処法は?

発熱や咳などの症状が出た場合は、自己判断せずに必ず医療機関を受診してください。

① かかりつけ医に電話相談

受診する前に、必ずかかりつけの産婦人科または内科に電話で連絡し、症状(発熱、咳など)と妊娠中であることを伝えてください。

感染拡大を防ぐため、受診時間や経路を指定される場合があります。

② 市販薬を使うことは避ける

妊娠中は飲めない薬が多くあります。自己判断で市販の風邪薬や解熱剤を服用するのは避けてください。

医師または薬剤師の指示に従い、妊娠中でも使用できる薬を処方してもらいましょう。

③ 安静と水分補給を

医師の診察後は、とにかく体を休めることが大切です。温かい飲み物や経口補水液などで、こまめに水分補給を行いましょう。

基本的な予防対策が大切!

妊娠中に感染症が流行すると、「もしかかってしまったらどうしよう」と心配になってしまいますよね。しかし、心配だからと焦りすぎる必要はありません。日常生活のなかで、基本的な予防対策をしっかり行うことが何より大切。

不安や疑問があるときは、かかりつけの産婦人科の医師や助産師に相談してくださいね。

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