暦の上では秋でも、まだまだ暑さの残る季節に生まれてくる赤ちゃん。室内でどのように過ごしたら快適なのか、不安に思う妊婦さんは多いかもしれません。
今回は、9・10・11月生まれの赤ちゃんが快適に過ごせるように、エアコンの使い方や寝具の注意点などをご紹介します。
赤ちゃんが快適に過ごせる秋の室温・湿度

秋になると暑さも徐々に落ち着き、過ごしやすくなっていきます。しかし、日によって気温差があったり、日中は暑くても朝晩はひんやりするなど、1日のなかで気温の変化が大きかったりすることもあります。
赤ちゃんが過ごす部屋は、室温20〜25℃、湿度50%前後が適しているといわれています。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、外気温の影響を受けやすく、体温が変化しやすい状態です。冷暖房器具や扇風機を上手に活用して部屋の温度を調節しましょう。
また、過ごしやすさには、部屋の湿度も大きく関係しています。室温と湿度を一定に保つために、温湿度計を準備しておくと便利ですよ。
エアコンを使うときの注意点は?

フィルターの掃除をする
エアコンを夏の間からずっと使用している場合は、ホコリやカビなどの汚れがたまっています。汚れた空気を循環させないように、一度フィルターを掃除しておきましょう。
ベビーベッドはエアコンの正面を避ける
エアコンの風が直接当たると、赤ちゃんの体温を上げたり奪ったりしてしまいます。エアコンの正面を避けた位置に赤ちゃんの寝場所を作りましょう。
どうしてもエアコンの風が当たりやすい場合は、エアコンのスイング機能を活用して風向きを調節してください。
加湿する
冷暖房ともにエアコンを長時間使用していると室内が乾燥します。特に夏を過ぎると空気が乾燥しやすくなるので、エアコンを使用する際は、加湿器を併用して湿度が低くなりすぎないようにしてくださいね。
ただ加湿器は、定期的にフィルター交換が必要だったり、電気代がかかったりとデメリットもあります。加湿器を使用しない場合は、以下のような方法で室内の乾燥を防ぎましょう。
● 湿らせたタオルをハンガーにかける
● 室内に洗濯物を干す
● お湯を張ったボウルやコップを置く
● お風呂にお湯を張って浴室のドアを開けておく
衣類と寝具は通気性のよいものをそろえよう

赤ちゃんはよく汗をかくので、通気性がよく蒸れにくい素材の肌着やベビー服を用意しましょう。フライスや天竺、ガーゼなどの素材がおすすめです。
赤ちゃんは基礎体温が高いため、敷布団のシーツは、綿のタオル素材やリネンにすると汗を吸ってくれ、快適に過ごせます。
掛布団は、昼寝時は綿の毛布やタオルケットがおすすめ。また、夜の就寝時は寒くないか心配かもしれませんが、特に1歳未満は、睡眠中の窒息事故を避けるため掛布団は使用しないようにしましょう。どうしても寒い場合はスリーパーを使うと安心です。
基本の出産準備品の用意も忘れずに!

赤ちゃんの出産準備品は、季節を問わず用意するものがたくさんあります。
基本的な出産準備品もなるべく早めに揃えて、赤ちゃんを迎える準備をしておけると安心ですね。
- 短肌着4~5枚
- コンビ肌着4~5枚
- ツーウェイオール3~4枚
- 紙おむつ1袋・おしりふき
- ベビー布団・シーツ・布団カバー・綿毛布やタオルケット
- 母乳パッド・授乳クッション
- 粉ミルク・哺乳瓶と乳首
- ベビーバス・ベビーソープ・沐浴布・ガーゼ・湯温計
- ベビー綿棒・ベビー用爪切り・スキンケア剤
- 哺乳瓶やおもちゃの消毒グッズ
困ったら出産準備品リストを活用しよう

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アイテム名をタップすると、選ぶ際の注意点や目安価格などをチェックできるので、ぜひ活用してくださいね。
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