お弁当は子供にとって、とても楽しみな時間。しかしお弁当作りに慣れていないママにとっては、ちょっとした悩みの種になることもありますよね。そこで今回は、簡単にできる年少・幼児向けのお弁当の作り方や、お弁当を詰めるときのポイントについてご紹介します。
年少・幼児向けお弁当を簡単に作るポイントは?
最初にごはんを詰める
隙間を埋めるおかずを用意しておく
レタスなどの葉物があれば彩りが豊かになりますが、子供が嫌がる場合には、ブロッコリーやアスパラ、スナップエンドウなど、彩りも考えて緑色の野菜を用意しておくのがおすすめです。
年少・幼児向けお弁当のおすすめレシピ!
それではここから、年少・幼児のお弁当におすすめのレシピをご紹介していきます。
カラフルおにぎり
材料
- 1一口サイズのおにぎりを4個作り、それぞれにゆかり・黒ごましお・桜でんぶ、わかめをまぶしたり混ぜ合わせたりする
- 2お好みでのりを3等分して1に巻く
わかめや桜でんぶでお化粧をすると、見た目も華やかなカラフルおにぎりの完成!記事上部のお弁当箱に詰めた写真のようにのりを巻けば、手におにぎりがくっつかず、さらに食べやすくなりますよ。
えび塩炒め
材料
- 1えびは背ワタを取り水気を拭いて塩・こしょうし、片栗粉をまぶす
- 2フライパンに油をひいて1を炒める
- 3鶏ガラスープの素をお湯で溶き、2にまわし入れ、汁気を飛ばす
えびを鶏ガラスープで炒めただけの簡単レシピ。ピンク色の見た目がお弁当を彩ります。ピックを刺せば、小さい子供でも口に運びやすいですね。
かぼちゃの茶巾
材料
- 1かぼちゃは皮をむいて適当な大きさにカットし、塩を振って耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで2分程加熱する
- 21をマッシュする
- 3レーズンをみじん切りにして2と混ぜ合わせる
- 43をラップで包み、キュッとひねって茶巾に絞る
自然の甘味がうれしいかぼちゃの茶巾は、箸休めにぴったり。かぼちゃの甘味が足りない場合は、メイプルシロップやはちみつをプラスしても。
塩きゅうり
材料
- 1きゅうりは乱切りにしてビニール袋に入れ、塩を振って揉み込み、全体になじませる
ポリポリの食感が楽しい、塩きゅうり。茶色くなりがちなお弁当を明るくしてくれますよ。ゴマ油をまわし入れて揉みこむと、ちょっと大人の風味に。
かぼちゃロールサンド
材料
- 1かぼちゃは適当な大きさにカットして、耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで2分ほど加熱し、マッシュする
- 21に牛乳と砂糖を加えて混ぜ合わせ、なめらかにする
- 3食パンにマヨネーズと2を塗り、クルクルと巻いて食べやすい大きさに切る
お月さまを包んだような、まあるい見た目のロールサンド。冷凍かぼちゃを使えば、火の通りが早く調理しやすいですよ。
ニコニコ卵焼き
材料
- 1卵を溶き、砂糖と顆粒だしを加えてよく混ぜ合わせる
- 2卵焼き器をよく熱して油をひき、溶き卵を流し込み、卵焼きを作る
- 32が焼きあがったら、熱いうちにラップに包み、キャンディ状にする
- 43の祖熱が取れたら好みの厚さにカットする
- 5のりをカットして顔のパーツを作り、4にのせる
むすっ、にっこり、おすまし、どの顔が好みですか?卵焼きを焼いて形を整え、のりで顔を作ったら、こんなに可愛いおかずができました。ピックでおめかしするのを忘れずに。
ハムチーズのミルフィーユ
材料
- 1ハムの上にスライスチーズを乗せ、4つに切る
- 2切ったハムとチーズを重ね、好きな形に型抜きし、ピックで固定する
チーズとハムが重なって、まるで流れ星のよう。抜き型さえあればササッとできてしまう、スピードメニューです。お弁当の隙間埋めにもぴったりですよ。
インゲンのカレー炒め
材料
- 1インゲンはサッと茹でて食べやすい大きさにカットする
- 2フライパンに油を熱して1を炒め、(A)で味付けをする
カレーの風味が食欲をそそる、インゲンのカレー炒め。カレー粉の風味で食が進みそうですね。おにぎりにもパンにも合う優秀レシピです。
年少・幼児向けお弁当を作るときの注意点は?
年少・幼児向けにお弁当を作るときは、その年齢を考えて、次のようなポイントを意識して作るといいでしょう。
食べやすいように一口サイズにする
園での生活に慣れないうちは、ご飯の時間でも子供は緊張します。子供が食べやすいように、手づかみできるおにぎりやサンドイッチ、ピックで刺したおかずなど 、スプーンやフォークを使わないで食べられるお弁当を用意しましょう。
時間内に食べ終えられる量にする
子供にとっては、ママと離れて食事をするのは大変なこと。「全部食べた!」と、子供が自信を持てるように、少し足りないくらいの量で作りましょう。お弁当で栄養が足りないと感じたら、家の食事やおやつで補ってあげてくださいね。
お弁当袋やランチョンマットを好みのものにする
お弁当袋やお弁当箱、ランチョンマットなどが子供の好きな柄だと、お弁当箱を開ける前からうれしくなりそう。
時間があるときに、ハンドメイドに挑戦してみるのもおすすめです。ミシンがあれば短時間で、手縫いなら少し時間はかかりますが、手作りすることができます。ママが手作りしてくれたぬくもりは、きっと心に残りますよ。
年少でも食べやすいお弁当を作ろう
年少にあたる3~4歳頃は、活動量が増えて発育が盛んになる時期です。ママとしては「まんべんなく何でも食べられるようになってほしい」と思うかもしれませんが、まずは子供の好きなものをメインに、食べることの楽しさを経験させてあげましょう。
必ずしも、毎回違うおかずにする必要はありません。ある程度ワンパターンの方が、子供にとっては安心できる場合もありますよ。肩肘張らず、子供が喜びそうなおかずを中心に、お弁当を作ってみてくださいね。