ジャーナリングで心を整える。妊娠中の不安を和らげる、私だけの「書く習慣」

妊娠中、涙もろくなったり不安を感じたりして心が不安定になるのは、体が赤ちゃんを守ろうと一生懸命に変化している証拠です。とはいえ、目まぐるしい心身の変化に戸惑うこともありますよね。

今回は、そんな心のモヤモヤをやさしく解き放ち、自分自身を労わる「ジャーナリング」をご紹介します。

ジャーナリングって何?

日記 ノート 鉛筆 ジャーナリング

ジャーナリングとは、頭に浮かんだことや感じていることを、ありのままに紙に書き出すセルフケアの手法です。欧米では、メンタルヘルスケアの一環として取り入れられている習慣です。

特別なルールはなく、準備するのもノートとペンだけ。心の中にある感情を言葉にして外へ逃がしてあげることで、自分を客観的に見つめるきっかけをつくります。

妊婦さんがジャーナリングを行うメリット

ノート 日記 ものを書く

心も体も大きな変化の連続である妊娠期間において、ジャーナリングには主に3つのメリットがあります。

1. 感情を客観視できる

最大のメリットは、自分の感情を「外側から眺められる」ようになることです。妊娠中はイライラしても「穏やかでいなきゃ…」など本音を隠しがちですが、紙の上ならどんな不満も吐き出してOK。言葉にして外に出すことで、「今はこう思っているんだ」と自分をやさしく受け入れられるようになります。

2. 「今」の自分を肯定できる

「疲れやすい」「思うように動けない」といった変化に対するもどかしさを書き出すことで、無理をしていた自分に気づき、「今は休んでもいい時期なのかも」など、自分を肯定できるきっかけが得られます。

3. 心身のリラックスにつながる

抱えている不安や、やりたいこと、気がかりなことをすべて紙に書き出すと、脳が「もう抱えこまなくていい」と感じやすくなり、張り詰めていた緊張がふっと緩むことがあります。脳のキャパシティに余白が生まれることで、神経の高ぶりが鎮まって、質の良い休息や深い安心感につながります。

ジャーナリングを実践してみよう!

ノート 日記 お茶
準備するものは、お気に入りのノートとペンだけです。体調の良い時に、まずは5分ほど時間をとってみましょう。

5分間、手を止めずにひたすら書く

文法や誤字脱字、内容の良し悪しは一切気にせず、5分間ペンを動かし続けましょう。何も浮かばない時は「何も浮かばない」と書いてもOK! ノンストップで書き続けることで、心の奥にある本音が顔を出すことがあります。(体調が優れないときは1行だけでもOKです。)

今の気持ちをそのまま書き出す

「お腹が重くてしんどい」「先のことが不安…」など、等身大の気持ちを書き出します。ノートは「誰にも見せない」と決めて、心のフィルターを外しましょう。どんなにネガティブなことでも気にせず、どんどん書いてくださいね。

少しだけ赤ちゃんを意識してみても◎

自分の気持ちを書き出したあと、もし余裕があれば少しだけ、お腹の赤ちゃんの様子や感じたことを書き留めてみるのもよいでしょう。「今日はよく動いているな」「一緒に甘いものを食べたね」といった一言が、あなたと赤ちゃんの「今」をつなぐ記録になります。

「書く習慣」で心のデトックスを!

心身の変化に戸惑うのは、あなたが日々命と向き合っているからこそ。ノートに今の不安を預けて自分を労わる習慣は、知っているだけでも心のお守りになりますよ。

ぜひ今日から、気軽な気持ちで試してみてくださいね。

※書いていて気持ちがつらくなる場合は、無理に続けず休んでください。強い不安が続くときは、医師や助産師さんに相談することも大切です。

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