妊婦健診で赤ちゃんの性別がわかり一喜一憂する妊婦さんもいると思います。ただ、妊娠中の性別判定は100%確実とは言い切れず、途中で性別判定が変わるケースも少なくありません。
今回は、赤ちゃんの性別判定が変わることもあるのか、実際に変わった人がどれくらいいるのかをエピソードも交えてご紹介します。
赤ちゃんの性別はいつ分かる?判定方法は?
赤ちゃんの性別はいつ分かる?
赤ちゃんの性別が分かるようになるのは、妊娠16週頃からが目安です(※1)。
早いと妊娠16週以前に分かることもありますが、一般的には妊娠18~20週が最も多く、21週を過ぎるとより見分けがつきやすくなります。
赤ちゃんの性別はどうやって判定する?
赤ちゃんの性別は、一般的に外性器で判定されます。妊婦健診のエコー検査で、赤ちゃんに男性器がついていれば男の子、ついていなければ女の子と判定します。
エコー検査ではっきり見えることもありますが、赤ちゃんが背中やお尻を向けていたり、足を閉じていたり、手など他の体の部分がかぶさっていたりすると判定できないこともあります。
また、エコー検査で赤ちゃんの体に子宮が見えた場合は「女の子」と判定されることも。子宮はおなか周辺に黒い丸として見えますが、男の子の場合は膀胱の一つだけ、女の子の場合は膀胱と子宮と2つ見えます。
赤ちゃんの性別判定が変わることもある?
本来、赤ちゃんの性別は受精した瞬間に決まっています。そのため妊娠の過程で赤ちゃんの性別自体が変わることはありません。
ただ性別判定は変わることもあります。赤ちゃんの外性器が見えない状態が続き「女の子」と言われたものの、その後の妊婦健診で外性器が確認できて「男の子」に変わることも。
また、外性器が確認できたと思ったら実は体の別の部位が重なって見えていたもので、「男の子」から「女の子」に変わるケースもあるようです。
性別判定が変わった人はどれくらい?
それでは、実際に性別判定が変わった人はどれくらいいるのでしょうか。ninaruシリーズユーザーの先輩ママに調査してみました(※)。
「赤ちゃんの性別判定が変わったことがある」と回答した先輩ママは3.7%でした。決して多くはないものの、「性別判定が変わった」というケースは実際にあるようです。
性別判定が変わった先輩ママの体験談
性別判定が途中で変わった先輩ママは、いつ頃どのようにわかったのでしょうか。判定が変わったときの率直な感想も含めて聞いてみました。
最初は男の子と言われたけど…
おがぴさん
初めて性別が分かったのは妊娠5ヶ月の健診のとき。先生に「お股に何か見えるでしょ、今日は男の子だね」と言われ、パパに報告。
どんな男の子が生まれてくるかなぁと楽しみにしながら次の健診へ。すると先生から「お股に何にもないね、今日は女の子。明日も女の子。」と言われました。
性別が変わった驚きと「今日は」という言い方から「明日も」に変わったことに、性別が確定したことを実感してうれしくなりました。
妊娠8ヶ月目、女の子から男の子に
匿名さん
妊娠8ヶ月目の健診で女の子から男の子に変わりました。第一子は女の子希望だったことと、男の子の母親としてやっていけるのかという不安があったことから、多少の動揺はありました。
でも不思議なことに、お腹の中の赤ちゃんのイメージ像はずっと男の子だったので、すぐに受け入れることができました。
生まれてきたのが男の子でびっくり!
りんりんママ
妊娠24週の健診で助産師さんに「女の子」と言われ、肌着などの準備を始めました。パパの誕生日もその頃だったのでジェンダーリビールケーキを作って性別発表もしたのですが、生まれてきたのは男の子ですごくびっくり。
姿を見た瞬間に生まれた感動も吹き飛ぶくらい驚きましたが、無事に私たちのもとに来てくれて幸せです。今では笑い話になっています。
赤ちゃんの性別が変わった瞬間、先輩ママたちは多少動揺しつつも、わが子の性別を受け入れているようでした。
赤ちゃんの性別は、生まれるまで楽しみに待とう
エコーの精度が高くなり赤ちゃんの性別は高確率で正確に判明することが多いですが、赤ちゃんの姿勢や向きによっては判定後に変わることもあります。
性別が分かったあとでも変わりうることを心に留めて、健やかな成長を見守りながら赤ちゃんに会える日を楽しみに待ちたいですね。
※アンケート概要
実施期間:2021年11月21日~24日
調査対象:「ninaru baby」ユーザー
有効回答数:348
収集方法:webアンケート