● 必要数:1個
日々の体調管理、登園時、予防接種時と、赤ちゃんの体温を測定する機会は意外と多いもの。しかし大人用の体温計だと検温時間が長く、じっとしていられない赤ちゃんの体温を測るのはなかなか難しいですよね。そこで今回はベビー体温計の選び方と、測りやすくて高性能なおすすめ商品をご紹介します。
ベビー体温計は必要?
赤ちゃんの平熱を知る意味でも欠かせないベビー体温計。しかし赤ちゃん専用の体温計を購入するべきなのか、迷ってしまいますよね。
ベビー体温計は、「検温時間が短い」というメリットがあります。保育園で毎朝検温する必要があり手早く済ませたい場合や、嫌がったり動いたりしてなかなか検温できない場合は、ベビー体温計は強い味方です。
すぐに測れるから便利!
赤ちゃんはどうしてもジタバタするのですが、赤ちゃん用の体温計なら一瞬で測れるのでストレスフリー!いつも助かっています。
Hママさん
ベビー体温計はどれを選べば間違いない?
電子体温計(実測・予測式)
早さより正確さにこだわりたい方におすすめなのが、電子体温計です。赤ちゃんのわきの下に、挟んで測定するタイプの体温計。先端にあるセンサーでとらえた温度をデジタル表示します。
● 実測式体温計
これ以上は上がらない温度(平衡温)になるまで測ることができます。
● 予測式体温計
平衡温の予測値を短時間で表示できます。赤ちゃん用には、測定時間が短く済む予測式が便利ですよ。
最近発売されている電子体温計は、測りはじめは予測式で短時間で体温を表示し、その後測定を続けると実測式に切り替わるタイプのものがほとんどです。
赤外線式体温計(耳・おでこなど)
測る間じっとできない赤ちゃんのための救世主となるのが、赤外線式体温計。赤ちゃんの皮膚の上にかざして測るタイプの体温計です。
体や皮膚表面から放射される赤外線熱量を、センサーで測定することで体温が測れます。わずか数秒で測定できることが特徴ですが、電子体温計に比べて測定値に誤差が生じやすいので、その点だけ注意してくださいね。
ベビー体温計を使うときの注意点は?
赤ちゃんの体温を計測するときは、以下の点に気をつけましょう。
わきに挟むタイプの体温計
わきに汗をかいていたら、ガーゼなどでよく拭き取ってから検温しましょう。赤ちゃんが腕を動かさないよう軽く押さえ、わきを体に密着させて測ってください。
おでこで測るタイプの体温計
測定する面(プローブ)を、赤ちゃんの頭に垂直にぴったりと当てるのがコツです。赤ちゃんの真正面からではなく、視界に入らないように上からそっと当てると、検温しやすいですよ。
耳で測るタイプの体温計
耳式の体温計は、鼓膜周辺で体温を測ります。体温計はできるだけしっかり耳の中に入れるのがポイントです。体温計の先が鼓膜に向いていないと、正しい計測ができません。1秒で測れますが、誤差が生じることもあるので、普段から使い慣れておくことが大切です。
非接触式の体温計
非接触式の体温計は、体深部の温度により近い舌下温度を表示しています。わきに挟むタイプの体温計よりも高く測定される傾向があることを理解しておきましょう。より正確に検温したいシーンでは、わきで測るタイプの体温計と併用すると良いでしょう。
1本は持っておきたい!わきで測るタイプ
1. テルモ 電子体温計 ET-C231P
出典: www.e-terumo.jpテルモの電子体温計は、平均して約20秒で正確な体温測定ができます。本体と収納ケースを水洗いできるので、清潔に保管できるのも安心です。
赤ちゃんから大人まで、家族みんなで使える点も◎。
- 税込価格
- 1,771円〜
2. オムロン ヘルスケア 電子体温計 けんおんくん MC-682
出典: store.healthcare.omron.co.jpオムロンの「けんおんくん」は、検温部に使用された柔らかいゴムが人気の秘密。わきに反って検温部が曲がるので、赤ちゃんが動いてしまってもずれることなく計測を続けることができますよ。
バックライトつきで、暗い室内で検温しやすいのも便利ですね。
- 税込価格
- 2,981円
3. オムロン 電子体温計 MC-688
赤ちゃんはもちろん、家族全員が使いやすいタイプのオムロンの体温計です。フラットな感温部で、体温を確実にキャッチ。
検温が終了すると、音とモニターの上が光ることでわかりやすく知らせてくれる点も助かります。
- 税込価格
- 1,980円
4. ピジョン チビオンフィット
赤ちゃんに無理な姿勢を取らせなくても検温できる、ピジョンの「チビオンフィット」。ママやパパが持ちやすくて扱いやすい形状と、赤ちゃんのわきにぴったりフィットするデザインが人気です。
大きな液晶画面と小数点以下2桁までを表示してくれるので、微細な体温変化も確認しやすいのもポイント。
- 税込価格
- 2,380円
あっという間に完了!耳で測るタイプ
5. コンビ ベビーレーベル 耳式たいおん計
こちらは耳で測るタイプの体温計。赤ちゃんの耳に挿入して、1秒待てば検温完了です。耳に差し込む部分が赤ちゃんの小さな耳にフィットする大きさで作られているので、スムーズな測定が可能。
カーブになった形状で持ちやすいところも優秀です。
- 税込価格
- 3,988円
じっとできない子には非接触タイプが◎
6. ドリテック 非接触体温計 TO-406
出典: dretec.co.jpこちらは、ドリテックの非接触式体温計。LEDライトで測定位置を照らしてくれるため、測定の位置が瞬時にわかります。
赤ちゃんに触れる必要がないため、寝ていても起こすことなくスムーズに対応できますよ。
- 税込価格
- 4,082円
7. エー・アンド・デイ 非接触体温計 でこピッと
出典: www.aandd.co.jp計測・医療機器分野のトップメーカー、エー・アンド・デイの非接触体温計「でこピッと」。おでこで素早く検温できるのが便利です。肌に直接触れないため衛生的で、感染防止にも◎。
自立するタイプなので、ベッドサイドに置きやすい点も機能的です。
- 税込価格
- 2,928円〜
赤ちゃんの体温は平均どのくらいなの?
生後1歳頃までの赤ちゃんの平熱は、36.5~37.5度くらいで、大人に比べて高いのが特徴です。37.5度を超えると「発熱した」といえますが、平熱には個人差があります。
赤ちゃんの健康を管理するには平熱を知ることが大切です。そのためには、起床時、午前、午後、夜と、1日4回体温を測って、時間ごとの平熱として記録しておくと良いでしょう。これを数日繰り返すことで、赤ちゃんのだいたいの平熱がわかります。ただし、授乳後や食後、寝起きは体温が上がるので、避けて検温してくださいね。
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