赤ちゃんがお腹の中にいるときにしか撮れないマタニティフォト。
スタジオなどでプロに撮影してもらうことが一般的でしたが、最近はスマホのカメラで撮影する人も増えてきています。
そこで今回は、インスタグラムで見つけたおしゃれなセルフマタニティフォトの構図をご紹介します!簡単に真似できるものばかりなので、ぜひ自宅で試してみてくださいね。
マタニティフォトとは?
マタニティフォトとは、妊婦さんの大きくなったお腹の様子を収めた写真です。
ただお腹を写すのではなく、お腹にペイントを施したり、パパと一緒に写ったり、生まれてくる赤ちゃんのために用意したベビー用品と撮影することもあります。
妊娠している期間しか撮影できないので、いい記念になりますよ。
マタニティフォト、いつ撮るのがおすすめ?
マタニティフォトの撮影時期は安定期に入り、お腹が目立つようになってからがいいでしょう。
しかし、出産予定日が間近に迫ったタイミングだと動きにくくなったり、急遽のトラブルに対応できないことも。そのため、7〜9ヶ月頃がおすすめです。
とはいえ後期つわりなどもあるので、自分の体調と相談して撮影日を決めましょう。
また、冷えは妊婦さんの天敵。もし寒い季節にお腹を出して撮影する場合は、暖かい部屋で撮影してくださいね。
マタニティフォト定番の構図編
さて、ここからはインスタグラムで見つけたおしゃれなマタニティセルフフォトをご紹介していきます。
まずは定番の構図からピックアップしました。
ドライフラワーのブーケでシンプル&シックに!
大きくなったお腹を真横から撮影した一枚。お腹の大きさがわかりやすい構図です。
落ち着いた色味のドライフラワーを使うことで、写真全体がシックにまとまります。
撮影のポイント!
このブーケは結婚式の前撮りのために、花屋の父が作ってくれたもの。お気に入りのブーケが綺麗に写るように角度を調整しました。
secret.weddingさん
エコー写真と一緒に!
赤ちゃんの成長がわかるエコー写真と一緒に撮影するパターン。お腹の中の赤ちゃんは今こんな大きさなんだ、と想像できるのがおもしろいですね。
枚数や料金を気にせず撮影できるのもセルフ撮影のメリットなので、エコー写真をもらうたびにマタニティフォトを撮影するのもおすすめです。
撮影のポイント!
自然光がなるべく入る場所を探し、ベッドなどを動かしてスペースを作りました。パパに撮ってもらったのですが、撮りたい写真の雰囲気がうまく伝わらず、思うような構図にするのになかなか苦労しました。
nahoaho0505さん
お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に!
お腹の赤ちゃんに上の子がいるときには、絶対に残しておきたい一枚。
あとで見返したときに、お腹の子だけでなく上の子の記録にもなるので、思い出話に花が咲くことでしょう。
撮影のポイント!
1歳の娘と一緒なので、とにかく時間をかけないように。前もってどんな写真を撮りたいかイメージして、連写しました。娘に「赤ちゃんいるよー。楽しみだねー」とたくさん話しかけながら、5分ほどで撮影し終えました。
utaconoouchiさん
セルフ撮影ならではの構図編
マタニティフォトをセルフ撮影するメリットは、時間やお金を気にせず自分の好きな構図で何枚も撮影できること。
だから失敗を繰り返す可能性があったり、休み休みの撮影が必要そうなカットはセルフでの撮影向きです。個性的な写真が撮りたい人は、ぜひ参考にしてください。
小物使いが◎!
大きなお腹を丘に見立てた作品。小物使いと主張しすぎないペイントがお見事です。
写真館でこの一枚のために撮影料を払うのは勇気がいりますが、セルフフォトなら気にせず挑戦できますね。
撮影のポイント!
体重管理がなかなか難しく、増えていく体重と大きくなっていくお腹がよく分かるように撮りました。
poko3304gさん
パパのお腹も一緒に!
ママの妊娠中のお腹とパパのビール腹を対比させた一枚。シャレが利いています。
写真館などでお腹を出すのに抵抗があるパパでも、家の中での撮影なら協力してくれるかも。
撮影のポイント!
34週でお腹が重たく、写真を撮ること自体に苦戦しました。妊娠前のジーンズを履いて夫と2人、頑張ってタイマーで撮影。背景を白で統一してシンプルに見せるため、ベッドに乗り、白い壁をバックに撮影しました。
b_baby_ydiaryさん
紙吹雪で幻想的な雰囲気を演出!
写真館なら上手に撮れるまで気が気ではなさそうな構図の写真。家なら休み休み撮影できたり、疲れたら別日にしたりと融通が利くのでこんなカットにも挑戦できます。
スマホならその場で自分好みの雰囲気に加工できるのも嬉しいですね。
撮影のポイント!
片付けが大変なせいか、パパが最初乗り気じゃなかったのでそこが大変でした(笑)。紙吹雪を投げるタイミングなど何度も撮り直しましたが、それも楽しかったです。
wachaaaaan_29さん
セルフならではのアングル!
ママの目線という、セルフ撮影じゃないと撮るのが難しいアングルでの一枚。妊娠中のママ以外は体験できないアングルなので、パパに見せてあげると妊婦さんの普段の生活の苦労が伝わるかもしれません。
文字入れ加工が簡単にできるのもセルフ撮影ならではです。
撮影のポイント!
足先で綺麗な「V」の形を作るための調節が大変でした。お腹の突き出し方など、納得がいくまで何パターンも撮りました。
fy202044さん
番外編:ビフォーアフターでひとつの作品に
産前と産後、同じアングルで撮影した写真を組み合わせた作品。ビフォーの写真で大きな面積を占めていたお腹が消え、代わりにその中にいた赤ちゃんの体がお目見え。
同じアングルで時系列が進んでいく写真は、並べてみたり、パラパラ漫画のように見せたりするのもおもしろいですよね。
撮影のポイント!
妊娠中の写真とリンクするように背景やアングルなど似せるのが手間取りました。アフターの写真は新生児期の時に撮影したのでじっと寝てくれることが多く、そんなに大変ではなかったです。
chiroonさん
マタニティフォトが撮れるのは妊娠中だけ
マタニティフォトは妊娠中の限られた期間だけしか撮ることができない、とても思い出に残る写真になります。
赤ちゃんが入っている大きいお腹はもちろんですが、自分自身の表情も妊婦の時期ならではのものになります。
撮影する際には、体調を最優先に無理のない範囲で楽しんでくださいね。