「ピタゴラスイッチ」のようなからくり装置を作れる人気のおもちゃといえば、「クーゲルバーン」や「スカリーノ」を連想する人も多いかもしれません。
それらと少し似ているおもちゃに「キュボロ」というものがあります。ビー玉がきちんと転がるようにコースを組み立てるのがなかなか難しいですが、はまるとクセになる楽しさですよ。
今回は、キュボロの特徴とおすすめ商品をご紹介します。
キュボロってどんなおもちゃ?特徴は?

キュボロはスイスのキュボロ社が製造しています。溝や穴が彫られた5cm角の立方体パーツを組み合わせて、上から落としたビー玉が下まで転がり落ちる道を作って遊ぶおもちゃです。
パーツに使われているのは、スイスの天然ブナ材。精密に加工され、その品質の高さから大人にも愛好者が多いことで知られています。
とにかく頭を使う
キュボロのブロックは、ビー玉が転がる溝が掘られているものと、ビー玉を下に落とすために穴が開いているものの、大きく2種類にわけられます。
溝が掘られているブロックには、基本的に傾斜がついていません。定期的に穴が開いているブロックを置いてビー玉を下に落とさないとスピードが出ず、途中で止まってしまうことも。
ビー玉が転がる道を作るだけでなく、スピードをいかに維持するかや、どこでビー玉を落とすかなど、考えるべきポイントが多いのが他のおもちゃにはない特徴のひとつです。
空間認識能力が身に付く
穴の空いたブロックを組み合わせると、表からは見えない道を作ることができます。立方体のなかをビー玉がどう動くのか予想して道を作る必要があり、空間認識能力や集中力、論理的思考力が自然と身に付くのも特徴です。
自分の作った道を通ってゴールの穴からビー玉が出てきたときには、大きな達成感を得られるはずですよ。
なお、ビー玉は誤飲のおそれがあるため、子どもが口に入れないように十分に注意してくださいね。対象年齢はあくまでも目安なので、遊ぶときは大人が近くで見守るようにしましょう。
Cuboro(キュボロ)の入門編!
1. キュボロ ジュニア

キュボロの入門セットとしておすすめの、「キュボロジュニア」。基本の5cmサイズのパーツに加えて、2倍、4倍の長いレール、不思議な形のパーツなど全40ピース入りです。
まだ玉を転がす道を作るのが難しい子は、積み木遊びから始めてみるのもいいかもしれませんね。
- 税込価格
- 52,800円
- 対象年齢
- 3歳~
Cuboro(キュボロ)の基本セット!
2. キュボロ スタンダード32

先にご紹介した「ジュニア」と並んで基本セットとしておすすめなのが、こちらの「スタンダード32」です。まずは、付属の説明書を見ながら塔を組み立ててみると、キュボロの基本構造を掴めますよ。
慣れてきたら、他のセットと組み合わせてステップアップしていきましょう。
- 税込価格
- 50,600円
- 対象年齢
- 4歳~
Cuboro(キュボロ)の追加セット!
3. キュボロ トンネル

その名の通り、ビー玉がブロックの中を通りぬけるコースを作れるセット。11種16個のパーツで、トンネル内の水平方向転換や十字交差もできます。
上面だけでなく底面にも溝のあるブロックも含むため、さまざまな角度で組み合わせてコース作りを楽しんでみてくださいね。
- 税込価格
- 38,500円
- 対象年齢
- 4歳〜
4. キュボロ デュオ

「デュオ」には、基本セットには入っていない「2列走行パーツ」が入っています。2個のビー玉を同時に転がして競争させるのも◎。
コースを考えるのが少し複雑になるので、基本セットで慣れてきてから追加するのがおすすめですよ。
- 税込価格
- 38,500円
- 対象年齢
- 4歳~
キュボロで楽しく脳トレをしよう
作った道にビー玉を転がすというシンプルな遊びでありながら、子どもから大人まで思わず夢中になるキュボロ。穴の方向を想像する力やビー玉の動きを予想する力が必要なので、遊びを通して柔軟な思考を育てましょう。
前述の通り、遊ぶときは子どもがビー玉を誤飲しないように十分に注意してください。
下記には、キュボロと同じように「玉の道」のおもちゃとして知られる、クーゲルバーンやスカリーノを紹介しています。それぞれ少しずつ異なるため、特徴を見て子どもが楽しく遊べそうなおもちゃを選んであげてくださいね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。